アメリカでも「金(ゴールド)の現物を買う人」が結構いるみたいですね~ & 宝飾業界にいたころの思い出

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私は宝飾業界に長かったですが、やっぱり「宝石が中心」で、貴金属は「宝石の台、指輪」という感じで興味がなかったです。また「ネックレス、チェーン類」も「宝石のおまけ」みたいなもので、かつては貴金属もそんなに高かったわけじゃなからファッションという意味では良いと思ったけれど、「財産」という意識は皆無。だから自分で買ったこともないし、買おうと思ったこともなければ、勧めたこともない。

我が家は私もヨメさんも子どもたちも「金のネックレス、チェーン類」は一切、誰も持っていない。ペンダントも持っていない。

でも昔から「金持ちが金(ゴールド)のインゴットを持つ」というのは「隠れたブーム」でした。でも「金(ゴールド)のインゴット」って「宝飾、宝石商は扱わない」から、その業界のことを私は全く知らないし、有名な田中貴金属とは取引もなければ店舗に行ったこともない。

でもここまで貴金属が高くなると、価値も見直されるし、「まだまだ上がる」と多くの人は信じているし、そして「インフレの時代」で「通貨の価値はこれからも下がる」と考える人が多いから【金(ゴールド)を買っておこう】と考える人は増えている様子。

いつも見ている「アメリカの情報発信をしているユーチューバー」が【金(ゴールド)を買いに行ってきました】というのを見て、アメリカの事情がわかって面白いと思ったので、紹介します。

これを見て、自分としてはどう思うかですが、やっぱり私は「金(ゴールド)の現物を買う」ことに興味はないなぁ。でも「有り余るお金がある」としたら「インゴットを買うかも知れない」とは思うけれど、自分とは別世界だと思う。

私は現在、「金(ゴールド)のファンド」は持っているけれど、欲しくて買ったと言うより古くから付き合いがあったHSBCシンガポールの担当から勧められて「たまたま買った」もの。1オンス1200ドルの頃に勧められて買って、1800ドルの頃に「そろそろ売ってください」と連絡があったけれど、私は売らずに「CFDでヘッジの練習」をしたのが良かったと思う。これも積極的にそうしようというより「たまたま思いついた」だけのこと。

その後、大きな上昇トレンドが見えたので「放置」し、2025年の10月には「値が伸びて、ここらが天井かな?」と思ったら突然の下落で「慌てて売却」。しかし「金(ゴールド)を持たない」のも不安があったので、次の上昇波で「買い」、「下降波」で「売り」をして、次の「上昇波」で「また買い」をして、でもこんな細かい売買をせずに「大きな節目を見て売買しよう」と決めて保持。そして今に至る。

でも私は基本的に「ガチホする」という考え方は一切無い。でも節目が見えたら「売却」というより「CFDでヘッジをする」かもね。いわゆる「両建て」で上がろうが下がろうが「損益はプラマイゼロに持っていく」のが良いかもしれない。こういう「手法」って私はまずやらないのだけれど、「やろうと思えばできる」状態は保ちたいと思うから。

この売買は逐一ブログに書いてきた通り。

でも「現物を持とう」とは思わない。そもそも「現物をどこに置くべきか」もわからないし、【身近においておきたい】とも思わないし、そんなことをしたら「危ない」し「気になってしょうがない」。そもそも私は「現物主義ではない」し、「身体とお金はそれぞれ住みやすい国、地域があって、それが同じである必要はない」という考え方で金(ゴールド)には金(ゴールド)に【適した場所がある】と思う。

でも私の周りには「金(ゴールド)好き」もいて、「インゴット持ってるよ」なんてのもいたっけ。どのくらい持っているのか、どういう風に保持しているのかも聞かなかったけれど、インゴットをいくつか隠し持って、たまにそれを眺めては撫ぜてみるなんてのも「気持ちが良いだろう」とは思う。(笑)

また「何かあったときのための金(ゴールド)」という考え方は良いと思っていて、「値上がり期待」は過去の値動きから見ても「冬の時代もしっかり経験した」し、【投資として最適とは思わない】にしても「金(ゴールド)がいつか身を助ける」事はあるとは思う。

下のチャートは過去50年の金(ゴールド)の値動き。日本円建て。

金(ゴールド)投資は「必ず儲かる」と思う人は、この過去チャートをじっくり見ていろいろ想像してみたら良いと思う。

「値が高い」というのは【買おうと思う人が殺到する】からなわけで、「ブーム」と言って良いと思う。では1980年のブーム時に高い金(ゴールド)を買った人は、その後、元値に戻るのに何十年待ち続けなくてはならなかったのかが下のチャートからわかる。

