ヒューマノイド型ロボットの進化の【今は?】 & 私が考えるそのAIロボットの使い方

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私が次世代のブームはヒューマノイド型のロボットだと考えているのはいつも書いていることですが、この分野の進化が物凄い様子。

トップを走っているのはソフトもハードもアメリカですが、そのすぐ真後ろに着いているのが中国で、日本は完全な番外。関係無し。

どんな状況になっているかの最新情報のまとめ。

進化のスピードが驚異的とのこと。

楽しみですねぇ。

でもやっぱり「日本勢」がどうなるのか心配で、次世代ロボットは全ての産業界、家庭にも入ってくるはずで、近代の世界を牽引した「自動車産業」のように特大の市場があるはず。だからそこで「売るものがない」としたら、日本にトヨタも日産もホンダもスズキもないのと同じ事となる。

でも開発費が半端じゃなくて、競争も半端じゃない。政府がバックアップするにしても「焼け石に水状態」では意味がないし、【開発ではないところでの勝負が重要】だと思うんですよ。

日本は昔から「民生化がうまい国」で、発明や開発は欧米でも「製品として市場を席巻したのは日本企業」みたいなことが多かったし、やっぱりその線で行くしか無いのだろうと思う。でもアメリカも中国も昔とは全く違うし、日本企業が入り込める隙間があるのかは疑問。ただ「日本市場向け」には「日本企業がカスタマイズしたものが売れる」という程度かもしれない。

開発に挑むのも大事だと思うのだけれど、それはEV=電気自動車を見てみれば、それこそ何百社という企業がEV業界に参入し、どんどん淘汰されてテスラなりBYDが残っているわけで、テスラもBYDも凄い売り上げだけれど、「EV業界全体の投資額、売り上げ、利益」を考えると、テスラもBYDも「運が良かった」みたいなもんで、日本の企業がヒューマノイド型のロボットの開発に参入しても30社のうち、生き残るのは一社で、売り上げそのものは大したこと無くてどうにか生きているだけみたいな状態なら、ロボット開発には手を出さず、「OEMでロボットを手に入れて販売で利益を出す」ビジネスモデルのほうが良いと思うなぁ。

開発に必要な資金が膨大すぎると思う。そんな業界に何十社も参入したらそのトータルの資金たるや半端じゃないし、生き残り、回収が難しいとなったら「開発競争には乗らないのが利口」となると思う。これはちょっと古い話になるけれど、私は「半導体の世界」も同じだと思っていて、「かつて日本の花形産業だったのに日本は競争に負けた」といわれるけれど、【経済合理性】から考えると「身を引いた」のは賢かったかも知れない。そりゃTSMCを見れば凄いけれど、あるいは開発会社のNVIDIAもそうで、では業界二位三位四位はどうなのか。それより下位だったら?を考えたらギャンブルに近いものがあるんじゃなかろうか。

日本の「製造業のプライド」ってどうなっているんですかね。でもプライドだけでどうなることでもない。

AIの開発にしても、次のヒューマノイド型のロボットにしても、開発競争には入らないのが賢いのかも知れない。

AI関連業界なんて何十兆円レベルの開発費が注ぎ込まれていて、その投資はまだまだ終わるわけじゃないし、それだけの投下資金の「回収」はOpen AIも「見通しが立たない」状態で、【金にはならない凄いもの】を開発するのは「国家プロジェクト」でやるしかないんじゃないですかね。初期の「宇宙開発、ロケット開発」も同じ。あるいは本業で稼げる、利用できるソフトバンクやGoogleなら良いのかも知れない。アップルがAI開発から降りて、Googleと手を握ったのは賢い選択に見える。

ま、そんな開発や製造のことを我々ユーザーが心配することではないのだけれど、やっぱり私はソフトバンク製、ソニー製、トヨタ製が「世界のトップの一角であって欲しい」と思うし、日本企業を応援したいし彼らの製品を使いたい。もうすでに彼らは純粋な日本企業ではなくて「多国籍企業になってしまっている」にしてもです。

でも「中国製が世界市場を席巻する」のは間違いがないと思う。

やっぱり独裁政治の良さってありますよね。GOサインと共に資金も集中投下して、国の援助もやりたいだけやれるし、そのスピードの速さは異常なくらい早い。

でも上の動画を見るとわかるように、国を挙げての盛り上がりを作ろうとする総合戦略は大したもんだと思うし、私達はアメリカと中国との戦いを見るだけになるんだろうと思う。

どちらにしても「使えるヒューマノイド型のロボット」の登場に期待したいです。

初期型を購入する気は全く無いけれど、3世代ぐらいになったら欲しいと思う。少なくとも「搭載AI」は今より格段に良い性能だろうし、「自分AI」を育てられるはずだし、動作はさほど高機能じゃないにしても「進化した動くパソコン」みたいに使えれば良いかも知れない。自動車と同じぐらいの値段帯なら良いなぁ。それは無理か?

