なぜ「暴落」が怖いのか その恐怖を乗り越えて利益を出す方法はいくらでもある

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暴落が起きたら「安く買うチャンス」「ナンピン買いで買値の平均値を下げられるチャンス」なわけで、それを狙う投資家は世界中にゴマンといる。

ところがですねぇ、「そう簡単に問屋は卸してくれない」から困るわけで、【この考え方もギャンブルになる】可能性が非常に高い。

「大きく値を下げる」のが暴落なら、「次の上昇に乗れば良い」と考えますし、「下がれば上がる」「上がれば下がる」のが世の常だから、【その考え方でうまくいく】と考えてしまう。ところが「下げ止まって、上げに転じた動き」って、【何度も何度も繰り返す】ことがあるから怖いわけです。「下げ止まって上げに転じる」動きを何度も繰り返しながら【もっと大きく下がっていく】ことを想定しないとうまくない。

でもどうなるかは誰にもわからない。

それがよく分かるのが日本のバブルの崩壊後の動き。「下げもこの辺までだろう」なんて何度も思っているうちに82%もの下落に付き合うことになる。

この当時の「バブルの凄さ」「その後の急落」「ダラダラと下げる長い下げトレンド」を私は経験し、当時は「株は買うもの」と考えていましたから「空売り(ショート)」もしなかった。

ただ唯一助かったのは「私はガチホ派ではなかった」ことで、当時はデイトレや数日間の短期トレードをしなかったけれど、【上昇トレンドを狙って取る手法】だったこと。だから「買えば下げる」という動きの中で「どんどん含み損が増えることはなかった」。とはいうものの「大きな流れは下げ続ける」わけで、そんな中で「買いで利益を出すのは至難の業」で、当時は「売買手数料も非常に高かった」事も合わせて、【何もしないほうが結果的に良かった】というのはあの時代の多くの投資家と同じ。

では「どうして私は助かったのか」だけれど、ゴールドコーストで小さいながらも零細企業を経営していたことと、すでに「債券投資に重きを置いていた」からに他ならない。ちなみに当時は日本円で7%、豪ドルでは10%に回る時代だった。

でもリーマンショック時には「資産が4分の1になる」恐怖を経験した。

また思い出すのは「バブル崩壊後の最初の下げ」で、そもそも「バブルが崩壊したなんて考えていない」わけで、最初の大きな下げの後には「ここらが買いどきだろう」と【逆張りで買ったこと】。そういう投資家も多かったはずで、当時はインターネットはなくて、でも「掲示板システム」はあったので相場関連の掲示板をいくつか運営していましたが、そこでのあの時の話題の中心は「いつ、買いに入るべきか」だった。

当時の仲間に「空売り(ショート)をする」仲間は皆無でしたし、皆が「株は買うもの」と信じていますから、【買うことしか考えない】のね。

結果どうなったかですが、「ほとんどの仲間は損失を出した」のを思い出します。

でもその時の学びは大きくて、「短期売買」や「空売り(ショート)」もするという動きが広まったし、「デイトレが一般にも広がりだした頃」で、それでも「ガチホだ」という仲間はいなかった。

その仲間たちは「決して素人集団ではない」にも関わらず、そんな程度で、世の中の一般的なド素人は「阿鼻叫喚の世界」と言っても良かったと思う。バブル最盛期は「猫も杓子も株式投資に手を出していた」し、それまでは「株式投資に縁遠かった普通の主婦や若いOL」までも株にハマっていて、「売買ノウハウはゼロに等しい」人達の多さは半端じゃなかった。

最初の「大きな下げ」で「もう駄目だ」と【逃げた人達はその程度で助かった】けれど、「下げたら買いだ」と信じていた人達は「何度も何度も買っては大損する」をくりかえしたわけです。でもあの下げは22年間も続いたわけで、その間に「ほとんどの人たちが脱落した」のは間違いないはず。でも中には「金持ちの道楽」みたいな株式投資をする人もいて、「30年以上塩漬けで持っていて、助かった」なんて人もいる。でもここで注目すべきはその数十年の「運用成績」なのね。「元値に戻って喜んでどうすんだ?」ってこと。それと「債券投資」で5%~7%を何十年維持していたのと比べたらどうなのかって話し。

