リーマンショックの再来か イングランド銀行が弱気の発表

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今の世界は「お金を刷りまくってばら撒いてどうにか維持する経済」で、その代表が日本でありアメリカ。

アメリカ株が伸びたのも「多くの企業の売り上げや利益が伸びた、将来が明るいからなのではない」のであって、「AIという人類の夢に多額の投資が行われている」という【夢】が株価を押し上げて、S&P500もその中のたった7社が伸びて全体の30%以上の時価総額を持つという異常事態。

NVIDIAの総額は「日本のGDPとほぼ同じ」大きさまで膨れ上がって、それでも世の中には「まだまだ何倍にもなる」という投資家も多い。それってNVIDIAの株価が2倍になるということは、「日本のGDPが2倍になる」のと同じことを意味していて、それだけの将来性がNVIDIAにある、それだけのお金がNVIDIAの株に流れると考えることにも私は異常性を感じています。これから日本のGDPと同額の「買い手」が現れるんですかね。

でも段々と「化けの皮が剥がれてきた」感じはあるし、冷静な判断をする専門家も増えてきた。

ところがこれはこれで「振り子が逆に振れると行き過ぎる」のと同じで、「極端な悲観論」も出てくる。

それが単なる有名な学者、エコノミストやちょっと名のしれた著名人ならいざ知らず、イギリス中央銀行である「イングランド銀行」が警鐘を鳴らしだしたのをどう受け止めるべきか。

このユーチューブ動画の主である「レバナス一本リーマンさん」は「危ない」「逃げろ」「津波が来るぞ」と言い続けていますが、投資は「タイミングが何よりも重要」なわけで、「いつどうなるから、いつまでには逃げろ」という【具体的な話が重要】だと私は思っていて、「可能性の話」って「オバケが出るかもしれないぞ」というのと同じで、「可能性ならその%」「起きるとしたらいつごろそれが起きるのかの具体的な話」が重要なのは間違いがない。

でも「レバナス一本リーマンさん」はそれに関してはいつもだんまりで「気をつけろ」と警笛を鳴らすだけ。

まぁ、それは当たり前といえば当たり前で、彼が「具体的な話」をしてもそれを信用、同意するのは簡単ではないし、彼の立場からすれば「具体的な話はしない」のが生き延びるためには必要なこと。

どちらにしても世の中では「上だ下だ。逃げろ。まだまだ行くぞ」とそれぞれが好きなことを好きなように言うわけで、「誰の言うことが正しいのか」は私達がどれほど学び悩んだところで、「いい加減な予想」の域を超えることはない。

でも一つだけ間違いのないことがある。

それは過去と現在の「値動き」。事実はこれしかない。

だから「値動きを見ながらどうするべきか考える」しかないし、それが正しいと私は思う。将来の値動きを予想して当てたいのは全ての市場参加者が考えることだけれど、どうやっても「勝手な想像」に変わりはなく、それに頼ることそのものをやめるのが重要かと。

我々みたいな雑魚はいつでも好きなように「臨機応変」で動ける。これは広大な市場を見渡してもそれが出来る投資家は実は少ないわけで、それは海を自由自在に動き回るモーターボートと、走るのも曲がるのも止まるのも簡単ではない「超大型タンカー」との違いでもある。

雑魚には雑魚の有利さがあるし、それをしっかり理解して最大限に利用するのが良いと思う。

「なにがどうなったらどうする」という想定をいくつか考えて、その時に取るべき行動も決めておけば怖いものは何も無い。

 

 

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