何でも同じだけれど、「誰も見向きもしない安い時に買う」のが良くて、「皆が騒ぎ出したら売り時を考える」のが【王道】だろうと思う。

 

でも「子供が小さい頃」から「少しずつ買い集めて、ある時、それを渡す」なんてのは良いと思う。

ところがねぇ、「税金」を考えると「簡単にはいかないだろうな」と思う。「贈与、相続」も【隠しておけばわからない】という考え方は私はしないし、でも実際に「贈与、相続」となると、【ごっそり持っていかれる】わけで、それを考えると馬鹿らしいと思ったり。現金化するために売却しても「総合課税でがっぽり持っていかれる」し。

とは言いつつ、私が若い頃の金(ゴールド)って安くて、一番覚えているのは「金(ゴールド)がグラム900円」ぐらいの頃かな。でもそれは「今の価格を知っているから安いと思う」だけのことで、当時は「グラム900円でも高い」と思ったっけ。金(ゴールド)って「いつの時代も高いもの」と言って間違いがないと思う。これからももっと上がるかも知れない。

でもあの当時から、少しずつ買い集める人は結構いたし、「娘が結婚する時には1千万円分ぐらい持たせたい」と思っていた人も多いはず。で、それをもらった娘がその金(ゴールド)をどうするのか、何かに使うのか、「離婚時にそれで助かった」なんてこともあれば、「もうとっくに現金化して使ったわよ」なんてのもいるだろうし、「今でも大事に持っています」なんて場合は、1千万円だった金(ゴールド)は2億8000万円になっているってことですかぁ。凄いなぁ。

金(ゴールド)のインゴットが好きで溜め込んでいた人も、今はとんでもない額になっているはずで、毎日ニタニタしているのかもね。

でもそれを現金化したり、子供や孫が引き継いだり、相続が起きると、税金でごっそり持っていかれるのね。「しかたがないこと」だけれど、「一生懸命稼いだ」「一生懸命溜めた」というのも【税金は収めている】のが普通で、そのお金で金(ゴールド)を買って「たまたま利益が出た」だけでも、所得税はもちろん「贈与、相続でがっぱり取られる」のは、私はやっぱり変だと思うし、「二重課税」と言っても良いと思う。ましてや「損すること」も大いにあるわけで、ではその時に政府は助けれくれるかと言うと、助けてはくれないわけで、「必ず儲かるわけではない」こういう相場ものってそれなりの税制が重要だと思う。

でもマレーシアなら「一切、課税されない」のね。また「長期のキャピタルゲインは税金が安い」なんて国も多い。「国民に投資を勧めるならそういうアドバンテージが重要」ですよねぇ。日本は課税大国だから「新Nisaで喜んじゃう」って本当に残念だと思う。【豚は太らせてから食う】のが常識の国、日本。「ちょっとでも太ったら食われる国」というべきか。

しかし、私はやっぱり「宝石」の方が好きだわ。「常時身につけられる」というのが良いと思う。

ダイアモンドが一番好きなんだけれど、近年、とうとう「人造ダイアモンド」が広く出回るようになって、それは決して「偽物ではない」わけで「作り出した本物」だけれど、当然、「天然のダイアモンドは値上がりはしない」どころか「値下がりするはず」で、それは困ったもんだと思う。

ダイアモンドはデビアス社を中心として「業界ぐるみ」で【常に値上がりするような仕組みが出来ていた】のね。でもそれはもうとっくに壊れたのだろうと思う。

かつて「偽物ダイアモンド」っていろいろある中で「キュービックジルコニア」が世に出てきた時を思い出す。偽物の中では屈折率がダイアモンドに近くて乱反射も少なく、初めてそれを見た時には「全く違いがわからない」と思ったっけ。実際に、多くの質屋が被害にあったと聞いている。

でもそれも一過性のもので、「慣れるとすぐに違いがわかるようになった」のね。だからやっぱり「偽物は偽物」だと思う。ところが最近のは「作られた本物」だから、パッと見ではわからないはず。これは古くから「人造もの」が出ていたサファイヤ・ルビー、エメラルドも同じで、作る時に「段々と結晶を成長させて作る」から、ルーペで見るとその「成長線が木の年輪みたいに見える」のね。また「天然物ならほぼ間違いなく入っている不純物が人造物にはない(エメラルド)」とか、だから判別は簡単なのだけれど、遠目で見たらわからない。