相場の世界に何十年もいると、ああいうとんでもない「大暴落+長い冬の時代」も経験するのと同時に、「小さい規模の暴落は何度も起きる」わけです。でもそれが「その下げで終わるのか」「それから下げが大きくなるのか」の見分けって「ほぼ不可能」なのね。今で言えば「トランプはイランへの攻撃を増やす」のか、それとも「話し合いが決着する」のか、「タンカーは問題なくホルムズ海峡を通過できるのか」、そしてそれは「いつ結論が出るのか」は誰にもわからないのと同じ。

どうしたって「最悪のケース」だって想定しないとならないじゃないですか。だからこそ「石油の備蓄」もするわけで、では「個人レベル」ではどうなのか。

経済活動をしていれば「予測をしない」なんてことはあり得なくて、その読みに従ってなんらかの行動を起こすしかない。

そしてその読みが当たれば\(^o^)/で、はずれたら悲惨なことになるけれど、「行動を決める責任が経営者にはある」わけで、本当に難しいと思う。

でも私達は今「株式や先物、コモディティーの話をしている」わけで、これらは「いつでも売買が可能」で、「撤退!」と決めればその日のうちに撤退できるし、逆の「攻めるぞ!」と決めれば、その日中に「作戦を変更して積極的に攻めることも可能」。

つまり他の経済活動のように「計画を立てて下準備、そして着手、軌道に乗せる」という長い年月が掛かるような投資とはわけが違うから、「いつでも計画変更が出来るというアドバンテージを利用しない」なんて異常かもしれない。でも同じ株式投資でも「大企業や機関投資家」はとんでもない額を扱うから、「今日中に撤退」なんてことはまず出来ない。彼らの買い注文も売り注文も「証券会社に出す」けれど、その「大きな注文を分散させてうまくこなす」のが証券会社の担当の「腕」なわけで、その注文をそのまま市場に流したらその注文だけで「相場は大きく動いてしまう」。普通の「売り買い」でもそうなのに「撤退」なんてとんでもなく難しいはず。

でも私達みたいな「雑魚」は全く関係ないわけで、いくらでも小回りがきく。

だったら「そのアドバンテージを有効に使おう」という動きが、あのバブル崩壊後の私の相場仲間で起きた「当たり前の変化」だったわけです。

でもまた時代は変わり、多くの仲間は消えていき、新しい勢力が「新たな考え、手法」で台頭してくるし、そして「相場が上向きになる」と「株(インデックス含む)は儲かるぞ」という声が増えていき、ここがチャンスと「証券会社も関係者も動き出す」のね。そしてテレビでは特集が組まれ、本屋には「株式投資関連の書籍が増え」て、「じゃぁ、やってみる?」という新規参入者も増えてくる。

そして「そういう新規参入者」の中でも「これだけ利益が出ました。\(^o^)/」なんて声が広がり、まさに「伝染病」のように「投資熱は広がる」し、そこに政府も目をつけて「投資で資産を増やしましょう」と「老後のことは個人責任だ」と言わんばかりに動き出し「後押しします」と【免税枠を広げた政策】を打ち出したり。

となれば「やるっきゃない」と誰もが考えるのが普通で、でも殆どの人達は「大きな暴落や長い冬の時代を経験したこともない」し、そもそも投資とは「1にタイミング、2にタイミング、3,4がなくて5にタイミング」の世界なのに、「どこで買いに入るべきか」は考えないし、「どこでやめるか」の出口戦略もない。

でも長い市場の動きを見ると「買って我慢していればどうにかなる」ような気がするし、関係者はそれを煽る。

ここで考えてほしいことは、「日本のバブル真っ盛りの時代、1980年代も同じだった」ってことなんですよ。

もう一度このチャートをしっかり見て頂きたい。1980年代にどれほど盛り上がっていたのかはチャートからも想像できると思う。

こういう動きは「稀」と言えば稀で、でも小さな暴落は常に起きるじゃないですか。日経平均で言えば2024年の8月の小さな暴落でも「大騒ぎ」になって「青汁王子も倒産する」なんてやっていましたが、あんなレベルで大騒ぎになる方がおかしくて、それは2025年の春の暴落も同じ、そして今も暴落と言って良いんでしょう。

こういう「下げた時に買い向かうことが出来るかどうか」で「大きな差が生まれる」わけで、多くの投資家はそこに注目するけれど、私はそれは「カジノのルーレットで次は赤か黒か、数字は何が来る」と大盛りあがりをしているのと全く同じに思えるわけです。

「当たれば大きい」「ハズレたら悲惨」だけれど、だからこそ「そこに惹かれる人達が多い」のかもね。

私だって同じで、そもそも「ギャンブル好きの性格」でもあるし、私の20代、30代はそんな感じだったと思う。

でもねぇ、それで勝てるときもあるけれど、「大きな波に飲み込まれるとすべてを失う」のね。そんなケースが多いのを間近で見たのが「日本のバブル崩壊後の22年間だった」わけです。

またそんな事が起きるのか?

