ロードタックス

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マレーシアのロードタックスは排気量が大きくなると突然高くなると聞いていました。3000cc以上になると高いと。

これの詳細を見付けたので、ロードタックステーブルを書きます。

Petrol-based vechicles

1000 and below 20.00
1001-1200 55.00
1201-1400 70.00
1401-1600 90.00
1601-1800 200.40 – 280.00
1801-2000 280.50 – 380.00
2001-2500 381.00 – 880.00
2501-3000 882.50 – 2130.00
3001-5000 2134.50 – 1113000

1600cc以下はそれぞれの範囲の中でロードタックスは一律。ところが1600ccを越えてくると1cc毎に料金があがる。2500ccを越えると増え方が大きくなり、3000ccを越えるととんでもない上がり方になる。

ちなみにディーゼルの場合ですが書くのは面倒なのでパス。ただ税額はガソリンのほぼ倍と考えて良いと思います。4駆のディーゼル3000ccだと4880RM。たっけーー。

3000ccだと2000RMを越えたぐらいだと聞いていましたので、そりゃ高いけれどしょうがないかと思っていました。で、腹をくくって排気量の大きな車も考えていたわけです。たとえば日本車でもアコード、カムリ、ティアナあたりでも3500ccぐらいのはありますよね。で、欧州車もその辺りのはいくらでもある。

もしかしたら4000ccを越えても良いかと思っていたんですよ。排気量に比例して燃費が悪くなるわけじゃありませんし、普通に流しているときにはさほど変わらない。でもここぞと言うときに踏み込むとパワーが出る。だからどうせ3000ccを越えるなら4000ccでも良いし、車そのものが安く買えるなら5000ccでもいいじゃないかと。

ところがーーーーーー

ロードタックスは3000ccを越えたら一律ってわけじゃなくて、これまた1ccごとに上がっていく。で、例えば5000ccだったらどうなるのか?

これの計算が出来るHPがあります。排気量を入れるとロードタックスの値段が出ます。

ここ     ← クリック

な、な、なんと、5000ccだと11145RM。約30万円。4000ccだと6645RM。3500ccだと4395RM。こりゃだめだわ。

あえなく撃沈です。 (T.T)

でもま、3000ccぐらいまでならどうにかいいかなと思ったり。ただ、最近の傾向として、特に欧州車はエンジンをダウンサイズしてそしてターボや燃料噴射、あるいは両方付けたりしてパワーを稼ぐ。なおかつ燃費を良くしようという方向に動いているわけで、そういう点でもう大きな排気量を必要とする時代じゃないんでしょうね。今では1600ccで150馬力。2000ccで200馬力ものパワーを出すエンジンを普通の乗用車に積んでる時代。

かつてはそういうターボなり高回転型のエンジンを積んで馬力を稼ぐのは一部のスポーツカーだけでしたが、今ではこれが普通になってきているのがわかる。私も頭が古くて、排気量=パワーみたいな考え方があるんだけれど、そういう時代じゃなくなって来たんですね。

たとえばゴルフなんて1400ccしかない。そんな小さいエンジンでどうするの?って思っていましたがターボを積んでる。で、2000ccクラスのパワーを確保してるんですね。でも流して走っている場合には大きなパワーはいらないから、結果的に燃費が伸びる。

欧州陣営はそういう方向。では日本は?

相変わらず前のままです。どうしてなんだろうか。日本の客の好みがそういう方向なのかな?でも車は世界で売る方が多いわけだから、日本勢が世界の動きについていかないってのは不思議。

ということで、大排気量の車は諦めることにします。

しかしマレーシアではロールスロイスみたいな大排気量の車は結構走っているし、あのロードタックスも半端じゃないでしょうね。ロールスロイスは6750ccはある。ロードタックスだけで50万以上支払っているんでしょうか。凄いなぁ。

そういえば、私もゴールドコーストでロールスロイスに乗っていたことがあります。って、本当は商品として仕入れて自分でも乗り回していただけです。でもこいつが売れないし故障は多いし大変なことになりました。かつて日本ではバブルがはじけて、ロールスロイスみたいな車はメチャクチャ安かったんです。で、それをこちらで売ろうと思って一台仕入れました。ところがこいつがとんでもないやつで、オイルというオイルは各所から漏れるし、あっちもこっちも調子が悪い。何度修理に出しても完璧に直らない。名前は出しませんが、日本のちゃんとしたロールスロイスのディーラーから、お奨めということで買ったのにこの有様。

しまいにはエンジンブロックを交換した方が良いなんて話になって、値段を聞いたらそれだけで150万円ですと。もちろんパス。なおかつある時、駐車している間にロールスロイスの象徴であるボンネットに付いているあの飾りが盗まれました。あれが無ければロールスロイスじゃないですものね。で、買おうと思ったらあの飾りだけで20万円と言われひっくり返りそうになりました。これももちろんパス。

結局1年以上経っても売れないし、細かい修理代の積み重ねだけで仕入れ値を超えてしまうし、最後の最後は自分の家の車を買うときに、まさに今乗っているホンダのオデッセーですが、これの下取り車として無理矢理ホンダに押し込みました。査定額はほぼ仕入れ値と同じ。あちこち直した修理代の分だけマイナス。

そんな経験もありましたので、高価な車を安いからって買うと大変なことになるのも良くわかります。確かに日本ではBMWの7シリーズは下手をすれば3シリーズより安いぐらいの価格で売ってますが、これを安いと思って買っても部品代は高級車の値段ですし、また高級車なだけにあれやこれやややこしい機能もついていますから、それがちょっと壊れただけで何十万なんていう修理代が掛かる可能性もある。

ということで、やっぱり普通の車、そして評価も良く、売るときにも売りやすいホンダ、トヨタってことになるんでしょうねぇ。

でもここで諦めたらカーキチとは言えないわけで、リスクはリスクとして予想して、それをあえて取りに行くつもりで何か日本から買おうと思います。 (^^)v

何がいいかな~~~~。

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