なぜ富裕層は「S&P500 オルカン」を買わないのか

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日米共々、株式市場は大盛況。

良いことですね~。私は関係ありませんが。

でも巷では「そろそろ危ない」とか「富裕層はS&P500、オルカンは買わない」とか、そんな論調が増えていますね。

いつも注目しているユーチューブチャンネルでもそんな話題がありました。なぜこの主である「税理士スガワラ君」のはブログで紹介するかと言うと、彼は「熱くなるタイプではない」「市場と距離を常に持って観察している」「偏った考え方がない」から。

この世界って、知らず知らず「自分に都合の良い情報発信者」を探して、その人の主張を信じ込もうとする傾向が「誰にでもある」から、彼の話は良いと思うわけです。

ただ彼の言う事、彼が紹介する書籍の内容が「正しいのか」というと、そういう見方をしてはならないのであって、「話の中に散らばっている【大事なこと】に気がつくかどうか」が重要だと思っています。

本当にアメリカ、ドルが衰退するのかは私にはわからないし、そして「今はバブルでそろそろ危ないぞ」というのも私には全くわからない。

でも自分が考える「近未来の姿」は当然あって、それは何度も書いているように「ドルの下落」「株式市場のバブル崩壊」を【警戒するべき】とは思っています。

「こんなに調子が良いのに?」と思う方も多いかもしれないけれど、「バブルが弾ける時はいつも同じパターン」なのは歴史を遡って調べている人ならすぐにわかること。「バイイング・クライマックス」という言葉を調べてみればいろいろわかるんじゃないですかね。これは「不況のどん底も同じ」で、多くの人が【もう駄目だ。地獄まで連れて行かれる】と恐怖に慄いて「セリング・クライマックス」というのが起きる。

私は10台後半から株式投資を始めましたし、今まで50年以上の「株式市場の動き」と「それを作る参加者の心の動き」「そして経済の動き」を見てきましたので、「歴史は繰り返される」としか思わない。

でもそれが「必ず起きるのか?」「いつ起きるのか?」は神様以外にはわからないという考え方を持っています。そりゃいろいろ「予想する」のは勝手ですが、「当たった人だけ」が後に「ほらね、言ったとおりでしょ」というだけのことで、【私も当てられるようになりたい】なんて思っても無理。

だから「相場の流れに乗るしか無い」というのが私の基本中の基本になったわけです。これは大きや山や谷、小さな山や谷を嫌ってほど繰り返せば「誰でもそうなるのが当たり前」だと思うし、いつまでも「当たった、外れた」と繰り返す人は「いつか退場することになる」のがこの世界の基本。

「私はバカで何もわからない。どうしようもない」なんて考えるタイプのほうがこの世界ではうまくいくと思うくらいで、そういう考え方を持つことによってやっと「ああしろこうしろといつも自分に命令する、欲望と不安の塊である深層心理のコントロールから逃れることができる」のね。

どうせどれほど悩もうが勉強しようが「自分にはわからない」と決めつけてしまうのは良いことだと私は思っています。

でもそれで「思考停止に陥る」と最悪で、「何もわからない自分はどうすればよいのか」を【常に考えることが重要】と思っています。そして初めて「気付き」が自分に降りてくるのだろうと思う。

「無我の境地」って何よりも重要だと思っています。でもそれは「思考停止とは違う」のね。

ただ「アメリカの覇権は終わる」ことに関しては、多くの人がいう「覇権国の変遷。サイクル理論」があてはまるかどうかはちょっと疑問で、覇権国が入れ替わるときには「台頭する次の覇権国候補が存在する」と思うのね。

では今はどうかと言うと「次の覇権国になるであろう候補が見えない」と私は思っています。

そりゃ中国でしょうというのでしょうが、私は中国が「次の覇権国候補には見えない」のですよ。

それはBRICSをまとめて「多極化」というのも同じで、「彼らに覇権は取れない」という見方をしています。ただし、アメリカの世界に占めるGDP比率は落ちているし、BRICSのそれは伸び続けている。でもそれは「経済の大きさの比較」であって、「覇権を取る能力の比較ではない」ということ。

言葉は悪いですが「不安定極まりない雑魚が集まってもそれは雑魚の固まりでしか無い」と見ています。そして「政治体制の違い」を決して無視してはダメで、彼らはアメリカ以上に大きな爆弾を内部に抱えているのと同じだと思っています。

でも「経済力の大きさは無視できない」のは当たり前で、彼らはそれを元に揺さぶりをかけてくるにしても「覇権国になるだけの実力はない」と見ています。

でも彼らは覇権を取ろうと動き出す。いやすでに動いているわけで、これが近未来どういうことになるかというと、私は「アメリカが白旗を掲げることはない」と思っていて、詰まる所は「あってはならないアレに至る」んじゃなかろうかと。

これもまた「世界の歴史」を見るとそれは何度も起きているわけで、自民党の総裁みたいに「はい、次は高市氏ですか。どうぞ。総裁の席を譲ります」とすんなり行くことはない。

でもま、そんな考え方も「年寄りの妄想」でしかないし、そうなると思ったからと言って、その妄想を元にして今後の行動を決めることもしない。

「全ては神の御心のままに。私はそれに着いていきます」ということでしかない。

最後に久しぶりに「石原順氏」の動画を上げておきます。

彼はそれなりの多くのファンがいますし、様々な企業とタイアップして情報提供していますし、「皆が望む情報を出す」ことをしていますが、それとは別に「彼自身はどう相場と向き合っているのか」を聞き逃すとうまくないし、それを理解しないと私達にとっての「彼の価値はない」かもしれない。

多くの人は彼の99%の基礎的な話に注目すると思いますが、ポイントはそこじゃないと私は思っています。是非、このブログの読者の方々には彼の1%の大事なポイントを聞き逃さないようにしてほしいです。でもそれに関して私に聞かないでください。いつも書いていることなんですから。

 
 
 

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