介護ロボットでも良いかもね。(笑)

本当に楽しみです。

 

---(追記)---
 

AIの未来を我々ド素人が理解するのは、私はやっぱりソフトバンクの孫さんの話を聞くのが良いと思っていて、「未来図」がなんとなくわかるような気がします。

まずはあえて孫さんの講演じゃなくて、それのまとめ。

孫さんの講演。

私が一番興味を持ったのは「記憶」の部分で、AIが記憶することは三段階あって【短期記憶】【長期記憶】【生涯記憶】持つと言う点。

今の私の使い方はAIとの会話は「単発」ではなくて【短期記憶】も利用していますから話を重ねるとどんどん深い話が可能となる。でもそれの限界があって、「古い話は忘れてしまう」し、話の「一番最初にした約束事」も守らないようになる。これが本当にイラツクわけでこれが解消されるだけで「利用価値は格段に上がる」と思っています。

でもその「短期記憶」の枠を超えて【長期記憶】が可能になれば、「過去に遡ってデータや会話を参照できる」し、「これからの作業も全て記憶する」ようになる。これって驚異的で、【話の範囲も格段に広げられる】からあらゆる角度からの評価と提案もしてくるんじゃないですかね。そして【生涯記憶】とつながって、「私の全てをAIは覚える、知っている」ようになる。

凄いですね~。またここのポイントは、【AIは常時ONになる】という点で、私が覚え込ます必要はなく、私と常にAIは一緒で、私の行動、話、思考も、そしてそのプロセスも【AIは自動で蓄積する】様になるという点。

私はそれに「家族のみんなも一緒にする」事ができるはずだと思っていて、まさにそれは「仕事で仲間や取引先のこと」もAIが覚えないと使えないわけで、「家族全部」なんて簡単なはず。そして家族は皆、性格も思考プロセスも全く違うのをAIが理解したうえで、「家族としての問題」も解決できるようになるんじゃないですかね。

私はいつも「言葉がきつい」から家族同士でもぶつかることが多いのですが(笑)、AIに「ヨメさんにちゃんと説明して理解してもらうように」という指示も出せるんでしょ。

また仕事関連(トレード)は、このブログは長くやっていてすべてのデータは残っているし、そしてそれぞれが長文だし、それをまず全てAIに覚えさせようと思っています。私はそれぞれの日記に「XXXするべき」と書いたら、同時に「そうするべき理由」も書くのが普通ですから、AIが私の基本的な考え方を理解するのは簡単なはず。

私のブログの問題点として「常に長文である」ことがあるけれど、そういうブログを残してあるのは良かったと思う。もしこれがなかったら「AIに自分の考えや性格を覚えさせる」のにどれだけの時間と手間が掛かるか。ホリエモンが「自分AI」を持っていてメールの受け答えや執筆までやらせているらしいけれど、それはホリエモンの過去の膨大な書籍、講演、対談データがあるから作れるのであって、もしそれがなかったらどうやって「自分AI」を作るのかと思う。これは新たな会社を起業して、「さぁAIを使いましょう」というのも同じで、汎用AIを使っても意味がないですもんね。

AIに自分を覚えさせて、そしてAIが見つけた矛盾点や不明瞭な点はAIと壁打ちをすればすぐに改善できるだろうし、私の思考を超えた提案も出来るようになるはず。

また楽しみなのは「常時オンのAI」に【私のトレードを全て監視、記憶させる】こと。当然、データやチャートはAI内部でも持たせて、逐一私が「行動を決めた理由」をAIに語りかければ、それらを利用して「私のトレードの真似をさせる」ことは可能だと思う。そしてAIは私のトレードの評価もするだろうし、「改善」「提案」もできるはず。

それが出来るようになったら凄いことが起きるはずで、「AIは常時ON」だし、「AIに売買させる」方向に持っていければ、ありとあらゆる投資対象の様々な時間軸で売買したり、当然、短中期投資も長期投資も私の考え方は同じだから、ありとあらゆる株式、ETF、先物の売買も24時間対応できることになる。極論を言えば、私を100人集めるのと同じ事ができるかもしれない。でもま、現実的にはNasdaq100のE-mini 100ティック足だけでも24時間AIが売買ポイントをみれるようになるだけでもとんでもない進化となる。