私は「起きない可能性は高い」と思っていて、やっぱり投資家も政府も「いろいろ学んでいる」と思うから。リーマンショックも同じで、あの影響が酷すぎたから規制も随分変わって「同じ事が起きないように」と世界は変わった。

でも戦争が起きたり、大災害が来たり、あるいは「AI、フィジカルAI」の影響を読むのは難しいはずで、世界に産業革命が起きた時に「どれほどの労働者が路頭に迷ったか」を想像するのは大事だし、私の時代にもまだ「集団就職」なるものがあって【中卒の若者たちは金の卵】で地方からどんどん都市部に送り込まれたのね。でもその後の「発展」でそういう労働者たちがどうなったのか。私が若いころなんて「家内制手工業」も多かったし「内職屋」も多く、それが中小企業の下支えをしていた時代があるのを思い出します。

またインフレが凄かった時代として「田中角栄首相」を思い出すのですが、彼の「列島改造論」で日本は湧いた。インフレは凄かったけれど、当時は「給料もどんどん上がった」のね。だから意外に「インフレに泣いた人達」より「良い時代だったと思う人」の方が多いかもしれない。かつては「自分で一軒家を持つ」なんて夢の夢だったのが多くのサラリーマンたちが「私鉄沿線の建売住宅をローンで買えた」時代。

そして向かえた日本のバブル。1500万円で買ったそういう自宅が「おいおい、5000万の値が付いたぞ」なんて騒ぎになった。私もたまたま買った池袋のワンルームマンションが980万円だったのが5500万円のすっ高値で売れたなんてことも起きた。売りに出して買い手が決まるのに1週間も掛からなかった。今ではそのマンションは2200万円ぐらいの様子。

世の中がどれほど「好景気で盛り上がっていた」のかは想像できると思う。

そして向かえた「バブルの崩壊」。これも凄まじかった。

さてさて、これからまたそんな事が起きるのか。私にはわからない。

でも上に出したような「ちょっとした下落」でも結構世の中では大騒ぎになるわけで、私としては「本当の暴落、下落」が来たらどうなるのかと思う。

そんなことは「経験する必要はない」わけで、「過去を学び」「シミュレーションをする」だけで【自分はどうあるべきか】は意外に簡単にわかるはず。

でもそれをする人は少ない。

理由は簡単で「儲けることで頭がいっぱい」「その欲望に支配されている」から。

時代は繰り返すってことなんでしょうね。

これは自然災害と同じで、「津波警報は出るけれど、いつも大したことはない」なんて思う人が【大きな津波で死んでいく】だけのことだと思う。

最近「南海トラフ地震は必ず来る」なんていう専門家が出てきているし、どうなるんですかね。

ま、「運を天に任す」生き方も良いというか、そういう風に考える日本人って多いと思うのだけれど、では「どうあるべきか」って簡単に答えは出ない。

私もその辺は同じで、世界大恐慌やバブルの崩壊程度の「大混乱」が起きても生き延びる策を考えてそういう「体質」を作ってきたけれど、それを超えるとんでもないことに遭遇する可能性もなくはない。

でもそこはやっぱり日本人的というか「もはやこれまで」と思った時には「潔く消えていこう」なんて思ってます。(笑)

ただし今の私は過去の私と違っていて、「買いも売りも同じ」であって臨機応変に戦える。これって重要で「買うことしかしない」なんてボクシングで言えば「片手で戦う」ようなもの。でも「売り(ショート)も出来る」となれば、【暴落は暴騰と同じ】【長い冬の時代は長い春の時代と同じ】となる。

でも当然、「流れに乗る」ことが何よりも【予測よりも】優先するべきことで、「流れの見方を磨く」のとともに、「乗るタイミング、降りるタイミングを学ぶ必要がある」のは「買いだけしかしない」場合も同じ。

結局、この世界は弱肉強食の世界で、のほほんと生きて良い思いをしようと思っても、それは「ギャンブル」だとしか言えないと思う。

次から次へと変化が続く世界なわけで、そのスピード、サイクルも早く短くなっているのを感じます。そして思うことは「その変化を常に予測して当てることが可能なのか」ということ。

