言語を習得する難しさ

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まぁ、私の場合、人生の半分近くを英語圏で過ごした計算になるのですが、じゃぁ、英語はペラペラか?と言うとまるっきり駄目です。できることなら、ネイティブ?なんて言われてみたいのですが、駄目ですわ。

まぁ、仕事をしている頃は大体慣用句で済んじゃいましたし、日常生活で困ることはないのですが、ある時、飲酒運転で捕まって裁判所に行った時には落ち込みました。ほとんど何を言っているのかわからない状態。

つまり、映画にしても裁判ものなんてアウトです。アクション、恋愛ものならOK。先日アバターを見に行きましたが、当然日本語のスーパーは無く英語だけで、多分私が理解できているのは70%も無いのではないかと思いました。聞き取れない部分もあるし、全く知らない単語だっていくらでもありますから。

せめて英語のスーパーが出るだけでも随分違うんですよね。ああ、映画でまた勉強しようかなぁ。ビデオやDVDですが、耳の不自由な人達の為にスーパーが入っている映画が多いのはご存じでしょうか。普通のプレイヤーではそれは表示されませんが、それ用のアダプターをかますと表示されると聞いたことがあります。今更、初歩から勉強するのもなんだし、好きな映画を英語のスーパー入りで観たら良いかも。とか言いつつ、マレーシアで充分な時間がありますから、しっかり英語を習いに行ってネイティブに近くなりたいと思ったり。

でも、その前にマレーシアへ行くのだからマレー語の初歩ぐらいは勉強しようと思ってます。で、教材を4冊入手しました。

○ マレーシア語 基本単語2000
○ CDエクスプレス マレー語
○ まずはこれだけ マレーシア語
○ 旅の指差し会話帳 マレーシア

誰にこれらを勧められたというわけでもなく、インターネットで調べて、まぁ良そうだなと思ったのをアマゾンから買いました。面白いと思ったのは、英語でのマレーシア語教材を探したんですが、ほとんど無いんですね。日本語の教材の方が多い。これは意外でした。

ま、これでマレーシアへ行く頃には簡単な会話ぐらいは出来るようになろうと思ったのですが・・・・・・

駄目。まるっきり歯が立ちません。どうしようもないくらいお手上げ。

なんと言えば良いのでしょうか、自分の中にマレー語の音がまるで入っていないんですね。たとえばイタリア語だフランス語、あるいはスペイン語にしても自分はまったくしゃべれないにしても音は自分の身体の中に入っているんですね。いくらでも聞いたことがあるし、メチャクチャの言葉で真似をすることもできる。

ところがマレー語に関しては、音を聞き取れないんですよ。宇宙語を初めて聞くようなもので、チンプンカンプン。

参りました。

ところがあるマレーシア在住の日本人が書いていたのですが、結局彼の付き合いの輪はマレーシアに居ながらもマレー人ではなくてチャイニーズがほとんどだと言うのです。だからマレー語よりか中国語を習うべきだと気がついたとのこと。

言われてみるとそれもそうで、店に行くのもチャイニーズの店が多くなりそうですし、また中国語なら他国でも通じるわけですからその方が良いかと思ったり。

でも、中国語もいろいろあるわけで、広東語がいいのかなと思ったところ、これまたマレーシアではいろいろな中国語が使われていて、KLとペナンも違うらしいんですね。KLは広東語でペナンは福建語と言っていたかな。忘れましたが・・・。

私からすると広東語の方がマレー語より取っつきやすいので、広東語にしようかと思ったり。でも中途半端に広東語を習うのなら、私としては昔ちょっとかじっていた北京語をしっかり覚えたいと思うわけです。北京語の方が簡単だし。

ということで、どうしたらいいのかわけがわからないまま、またマレー語の教材を見ながらボチボチやってます。

しかし、言語って中途半端は意味がないんですよね。下手にしゃべると、相手はどんどんしゃべってきますし、結局何もわからない。でもま、話題作りとでもいうか、相手の国の言葉をわかろうと努力していることを示すのは非常に良いことだと思いますので、やっぱりマレー語をやるのがいいかと・・・。

そう言えば、学生時代にこんな事がありました。ある店の調理場でバイトをしていたのですが、店に外人の団体が入ってきた。で、英語がわかるのが私しか居なかったもので、調理場から店に出て彼らと話したんですよ。ところが外人なら英語が出来ると思ったら大間違いで、彼らはまったく英語を話しませんでした。

さぁ、困った。彼らはもうテーブルに座っていますし、私はフト頭に浮かんだ言葉を言ったのです。

Sprechen Sie Deutsch?

あなたたちはドイツ語を話しますか?と。

なんでそんなバカなことを口走ってしまったのかと思いましたが、彼らは Ja Ja と言い出しました。つまりドイツ語なら通じる。ところが私はその後何もしゃべれずに頭を掻くだけで、店の他の客が注目している中で大恥をかいたことがあります。実は第二外国語として高校3年間、大学で2年間ドイツ語を習ったのですが、会話はほとんど駄目。その後は、思いつく単語を並べて、結局彼らには帰ってもらいました。

中途半端な言葉は全く意味をなさず、何も知らないのと一緒といういい例です。

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