納豆はタンパク質や食物繊維が多く非常に健康に良い。納豆菌も素晴らしく、腸内での乳酸菌などの善玉菌を補助する頼もしい存在なのもわかった。
実際にヨーグルトや他の乳酸菌の培養も良いけれど、食事に「納豆をプラスするともっと良くなる」のが体感できるんですよ。私はそれに「FOS(オリゴ糖)やイヌリン」をプレバイオティクスとして足す(腸内善玉菌のエサ)のですが、腸の調子は非常に良い。
日本では納豆を手に入れるのは簡単で価格も安く、わざわざ家で自作する必要もないと思いますが、マレーシアでも、まぁ、どこでも買えるにしても輸入の冷凍品だし、納豆が良いからと家族で多めに摂ろうとするとそれなりに家計の支出は増える。それは乳酸菌やビフィズス菌が良いからと、それも家族でしっかり摂ろうなんて考え出すと、支出はどんどん増えるわけで、「出費を抑えるために外食せずに家で食べる」のと同じ様に、納豆も乳酸菌も自作できるならやったら良いと思う。
自作をすると「大豆は激安」だし、「美味しい」し、「簡単に作れる」し、それをやらない手はないと思うんですけどね~。
私は冷凍で売っている輸入品の納豆を不味いと思ったことはないのだけれど、自作で作る納豆はもっと美味しいと思うし、作り方を研究すると「好みに合わせることも可能」なのね。
私は「ひきわり納豆」が好きだし、そうじゃなければ「小粒納豆」が良くて、以前にも納豆の自作をしたけれど、「小粒の大豆」を入手するのが難しくて、普通に買う大豆は「大きすぎてどうも美味しくない」と思っていたんですよ。
だから本音としては「自作をしてもなぁ・・・」と思っていた。
かといって「ひきわり納豆」って、納豆を刻むのではなくて、「大豆を刻む」のね。で、そんなことは不可能だし、まぁ、納豆の粒が大きすぎれば刻めば良いかと思っていたわけ。
ところが私がマレーシアで買う大豆は「カナダ産のオーガニック大豆」で、そんなに大きくないし、「大豆は蒸す」のだけれど(煮るのもOK)、ちょっと時間を掛けて蒸すと柔らか目になって「大きすぎる」という感じもない。蒸すのは「圧力鍋」でやっていますが、30~40分加圧して自然減圧させてから使う。圧力鍋じゃないと2時間ぐらいだろうか。このへんはネットで調べればすぐにわかる。
500グラムでRM5.84、約205円で、この価格は「冷凍輸入納豆3個入り1パック」より安い。これで1キロ以上の納豆ができるから激安なんてもんじゃない。またshopeeではもっと安い大豆も売っている。
また納豆菌を混ぜて培養する時に、「温度と時間」で好みの調節が可能なのもわかってきた。
培養温度を調節(40度プラマイ2度)にしたり、24時間の培養時間をプラマイ数時間変えると出来上がりの調整もできるようになった。
その私好みの納豆が一般受けするかどうかは全く別の話だけれど、自分で調節できるのが良いと思う。
納豆菌は「日本から評判が良い菌を取り寄せた」けれど、もちろん、マレーシアで売っている冷凍の納豆を10粒程度お湯で混ぜてから蒸した(煮た)大豆に散布し混ぜれば全く問題なく培養できる。また一度培養して作った納豆を使って、次の培養をすることも可能。
また大豆を蒸した後、「蒸し大豆」として使えるのも良いと思った。潰して濾せば「豆乳+オカラ」になるし、豆腐も作ろうと思えば作れる。(それに関しては実験中でそのうち書くつもり)
私と息子は「炭水化物」を減らしていて、つまり「白米をしっかり食べる」ことは減っているのだけれど、そのかわりに「納豆を増やす」「蒸し大豆を増やす」事ができて良いと思う。
私の友人で「白米をやめて煮大豆を主食にした」のがいて、「体の調子が非常に良い」というので私も真似しようと思ったのだけれど、【大豆の食べ過ぎは問題がある】との専門家の記述を読んで、大豆を主食にしようというのは断念したけれど、納豆って「冷奴」「味噌汁」「蕎麦やうどん」「納豆パスタ」にも使えて、抜群に美味しいし出番はかなり多いし、【1日100グラム(50g入2パック)】程度なら問題ないらしいので、かなり頻繁に食べています。
納豆を作ってからすぐに食べるのではなくて、1~2日は冷蔵庫で寝かしてから食べるのですが(アンモニア臭があってもその臭さは飛ぶ。またアンモニア臭が出るくらいに作るのが美味しいと思う)、今は5~6日に一度のペースで作っています。一度に作るのは600グラム(大豆で250グラム程度)ぐらいかな。かなりの量です。本当は10日に一度か2週間に一度ぐらいにしたいのですが、それだと作る量が多すぎて、圧力鍋の蒸し器から溢れてしまうので、どうしようか思案中。
問題なく大量に作れるようになったら「冷凍しておく」のも良いと思う。
こんな「納豆の自作」も【腸内フローラを良くしたい】ことから始まりましたが、基本の「ちゃんとした乳酸菌、ビフィズス菌」を大量に摂る。エサとしての「FOS(フラクトオリゴ糖)、イヌリン」を摂る。そして「水溶性食物繊維」を効率的に摂る。それに「納豆」も加えると、市販のものでも可能なんだけれど、家族全員で十分に摂ろうとすると毎月の出費って結構増えてしまうのね。5万10万はすぐにいってしまう。
健康であるためのそのぐらいの経費は良いと考える人も多いだろうけれど、私はそれは無駄とは思わないけれど、【それで確実に健康になるというい確証はない】し、他のものや孫たちに使うほうがよっぽど良いと思う。
だからやっぱり「自作」って良いと思うし、それは「(マレーシアでは売っていない)かいわれ大根の栽培」も同じで、「自作を義務」として考えるとすぐに嫌になるけれど、「自作は趣味」まで持っていけると「かなりの節約になる」し、面白いし、食生活も多彩で美味しくなるし、そして「健康にも良い」となる。
若い人は「健康なのが当たり前」だけれど、段々と歳を取ってくると「こんなはずじゃ・・」と思うように誰でもなるし、特に「胃腸に問題がある」場合は真剣に考えてみるのは良いと思う。
「自作の納豆+自作のかいわれ大根」なんて最高に美味しくて幸せを感じています。(笑)
チョ~~~おすすめ。