マレーシア国外での収入をマレーシアに持ち込んだら【課税される】件ですが、変更があったようです。読者に教えていただきました。
前は2026年12月31日までは「非課税」ということでしたが、その期限が延長され、2036年12月31日までは【今まで通り非課税】とのこと。
良かったですね~~~。
2036年いっぱいまで非課税って、これから10年ですかぁ。10年後に私達はまだマレーシアに住んでいるのかなぁ。
どちらにしろ、我が家はなんだかんだマレーシア国内にマレーシアリンギットを溜め込みましたし、外貨もあるし、「海外からマレーシアに送金」することってもう無いかもしれない。
またこの「課税する」話は、私にはまだわからないところがあって、【持ち込まなければ関係ない】にしろ、そもそも金融関係の所得はキャピタルゲインを含めて国内でも非課税なわけで、その手の所得は「海外所得でも非課税」だから結局は関係ないとも言えるし、でもFXや株式の頻繁なトレードの場合は「事業とみなす」らしく、それも「個人なら関係ない」けれど、「事業体、企業だとしたら、課税となる」ような解釈の仕方もある様子。
また「国外からマレーシアに送金」するにしても、【自分から自分への送金】の形にして、それも「海外にある資産(例えば定期預金、債券、不動産等)が満期、解約、売却したお金」であると【証拠】を付ければ【海外での収入ではなくて、海外の自分の資産の移動】だから非課税になるんじゃないですかね。あるいは「借金」だったらどうなるのか。あるいは「貸したお金を返してもらった」とか。
お金にはそれがどういうお金か書いてないわけで、「自分の資産の移動」であって、【収入ではない】形を作るのは簡単ですよねぇ。
だから「海外での収入をマレーシアに送金、持ち込んだら課税」というのも私にはよくわからないんですよ。
ただ、「海外の企業やクライアントから報酬としてマレーシアに送金された場合」は「海外での所得」と見るのは簡単で、それとて「マレーシア以外の国の自分の口座に振り込んでもらい、その後、自分から自分へと送金する」ようにしたらいくらでも隠せてしまう。
それは「脱税」だというのなら、もし、「毎月の収入をシンガポールの銀行口座で受け取り」、「数年に一度、香港の銀行口座にある定期預金、債券の満期・償還時にマレーシアに送金」したら、それも脱税ですか?
そもそも「海外にある自分の資産」だって【海外で得た収入を溜めたもの】なわけで、【それは海外での収入とみることも可能】なはずで、では「10年前の収入でも課税するのか」「1年以内の収入だけ」なのか、細かいことを考えていくと、私にはこの税制ってわけがわからない。
正直なところ、これって「ザル法」じゃないかと思っています。
どちらにしても「個人の判断」は全く駄目で、【専門家に相談する】のが一番ですね。
今回の「非課税の延長」は読者に教えていただきましたが、監査法人の説明もそれに添付されていました。
PwC(プライスウォーターハウスクーパース)
Detailed description of income determination for individual…
Deloitte(デロイト トーマツ グループ)
通りすがりさん、重要なことを教えて頂き、本当に有難うございました。m(_ _)m
余談ですが、以前、ペナンの税務署から「海外資産に関するお尋ね」の手紙が来てびっくりしたことがあります。いわゆる「CRS(経済協力開発機構=OECDが策定した、海外資産の自動的情報交換に関する国際基準)がらみ」だったのですが、「XXX国にある貴方名義の資産は、マレーシアで得た収入でそれを申告していないのではないか?出頭して説明してもらうことになります」と書いてありました。
ま、いつかそういう「調査」も来るだろうと想定はしていましたが、実際に来るとドキッとするわけで(笑)、でも「その口座のお金は、私達がマレーシアに来る前から持っているお金」であって、「私達はMM2Hビザで滞在しており、そもそもマレーシアでの就労もできないし、マレーシアで得たお金ではない」と【何年分もの銀行口座の履歴】を添付し、「必要な書類があれば提出しますし、出頭が必要であればいつでも出頭します」とE-mailで担当者に返事を出したら、その後、何の連絡もありません。
ですので、今回の「海外所得を持ち込んだら課税」に関しても、「ちゃんとした種類を揃えておく」ことをすれば、私は大丈夫だろうと思ってます。
でもそんな個人の勝手な解釈って駄目なわけで、専門家に相談するべきですよね。
