不思議な話 その後

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一度書いた手前そのまま放置する事もできず、その後どうなっているのかちょっとご報告。

これは私は決してふざけているのではなくて、今、私としては一番心配な原発事故の件。これに進展があった様子。

まず、2月の時点で、かなり事細かく今回の地震災害が見えていた不思議な人。俗に言うチャネラーだろうか。

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これとは別に科学的に電磁波をモニターして、大震災の前日に、その内どこかで大地震が来るだろうと言い当てた人。この人は科学者らしい。ただアメリカが地震兵器を持ち、それを使った陰謀だと言う。

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このお二人になんのつながりも無かったはずなのに今回の予知(?)が切っ掛けで繋がりが出てきた。それは何かと言うと先のチャネラーが(頭の中に)伝えてもらった原発事故の対処方法。彼女は全く科学的知識、素養がないらしく、ましてや原子物理学のことだから細かい話がわかるはずもないとのこと。でも彼女は頭の中に伝わってくるその何者かからのメッセージを書きとめた。書きながらも彼女には全くその内容が理解できない。

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私もこの内容を読んでもなんだかわけのわからないことばかり。

ところがこの内容が、先の、前日に次の日の大地震を言い当てた科学者の元に届いた。そしてなんと彼はその彼女の書いた内容を理解して、放射能を防ぐ、無効にする、あるいは放射性物質をどうしたらいいのかの手がかりを見つけてしまった。

彼の3月19日あたりから21日にかけてそれが書かれている。

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ただ科学者と言ってもかなり異色の科学者でしょう。これはブログを読んでみればわかるように危ない書き込みが多い。

ま、これを見て本当か嘘かという判断は私はしません。なんの判断もせず、評価もせず、とにかく読んでいくと不思議なものが見えてくるのです。これって満更めちゃくちゃな話じゃないかもしれないぞと。彼が彼女の言葉の中から導き出した考えが、実はすでにちゃんとそれを唱える学者がいるのを彼は発見する。これは「誰かの」話を頭の中で聞いた彼女は全くその手の知識が無いのに、そういうふうにつじつまがあってしまう事。そして彼女のブログを読んでいるとわかるのが、どうにでも取れるような曖昧な言い方ではなくて、中にちゃんと固有名詞や彼女が知るよしもない数字が頻繁に出てくること。

先のその科学者も彼女の頭の中に浮かんだそれに興味を持ったのは、彼女にあの手の人達特有の曖昧さを感じなかったかららしい。

これが今後どう展開していくのか見て行きたいのだけれど、どんな展開になろうと、彼女が聞き、彼がこういう感じだろうと考えた装置が実際に作られることもないはず。

でもま、何か不思議なことが起きている感じがする。特に彼女が書いている、頭の中で「誰かに聞いた話」だけれどかなり具体的な点に読者はすぐに気がつくはず。もし彼女の頭に過去に知った固有名詞や数字が残っていてそれを書いているとしたら半端ではない記憶力がいいことになる。また何かを見ながら書いたインチキにしては、手が混み過ぎというか、内容的に60代のオバサンがやるような内容にも思えない。

まぁ、世の中には不思議なものは嘘かインチキか、勘違いだと思うほうが間違いが無いのだけれど、この二人に関しては、そういう判断を抜きにしてちょっと見ていたいという気がします。

しかしどうみても狂っているとしか思えないのはリチャードコシミズとベンジャミンフルフォード。

リチャードコシミズ  ← クリック

彼はネットジャーナリストと言う肩書きらしいのだけれど、どうもネットに散らばる情報をまとめて何かの結論を引っ張り出している様子。こういうことは我々でもやることがあるけれど、それは遊び、暇つぶしでしかない。だってネットの中の情報にどれだけの信憑性があるのかわからないのだから。これは彼の話を聞いていても感じることで、あれがこうでこうなって、それからこれがああなってという組み立ては面白いのだけれど、それの根拠になるデータ、情報そのものが怪しく感じるし、もしかしたらネットの中の情報って結論ありきで探せばどんな情報でも出てくるんじゃないかと思ったりもする。

彼と似ているのがベンジャミンフルフォード。彼のことは昔からよくテレビに出ていたし、ジャーナリストとして頑張っていた時期もあるから知っている人は多いはず。

ベンジャミンフルフォードのHP  ←クリック

彼は上のリチャードコシミズと同じで、今回の地震もアメリカの仕業だと言う。ただ、ずーっと上のほうに書いた地震の前日に大きな電磁波の動きを見つけて地震が来るといった彼とはアメリカのやり方が違う。彼はHAARPという実際にアラスカに存在する研究施設(巨大なパワーのある電子レンジと考えればいいかも)がその地震兵器そのものだというのだけれど、リチャードコシミズとベンジャミンフルフォードは情報交換しているのかどうかはわからないものの、なんとアメリカが海底深くボーリングをしてそこに核爆薬を仕掛けて地震を起こしたという主張。