まずは「AIが考えるトレード」の瞬間に「私がいちいち確認をしてGOサインを出す」のだけでも凄いことが起きると思う。AIの判断が違うと思えば、その都度、理由を言えばAIの理解は深まるはず。

また私とは毛色が違うチャート分析をするトレーダーは多くいるし、彼らはそれをユーチューブで多くの例を出しながら解説するし、週に何度かは主だった銘柄の分析もやっているから、そういう動画から彼らの基本的な分析方法をAIが学ぶのは難しいとは思えない。あるいは私が「今のこの部分の分析方法、チャートを重視して学習して」と指示を出せば、その蓄積だけでも面白いことになるし、その分析方法で24時間市場を監視させるのも良いし、私の手法との融合も出来るはず。

私はこの分野に昔からある「EA(自動売買)」にのめり込むことはなかったけれど、そういう他人が作ったアルゴリズムではなくて、「ダボ流を原点とした自動売買」が出来る可能性があるとなれば、それに手を出さない理由はない。

そしてそうやって作ったAIをブラッシュアップするのに息子たちも参加すれば「ダボ家流のトレード」「ダボ家流の分散投資」「ポートフォリオも作れる」と思う。「債券投資」でもかなり使えるんじゃないかなぁ。債券発行元の調査、評価も公認会計士の次男坊の考え方も導入して、債券をどういう風に分散するのか、ポートフォリオの組み方も面白いものが作れるような気がする。

そしてトレードをしない時、土日や休日には「ヒューマノイド型のロボット」として身の回りのことをやってもらうなんてことが出来たらまさにSFの世界。

私はどんどん年老いていくし、「私と一緒に散歩してくれるロボット」でも十分嬉しくて、私のバイオデータを常時取りながら私にサジェスチョンをしてくれたり、突然具合が悪くなったら必要部署にすぐ連絡を取って対処してくれるだけでも有り難いと思う。いやいや、日頃の雑用をしながら「常に市場を監視する」ぐらいのマルチタスクは出来るんでしょう。ロボットと一緒に散歩をしていたら「今、NasdaqのE-miniで買いサインが出ました」なんて教えてくれて、「ちょっとチャートを見せて」と言えばそれを表示し、「じゃ、5ロットを成り行きで買って。損切りはXポイント下。利食いはいつものインジケータのパターンが出た時。30分以内にどちらもヒットしなかったら撤退」と指示を出せばそれを実行するとか。

「今、日銀総裁が【利上げ】に関する談話を出しました」なんてのもすぐ教えてくれたり。またX(ツイッター)も監視していて、「ロサンジェルスで大地震が発生した様子」とかね。「大地震?どんな様子?映像を見せて」なんてね。「今日はシカゴの先物市場は祝日で休みです」とか。「この周辺はWIFIが弱いので移動しましょう」なんてのも有用だと思う。

なんだかそんな夢のような未来が本当に来るような気がしてきます。

私は先が短いけれど、子どもたちに「トレード、投資判断も出来るダボ家専用AI搭載ヒューマノイド型ロボット」を残したいと思う。

問題はAIに売買させるにしても「同じことを考える人」が世界中にはきっと何十万人はいるはずで、だから「早く作らないとならない」し、「他人とはぶつからない、大手のプロたちは使わないアルゴリズム、条件」での手法構築が重要だと思う。その辺は結構自信があって、私は一般的なトレーダー、投資家、あるいはプロ、投資額の大きな投資家ならどういうAIを作るかは想像できるし、それとかち合うことがない違うものを作ることは可能だと思う。

ましてやネットや文献でも出てこない方法を取るのは好きだし。逆に一般論として「AIがやるなと判断する手法」にも興味があって、一般論には駄目だと言われる方法を逆手に取って改良するなんてのもいつも私がやってきたことだし、AIの時代になっても「大勢の裏をかく戦法の開発」は重要だし出来ると思う。

私流のサインの出し方さえAIが理解できれば、場を常時監視させて「売りサインが出ました」と教えてくれるだけでもとんでもない進化となる。

常識の外で生きる変人で良かったと思う。(笑)

たとえAIの時代になっても普遍のことはあると思う。それは・・・

【人の行く 裏に道あり 花の山】

そしてAIがどんな面白い手を提案しても、それを評価して実行するのは「人間」だから、勝ち目はある。

きっと「トレード専用AI」も数多く販売されるだろうし多くのトレーダーがそれを使うだろうけれど、皆が同じことをするとその手法は使えなくなるのが道理だし、やっぱり「独自路線のAI構築」しか勝ち目はないかもね。

 

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