ああああ、「海外からの送金」も「定期的、頻繁」にある場合は【これは収入ではないですか?申告していますか?】と税務署からお尋ねが来るのはどこの国も「普通に起きる事」で、私はオーストラリアでも「自分の資産の移動」なのにその経験があります。
また「税務調査」と一歩進んでしまうと、担当官もメンツがあるので、「絶対に大丈夫のはずの【自分の資産の移動】なのに一部は課税ということで決着した」なんてケースはオーストラリアで聞いたことがあるし、【海外とのお金のやり取りを簡単に考えてはならない】のは世界共通の約束事でしょう。多くの人は「送金手数料のことが気になる」様だけれど、大事なことはそこじゃないのね。
これからの時代は「膨大な銀行間取引のデータ」から「AIが怪しい人をあぶり出す」はずで、日本でもすでにCRS関連で「日本居住者の17兆7,000億円もの海外口座残高情報を把握している」とのことで、当然、「日本の納税義務者」ですから、「そのお金から生まれる所得が申告納税されているか」なんてのは簡単にわかるはず。
若い人はその辺の理解はするでしょうが、私みたいな高齢者って「お金を隠す、納税しない」なんてのが横行している時代を生きてきましたし(笑)、結構、簡単に考える老人は多いのね。「黙っていればわかりゃしないさ~」みたいなタイプ、「バレたら修正申告すれば良いんでしょ?」みたいな。
だからやっぱり「注意が必要」だし、もし歳を取った両親が「海外に資産を持っている」とか「マレーシアに住んでいたことがあって、今は日本に帰ってきたけれどマレーシアに定期預金は置いたままらしい」みたいなこともあるかもしれない。当然、そこから生まれる収入、利子でも日本で申告納税する義務がある。
だから若い方は、「自分の親」のその辺のことも気にかけて調べるべきものは調べたほうが良いかもですね。
簡単に考えると本当にうまくなくて、かつて「ペナン在住だった日本人が日本に帰国後、ちゃんと申告していないことが見つかり、それが新聞で報道された」なんてこともありましたし(もうその詳細は覚えていない)、自分がそんなことをするのは論外にしても「身内」もちょっと注意して見渡してみるのも良いと思う。
今の若者は信じられないと思いますが、「海外にお金を隠す」なんてのは昔、横行していたんですよ。私のオーストラリア時代の(日本の居住者の)友人夫婦(医師)が、毎年オーストラリアに遊びに来るたびに1千万円持ち込んで娘名義で溜めていたのを思い出します。1千万円も?と思いがちですが、お金持ちは旅行のたびに数千万使う人もいるし、オーストラリアのカジノが好きで「来るたびに5000万円は使う」なんて人もいた。どうしてそんなことを私が知っているかですが、「意外にそういう人達は【自慢げにそれを言う】」わけです。また実際に彼らと付き合っているとそれが嘘じゃないのはお金の使い方からすぐに分かる。でも法律的には何の問題もなくて、日本からの持ち出しは簡単なのね。で、「また大損した~~」とか「使いすぎちゃった~」なんて言いつつ「大きなお金を海外で貯める人」ってごっそりいた。
それって「今でも同じ」かもね。
30年前には「海外の銀行を利用して裏金を貯めよう」なんていう「グループが出来て掲示板で話し合い、情報交換も行なわれていた」ような過去もあった。「ゴミ投資家のなんちゃらかんちゃら」というグループで、私はそれをネットで偶然見つけて、あまりにも内容が酷いので「君たち、バカじゃないの?」みたいな書き込みをしてひんしゅくを買ったこともあった。(笑)
みんなでツアーを組んで「香港に行って銀行口座を開きましょう」なんて話は10数年前には「マレーシア関連のブログ」にもあった記憶がある。
そう言えば、マレーシアの「オフショアであるラブアン島」を使って「節税のお手伝いをします」という【胡散臭い感じがプンプンするサービス提供企業】もあったっけ。また「ラブアン島に会社を作った」なんて言う人もいて、それって「自分は何をするつもりか」をわざわざ他人にバラすようなものですよね。起業家は別ですが。
当然、かつては「海外を利用して贈与税、相続税を減らそう」なんてのは【金持ちの多くがやっていた】わけで、だからこそ「日本から海外に出て非居住者になっても、「贈与、相続」に関しては10年間は日本に申告納税義務がある」という法律が出来たのね。その法律も当初は5年間だったのが10年になった。これを簡単に考えては駄目で、マレーシアでは「名義変更」が簡単だし、贈与税の心配はないから簡単にやってしまいがちだけれど、日本の当局に見つかれば当然、「申告納税しました?」となる。夫婦間や子供の名義にするなんてことを日本脱出後10年以内にやるとうまくない。
結構「再婚組」が海外移住するケースが多いけれど、まぁいろいろあるから「資産の分割、贈与」をするケースもあって、でも日本脱出後10年以内にそれをやるとやっぱりうまくない。