これもまさかとしか思わないけれど、もう既にそのボーリング技術もあり、その船舶の動きも彼らは調べている様子。また第二次世界大戦時に、実際にアメリカが日本に対して地震で攻撃しようとしていた事実があると主張し、その技術はすでに確立されていると言う。

その背後にいるのがイルミナティであり、ユダヤ資本。それが世界を支配し彼らの理想社会を作るためにあらゆることをしていると暴露する。

しかしこれもですねぇ。ユーチューブで見る限りはデータ、情報の信憑性に欠けると感じるんです。米軍の中にも情報源がいる。それもトップクラスだ、みたいな言い方で誰が信用します?そういう信憑性に欠けることをどれだけ羅列されてもはい、そうですかとは思えませんよね。

でもリチャードコシミズは正直なところ怪しげな感じを受けるんですが、ベンジャミンフルフォードの話は本当に真に迫っている。彼は自分が手に入れた情報、そして悪いヤツが何かをたくらんでいる事に関しては全く揺るぎの無い自信を持ってしゃべっているのがわかる。彼らのいうユダヤの黒幕が世界の悪の権化で、どうにかして、絶対に倒さなければならないのだと涙を流しながら訴える彼の言い分にはちょっと耳を傾けたくなる。しかしやっぱり情報の信憑性が我々にはわからないし、狂ってるとしか思えない。

秘密の情報源を明かすことはないと思うけれど、もうちょっとなんていうのかなぁ、お願いだから信じてよ的なことをいくら繰り返されても無理。

でもその反面、全部が全部嘘ではなく、私が興味を持って調べた中にもどうもこれは怪しいと思うことはいくらでもあって、例えばニューヨークの911、自爆テロもそうだし、ブッシュファミリーがどういうバックグラウンドを持って何をしてきたかとか、まぁ、興味をそそる内容なのは間違いは無いと思う。

そもそも私が興味を持った事柄の中でも、ケネディの暗殺から始まって、トンキン湾事件、911の同時多発テロ、湾岸戦争とイラク侵攻、そして古くは日本を戦争に追い込んだ作戦、何か変な裏があるような事柄は間違いなく世の中で起きていて、それがアメリカの仕業だと一本の線に繋がることが無くは無い。では、そのアメリカを動かしてるのは誰か?と見ると決して時の大統領でもなく、大統領でさえ駒でしかなさそうなのはケネディの暗殺もそうだし、カーターがどうして突然出てこれたのか、またブッシュファミリーの利権等、何かアメリカの奥深くに通じる何かがあるのを感じる。これはきっとアメリカの巨大な軍産複合体が絡んでいる様子で、かつて強いアメリカを作ろうとする中で軍産複合体の力を強める必要があった。でもそれが暴走するようになった、あるいはそれの危険をあのアイゼンハワーが大統領を退任するときの長い演説の中でそれを説いていた。

アイゼンハワーの退任演説  ←クリック

どうもアメリカを動かしているのはこの軍産複合体であり、また石油が関連しているのは我々でさえもうっすら感じるわけで、彼らが日本にも裏から仕掛けてきて、ピーナッツをもらったあの田中角栄が辞任に追い込まれた大事件も起きている。

ではそのもっと裏にあって、軍産複合体や石油メジャーを動かしているのは誰かと考えるのが自然で、そうするとブッシュファミリーやキッシンジャーの名前が良く出てくるのに気がつく。では彼らを繰っている大元は何なのか?

この疑問に答えているのがベンジャミンフルフォードであるわけで、もし彼の言うことが本当なら世界的な一大事であり、大スクープとなるはず。ま、それがわかったところで我々ゴミのような東洋のサルに何が出来るわけでもないのだけれど、事実は事実としてまず知りたいという欲求を抑えることは出来ない。

でも何度もしつこく書くけれどもし彼らが本当に我々にこれが真実だと言うのなら、情報の信憑性を、あるいは事前に何か情報を仕入れたとしたらそれをちゃんと発表し、実際にその通りに何か起こったのか、この辺を見せてくれればもっと聞く耳を持っても良いと思う。せめて状況証拠でも出してくれないとキチガイのたわごとで終わってしまう。

これってリチャードコシミズもベンジャミンフルフォードも嘘つきの大バカ野郎と思っているという意味じゃなくて、本当にそうであるなら是非その証拠を出して欲しいと心底願っているということ。