今の「人造ダイモンド」の鑑別方法ってどうなっているんだろうか。

やっぱり「完全な偽物」じゃなくて「作られた本物」が出回るようになると、「本物の天然宝石の価値、希少性は失われる」し、「持ちたいという願望も減ってくる」と思う。宝石好きの私も「今の時代に宝石を買いたいとは思わない」し。

でも宝飾の世界に長くいたから、いろんな客と会ったのを思い出す。

やっぱり三国人(中国・半島系)と呼ばれる人達は、当時は「過去の日本で迫害された経験を持つ」人も結構いて、「いつでも持って逃げられる宝石に価値を見出していた」のね。だから「宝石だけで数億円はある」という顧客(パチンコ店のオーナー)もいたし、そもそもご主人が「宝石を持て」と奥さんに言うのが面白いと思った。

また宝石って「金(ゴールド)と違って身につけられる」から良いと思う。

私は「女性を見ると指元と胸元を見てしまう」クセがあるのだけれど、あるレストランで食事をしていた時に、ちょっと離れたテーブルに座っていた日本人女性の指元が気になった。きっと15カラット以上はあるダイアモンドの指輪をつけていて、それが「キラッ、キラッ」と光る時にまさに「目を刺される」と思うくらいの光を放っていたのね。そのダイアモンドは一般的な「ラウンドブリリアントカット」ではなかったんですよ。ラウンドブリリアントカットって「反射が最大になるように計算されたカット」だけれど、それで大きなダイアモンドだと「目立ち過ぎる」のね。

でもその女性のダイアモンドは「エメラルドカット(ステップカット)」の四角いダイアモンド。だから「ギラギラはしない」けれど、時々(角度によって)放つ光はするどくて、流石~~~と思いましたっけ。いかにもお金もちそうの女性だったけれど、見た感じは「成金」じゃなくて、「どこそこの奥様」という感じ。

そのダイアモンドの価値だけれど、ダイアには価値を決める4つの要素があって、それによってまるで価格は違うのだけれど、ま、見た感じは億は超えるダイアモンドでした。

宝石って「物を言わずにステータスを表すもの」で、そして「一生変化せずに何百年、何千年でもそのまま」だし、それを子孫に何代にも渡って伝えることが出来るって、そんな商品って世の中には「宝石しか無い」と思うのね。で、それを自分は毎日、楽しみながら何十年でも使うことも出来るというスグレモノ。そして「中古品だから安くなる」ということがない。

「ステータスを表すもの」という点で、驚いたこともありました。

私は「西武、西友」と取引が多かったのだけれど、西武には「高輪会」という年に一度「高輪プリンスホテルで開催する高額商品ばかり集めた展示会」があったんですよ。これは「西武関連の上客のみ日本全土から(顎足つきで)ご招待する展示会」で一般客は入れない展示会。

そこに私は宝石の(納入業者)販売員として参加していたのだけれど、格の高い展示会なのに、なんとジーパン姿の夫婦が来たのね。当然、場違いの雰囲気で浮いちゃっているんだけれど、その女性の指を見て、その時も「驚愕」した。これまた「大きくて色も綺麗なエメラルドの指輪をしていた」んですよ。それも「見たこともない大きさ」で「数億円は間違いないようなエメラルド」だった。

本来なら、ジーパン姿でそんなところに来る客は排除されそうなものだけれど、その「指輪一つ」で周りの雰囲気がガラッと変わって扱いも変わるのね。ま、そもそもあえてそんな格好をしてくる客って、どれほどの上客だとしても「常識がない」と思うのだけれど、「皇族が集まる展示会」でもなければ、「所詮、(田舎者)西武の展示会」ともいえるところもあって、「お金持ちならだれでもいらっしゃいませの展示会」だったってことなんですね。でもあれだけのエメラルドの指輪を見たことがなかったので、忘れられない。

そりゃ「商品としての超高額なもの」っていくらでも見たことはありますが、それを普通に所持している一般人ってまず会うことはない。当然、私もそんな高額商品を売ったことはなくて、私の生涯で売れた一番高かったのが1500万円でした。でも売れるのは低価格帯のものが圧倒的に多くて、平均値は20万円以下だったり。

ちなみにそういう高額商品ばかりの展示会でも、主催者の西武百貨店が「在庫で持つもの」ってほぼゼロで、殆どが納入業者の「委託品」。仕入れ方法は「消化仕入れ」と言われる方法で、「売れたら仕入れる」というお気楽な商売。でも「超売れ筋商品は百貨店が在庫を持っている」なんてこともあって、「美味しいところは持って行く」のね。そもそも百貨店ってそういうビジネスモデルだから、価格競争には弱いし、今の時代、百貨店が衰退したのも当然と言えば当然だと思う。