その法律が出来る前は、何が行なわれていたのかなんて簡単に想像できるでしょ?家族ぐるみで海外に出て、「2,3年で高額の贈与は完了」なんてことが出来た時代が長かった。でも慎重な家族は、贈与後7年は日本に帰らないとか。理由はわかります?「もしものことを想定し、時効の6~7年は日本に帰らずに【静かに、そしてひたすら】日本の非居住者の状態を維持する」わけです。またオーストラリアで「ある有名な日本の政治家の秘書」が「オーストラリアを利用した贈与の斡旋」をしていたのを知った時には驚いたし、前にも書きましたが、日本の大手銀行が「そういうトータルサービス」もしていたのね。「ビザも取ります。海外資産の運用も任せてください。日本に資産があればその管理もします」みたいな。
かつてCiti Bankがそういうことを大っぴらにやっていて、私達がオーストラリア移住を考えて調べていた時に、Citi Bankでそれを聞いて驚きましたっけ。私はそのサービスは使わなかったけれど、そこで紹介された「オーストラリアビザ取得のためのコンサルタント」は使った。でもCitiのそれは大っぴらにやりすぎたのか、その部門はその後なくなった。
日本の大手銀行も同じことをやっていて、でも「日本の店舗の中にその部署はおかない」のね。「香港支店のある部署の中に別働隊」がいて、サービス提供者はあくまで「海外の銀行」という形を取っていた。私はそこにはかなり深く入り込んだのですが、最初は「本当に移住するんですね?間違いないですね?」とかなりしつこく聞くんですよ。「はい、間違いなく日本の資産全てを整理して、オーストラリアに完全移住するつもりです」と答え、それからどんどん親密になり、ああいうサービス、こういうサービスもあると「手の内を明かし始める」のだけれど、しまいには「裏金でも何でも任せてください」と言い出したのには「彼らの本性を見た」と思いました。彼らは「ゴールドコーストでもハワイでも好きなところで遊んでいてください。ビザ取得、資産運用、資産管理、全て私達が請負います」とさ。アメリカの場合は「永住権を取得するのに、当時、起業して従業員も二人雇う必要があった」のだけれど、それも「運営から何から何まで全て請負います」と。だから「ハワイでも西海岸でも好きなところで遊んでいてください」と。凄いですよね。「既存の企業を買う」というスキームでした。
どうしてそういう「影の部隊」みたいな部署を知ったかと言うと、私がオーストラリアへ移住するという意志を取引先の銀行には伝えてあったんですよ。私の零細企業も閉めますし。そうしたら、ある日ある時、「五反田支店から紹介をいただきまして、お話をさせてください」と、香港支店の名刺を持った銀行マンが我が家に来たのが始まり。
当時の私は37歳ぐらいの金持ちでもなんでもないのにそこまで言ってくるってことは、かなり広く「その手のサービス」をやっているんだろうと思ったっけ。でも必ず何度も言われたことは「この件に関しては絶対に、絶対に口外しないでください」ということ。もしもそれが(今で言う)金融庁の耳に入ると、「銀行に査察が入る」らしい。法律上は問題がなくても「嫌がらせをする」らしいのね。どの支店でも査察が入ると「業務は出来ない」し、噂は広がって大騒ぎになるんだそう。Citi Bankがそのサービス部門を閉めたのは同じような理由でしょうね。Citiの場合は丸の内の支店(本店?)で堂々とやっていましたし。結局ですね「脱税幇助の疑い」が掛けられるのね。
もうその銀行は存在しない。統合されましたから。まさか今でも似たようなことをやっているのかなぁ。でも芸能人たちが「ハワイに移住しました」とかいうのを聞くと、本来なら「ビザの取得だけでも簡単ではない」わけで、お金持ちならそういう「オールインクルーシブ」のサービスを使っているのかもね。お笑い系の「ニューヨークに住むことにした」なんてのも「簡単にそれが出来るわけはない」し、どうやって様々なハードルを超えているのか結構気になります。
シンガポールじゃドバイじゃと「大金持ちが移住する」のがブームのようですが、ちゃんと彼らをバックアップするプロ集団がいるってことですね。
私の取引銀行も「シンガポール支店の日本人スタッフを拡充した」と聞いています。彼らは銀行、投資、資産運用だけじゃなくて「生活一般の面倒まで見る」のだそう。
どんな日本人が多いのかを聞いたら、3世代の家族で年間1億円程度の生活費を使うようなケースもあると。
そんなことを私に喋っちゃって良いの?なんて思いましたが、まさかブログに書くとは思ってないんでしょうね~~。(笑)