私は昔から「自分の予想は良くハズレる」のがわかっていましたし(笑)、ある時ハタと気がついたんですよ。「予想予測をしてそれに従うから勝てないのだ」と。「予想、予測の精度を上げることに一生懸命になる」けれど、それは大間違いで、つまり「従うべきは世の中の流れ」でしかないってこと。

いつも何度も書きますが、「流れに乗ること」を重視していると「大損することはありえない」のね。

実は最近、読者の方からメールを頂きまして、「トレンドに乗るのを重視しているけれど、値幅を取ろうとして大負けすることがある。どうするべきか?」と。

これは「トレンドフォローが重要」だと気がついても誰でも陥ることで、大負けするってことは「トレンドはすでに逆を向いている」はずで、「トレンドに乗ることを重視しているのに、その変化には乗らなかった」ことを意味する。つまり「自分の読みは欲望に負けた」、それだけのことなんですね。

「このトレンドは続くはずだ」というのがまさに「自分勝手な予想、予測」なわけで、【それを排除しないと流れには乗れない】ってことだと思います。

実は頭の良い人はこの罠にハマることが多いと思っています。自分が年月をかけて学び研究した「予測方法はそこそこ行ける」という【自信がある】からなのね。

そんな人が私の周りにはごっそりいましたので、私は「私は何もわからない馬鹿だ。どうしようもないアホだ」と考えるようにしました。当然、「予想予測なんて絶対に当たらない」と。

「何もわからない」にしても「チャートを見ると将来はわからないにしろ【過去と現在の流れ】は見える」じゃないですか。「見えない」としたらそれは「今は手を出すな」という意味でしかない。

それだけで十分だということ。「バカな方が勝てる」と言っても良いと思う。

もう一度この日本のバブル、その崩壊、その後の動きを見てください。それぞれの変換点で「それを予想予測することが自分に可能だと思うかどうか」。世の中には「トレンドを示すインジケータはいろいろある」わけで、このチャートみたいにそれらを4,5種類乗せて、それぞれの動きで「なんとなく流れが見える」はずなのね。これは会社で「経営戦略会議」をしているのと同じで、それぞれが「やり手」で皆で相談している状態と考えてみてください。でもそれぞれ特性があって違うことを主張することもある。

ここで面白いことは「皆が反対していることはしない」という使い方もできるってことなんですね。そして「わからない時には何もしない」のも重要で、また「端から端まで取ってやろう」なんて考えずに、「たくさん実った木の実の一部を採取する」だけで十分で、それを溜めてロットを大きくすれば「安全に、収穫高も上がる」という考え方が基本にあります。

またこの数日の変化で為替も大きく変化して、デイトレーダーの中でも「ハズした」「わからない」「どうすれば良いんだ」なんて声が多い。そんなのは当たり前のことで「誰が何を言うか」「どの国が何をするのか」で日々環境は変化を続けているのに、「為替の行方がわかるわけない」と思う。

でもここで読者は気がつくはず、彼らは「常に予想、予測をしてそれに従ってトレードをする」から、方向性が大きく、そして頻繁に変わったりすると「わけがわからない」となるし、それは当たり前だと思う。

では「予想をせずにチャート見ながら流れだけを追ってみる」としたらどうなるか。

下のチャートが多くのFXトレーダーが「わけがわからない」と嘆いている動き。こういう動きだと「勝てない」のが当たり前だと思いますか?

トランプが「5日間延長」と言って、急激な円高になってからの今まで(3月24日15:30まで)の動きです。チャートは100ティック足で3分割してあります。Y軸の一枡は10PIPSですから10万ドルロットで1万円、100万ドルロットで10万円の動き。

当然、上位足、この場合だと3分足を同時に見ながら「大きなトレンドを見る」のは絶対のお約束。

チャートのセッティングって非常に大事で、私としては多くのデイトレーダーは「非常に単純なチャートを使っている」と感じるんですよ。チャート分析にどっぷりつかったことがないのかもしれないけれど、「皆がそうだからそれで良い」と思っているのか、私には理解不能。

例えば多くの人が使っている5分足のチャートはこれで、上の3分足とほぼ同じ期間を表示していますが、ここから得られる情報って少なくて、それが何を意味するかと言うと、「自分の中で湧いてくる様々な思いの整理ができない」ってことなんですね。下のチャートと上のチャートと比べてどう思いますか。

人の行く 裏に道あり 花の山

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