宝石って困ることが一つだけあって、「小さいからなくしてしまうことも起きる」のね。特に指輪は「気が付かないうちにスルッと抜けちゃった」なんてことも起きるから怖いと思う。

だからお金持ちには面白い人達もいて、「本物は本物として持ち、偽物を見た目を同じにして作る」ようなこともある。偽物でもそれなりにお金をかけて作るけれど、せいぜい50万円もあればどうにかなるわけで、「本物は金庫の中」で、「指にはめるのは偽物」なんてケースも有るから面白い。

これは冗談じゃなくて、特にダイアモンドの立て爪を買う客の中で、「全く同じに見えるキュービックジルコニア(数千円)の立て爪の指輪(指輪はプラチナ)」を同時に買う客もそこそこいたのを思い出す。

ちなみに我が家には宝石らしい宝石はありません。ダイアモンドを使った、お揃いで作った婚約指輪が残るだけ。

随分昔にヨメさんにはそれなりにいくつか良いものを手に入れたのだけれど、ゴールドコースト時代に「泥棒」に全て盗られてしまった。結婚指輪も盗られた。泥棒ですが、ゴールドコースト時代の25年間に「5回」家に入られたことがあって、当然、セキュリティーは万全なんだけれど、やっぱり「プロは隙をつくのが上手い」のね。息子がたまたま試験勉強で徹夜して「セキュリティーを切っていた(そしてそのまま寝た)」時に泥棒に入られて、洗濯場の小さな窓から入ったのが後の警察の調べてもわかったし、恐ろしいと思ったのは「私が寝ているベッドの横にあった服から財布を抜き取っていた」こと。ヨメさんの部屋にも入っていて、枕元にあったハンドバックは持っていかれた。宝石類は私の仕事部屋の机の引き出しの奥に隠しておいたのにちゃんと見つけて持っていった。

もし泥棒の侵入時に気がついていたらどうなっていたかと思う。でも不思議なもので「泥棒は多いけれど、襲われた、殺されたなんて話は聞いたことがない」のね。

あああ、泥棒とヨメさんが家の中で面と向かって会ってしまったこともありましたっけ。我が家は三層の一軒家だったのだけど、ヨメさんが生活区の二階から一階に下りたところ「泥棒と鉢合わせ」した。ヨメさんは大声で叫んだら「泥棒は逃げていった」とのこと。その時は昼間で、私は事務所に行っていたので電話でそれを聞いただけ。

だからセキュリティシステムは昼間でも「生活区ではないところはON」にしておかないと駄目で、友人宅では6人ぐらい集まって庭でBBQパーティをしていた時に「家に泥棒が入った」なんてこともあった。で、参加者の私物が盗られた。

オーストラリアって泥棒が多いんですよ。それも「文化」といえるところもあって、「近所の知り合いの子供が近所の家に盗みに入る」なんてことが多かったり、「何も盗まず冷蔵庫から食べ物だけを持っていった」とか、そんな事が多いのね。だから「見逃してやっても良いじゃないか」みたいな雰囲気がなくもない。そんなお国柄だから、泥棒が入って、その泥棒と揉み合って泥棒を傷つけた老人が「過剰防衛、傷害」で捕まったり。

我が家でも、知らないうちにガレージから「ゴルフバックが無くなっていた」とか、ウォーターフロントにある桟橋に置いておいたベンチやもろもろが盗まれたとか、そんなことが普通に起きる国。

マレーシアでも良く「塀の上にガラスの割れたものを埋め込む」なんてのがあるじゃないですか。塀を乗り越えようとしたらほぼ間違いなく怪我をする。もしあれをオーストラリアで作って、「泥棒が怪我をした」とすると【家主が訴えられる】んですよ。面白いでしょ。

アメリカみたいに「不法侵入者を銃で撃った」なんてことがあったら、捕まるのは間違いなくその家主で、殺人未遂で起訴される。オーストラリアは基本的には「銃の保持は認められていない」けれど、家に隠し持つ老人もいたりする。

だから「泥棒は入るものだ」と諦める人もいて(しっかりしたセキュリティシステムがない家も多い)、家の中の目立つところに少ない金額が入った財布を置いておくとか、「お土産を用意しておく家庭」もあるぐらい。でも「脅かされたらどうするんだ?」と思いますが、そういう泥棒は少ないのね。

とまぁ、金(ゴールド)の話から宝石、そしてオーストラリアの泥棒と、話はいつものとおりに長くなって申し訳ない。

m(_ _)m

 

 

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