オーストラリアに限らず、海外へ移住、長期滞在、留学、ワーホリ、様々な滞在形態があると思いますが、どちらにしても日本からの送金は避けて通れませんね。
★ 現金
★ T/C
★ 送金
★ カード
現金、T/C、送金に関しては、円を日本でオーストラリアドルに替える方法と、円を持ち込んでこちらでオーストラリアドルに替える方法が存在します。
カードはクレジットカード、デビットカードの現金をおろすだけではなくて買い物も出来るものと、ATMで現金をおろすだけのものに別れます。
そして近年広まった来た方法の
★ インターネット決済サービス
Paypalなどがあります。最近は通販だけではなく、個人間のお金のやりとりも出来るようになりました。
一体どれが得なのかはそれぞれの手数料を計算するとわかるわけですが、その詳細はここには書きません。それを説明したサイトはいくらでもありますので、そちらを見ていただくか、あるいは銀行、両替商によって差がありますし、最終的にはご自分で確認しなくてはならないわけですから、今から自分で調べちゃおうというのも良いんじゃないでしょうか。
じゃ、この記事は何のためかというと、単なる手数料計算で損した得したではない他の考え方があるという提案なのです。
で、私がお薦めしたいのはクレジットカードの利用です。ただし、キャッシュが欲しい場合はクレジットカードは借金と同じで最悪と言ってもいいくらいの手数料ですので、これでのキャッシュ引き出しは無し。しかし、オーストラリアではクレジットカードで買えない物は無いと言っても過言ではないので、キャッシュレスに近い生活をすることは可能だと思います。先日、息子のために車を買ったのですが、これもクレジットカードで支払いました。
ではどうしてクレジットカードが良いのかと言うことですが、カードの利用で付くポイントなんです。インターネット上の送金とか両替の情報サイトにはこのポイントを考慮して書いてあるところがほとんど無いので、あえてこの記事を書こうと思いました。
大体、100円に対して1ポイント付与というのがアベレージですが、その1ポイントは1円計算で現金化できると考えて良いと思います。つまり1%のキャッシュバックがあるということ。この分を為替交換の手数料計算から引いて他の送金両替方法と比べる必要があるのではないでしょうか。
なんだ、たったの1%かと思う方もいらっしゃるでしょう。そこでもう少しクレジットカードを研究してみますと、海外で使った分に関しては倍のポイントが付くJCBカードがあったり、また、100円に付き1ポイントではなくて、もっと付与率が大きいクレジットカードが存在することがわかります。
もし2%のバックがあると考えると、海外でクレジットカードを利用した場合の手数料は相殺可能なまでに小さくなるということです。
そこでもう一歩進んで考えてみます。これは前にも書いたことですが、オーストラリアへ来ると言うことは飛行機に乗るわけですね。私はJAL専門なのですが、この航空会社がやっているマイレージクラブに入って、提携クレジットカードでマイルを貯めるという方法があるわけです。
ちなみに、JALで成田ーブリスベンの往復航空券ですが、期間限定で3万マイルと交換できます。この3万マイルはJALのマイルを効率よく貯めるクレジットカードを使えば、150万円程度で貯まってしまいます。
えーー、150万円も?と思う方はよーく考えてください。使うお金って現金だろうとカードだろうと使わなくてはならないわけですね。現金では何ももらえないのに、カードなら日本との往復券がもらえるわけですから、これって凄いことだと思うんです。
ちなみに、ブリスベンー成田の往復切符を買うといくらすると思います?燃費サーチャージを別にして、9万円から16万円っていう感じでしょうか。クレジットカードで150万円使ったらこれが手に入っちゃう。毎月15万円相当の買い物をカードで払えば、1年に一度日本にただで帰れる計算です。
私のクレジットカードはJALカードで100円に付き1ポイントしか付きませんが、もっと効率よく貯まるカードがいくつか存在します。「JAL マイル クレジットカード」こんな感じの語句で検索してみてください。情報がごっそり出てきます。
ちなみに私がこちらでカードで支払う内容ですが、
★ 日々の買い物、支払い
★ 税金、公共料金
★ 子供の大学の授業料
★ 自動車
こんな感じで、ほとんどキャッシュは使わないで生活できています。中でも面白いのは大学の授業料。子供が高校時代の時もクレジットカードで払っていましたが、この金額って結構大きいんですね。年間の支出トータルの中で大きな%を占めますが、そんなものでもクレジットカードで払えます。先日買った車もそうなんですが、値引き交渉をして最後の最後、これ以上無理だというところで、クレジットカードで良いなら買うと言いましたところOKが出ました。もちろんカードの加盟店手数料(1.75%)はディーラー持ちで、私の支払い額は現金価格と同じ。
電話料金とかガソリン代とか、毎月毎月必ず出て行く支払いも年計算するとかなりの額になりますので必ずクレジットカードを使っています。
いかがでしょうか?
このマイルを貯め出すと様々な方法があるのがわかりますし、集めることが趣味になってきます。面倒なことをしてまで集めるほど私はオタクではありませんが、マイルを貯めるのだということを頭に入れて生活するだけで、私の場合、年に15万マイルぐらいは楽勝で貯まっちゃいます。日本往復の航空券5枚分です(期間限定ビジネスクラスなら3枚分。キャッシュで買えば約150万円)。そして期間限定ではなくて一年有効のチケットだと4万マイル(ビジネスは6万マイル)。一年有効のオープンチケットって怖ろしい値段だというのはご存じですよね?私は1マイル3円計算をするのですが、12万円で一年有効のオープンチケットをJALから買うのは絶対に不可能(ビジネスなら6万マイルで18万円相当。これはキャッシュで買う格安エコノミーと大差なし。ビジネスをキャッシュで買うと約50万円)。クアラルンプールだとすると1年有効の成田往復3万5千マイル。期間限定なら3万マイル。
貴方もマイルを集めてみませんか?
送金、両替の手数料を考えるって事は貴方もかなり細かい方だと思うのですが、もしそうなら、クレジットカードを使ってマイルを貯めるのは手数料を軽減するどころかプラスになっちゃうというのがわかるはずです。
面白いでしょ?
とうぜんこれはオーストラリアに限らず、世界中どこへ行っても同じ事。このマイルに関すること。特典航空券の面白い取り方とかを他の記事でも書いています。左のカテゴリーから航空マイレージというのを選んで見てください。