この手の陰謀説は余りにも極端にしても、では世界の金融は一体誰がどうコントロールしているのか、巨大国際銀行家たちは何か企んでいるのだろうか、そんな方面からのアプローチも面白いと思うし、その方面なら「あべよしひろ」氏が私は面白いと思う。結構論理的で彼の良いところは秘密情報ではなくてオープンになっている情報を集めて推論を進めるところ。でも彼が導き出した結論はこれまた信じがたい内容。

この民主主義で自由経済の中でそんなことがあるのかと思うけれど、かつて歴史の中で多くの施政者は宗教を民衆コントロールの為に使ったのは事実だし、でもそれは過去のことではなくても今でも行われているのでは無いかと考えるのは全くおかしくないし、自由経済と言えども仲間内はグループを作って一つの目標に向かって邁進してグループとして勝とうとするのは当たり前。そして目指すは安定した搾取システムとその独占。

日本は明治になって立ち上がったアジアのサルだけれど、ヨーロッパに目を向けてみると、そもそも人類の歴史の中で誰がお金を作ったのか、金融システムは誰が作ったのか、その流れは今どうなっているのかと考えてみると、日本的な歴史認識は今までの歴史を何も知らない成り上がりの新興国の民と同じであると思う。長い歴史と莫大な資産を持つロックフェラー、ロスチャイルドに代表される財閥も、我々の感覚だとイマイチピンと来ない。ましてや彼らがどういう風に財閥を形成し、今どういう分野にどういう影響力を持つなんて我々には想像さえつかない。欧米では当たり前の常識さえも我々は知らないわけで、今までの歴史の中で一体彼らが何をしてきたのか、それを知るだけでも、今彼らが何もしないで鼻くそをほじくっているわけがないのも想像できる。

日本が戦後アメリカに擦り寄っていく歴史の中で要所要所に出てくる人物がいる。それは宮沢喜一。GHQとも深く繋がり、大蔵官僚として池田隼人に近くサンフランシスコ講和条約に関わり、その後政権の中枢と常に関わっていた。自ら総理、大蔵大臣も経験し、アメリカが日本にああしろこうしろと文句をつける公の舞台である日米構造協議も彼が準備。今の日米関係の土台を作ったのは宮沢喜一で、昔から裏と表で彼が関わってこれが出来たような気がする。

宮沢喜一を売国奴という人たちもいるけれど、私は宮沢喜一は海外を知り尽くしていた唯一の政治家だったのかもしれないという気もする。世の中を動かす力の存在を知っていて、それに反発するよりそれに近づくことの方が日本にとって有利であると考え続けていたのではなかろうか。日本があの強大な力に立ち向かえるはずがないと彼は知っていたのかもしれない。これはきっと、今でもそれが事実で、アメリカの言うことを何でも聞くのは、日本としての自立心の欠如ではあるけれど、相手があまりにも強大であるからかもしれない。

政治家はろくな英語をしゃべらないけれど、宮沢喜一だけは違うと言われている。GHQで有名だったのは宮沢喜一と白洲次郎だったらしい。また宮沢がクリントンと英語で会談したときに、アメリカ人記者が南部訛りを話すクリントンより宮沢の英語の方が聞きやすかったという話もあるぐらい。我々が想像する以上に、宮沢は欧米の文化、アメリカ、そしてその背後にある力、世界を動かす何かを知っていたのかもしれない。

日本としてどう生きるかの選択は簡単ではなくて、あの強大なアメリカに徹底的に叩かれ焼け野原の日本が、アメリカやその背後にある力と戦後対決できると考えるほうが変で、その枠組みの中に入ることが復興の近道であり、その後の発展の基礎になるだろうと考えるのが妥当。で、今我々はその枠組みの中にどっぷり浸かっていて、まるで意思の無い国家の様を呈している。さて、これでいいのかどうか。

ああいう巨大財閥が儲けるということは、為替で円をいじるとかそんな小さなことはしない。まず彼らが何で儲けてきたか、それは戦争。あのリーマンブラザースでさえそうで、日本が日露戦争を戦えたのはリーマンブラザースのおかげと言われている。当時、イギリスに行ってもアメリカに行っても融資を断られ、これじゃ戦えないとなった時に話を持って行ったのがユダヤ人。当時帝政ロシアではユダヤ人が弾圧を受けていて、ロシアを叩きたいリーマンブラザースがこの話に乗った。交渉に当たったのはあの有名な高橋是清。で、戦争に勝つことは出来たものの、それから悪夢が始まる。リーマンブラザースへの返済。戦争には勝ったものの戦後恐慌と財政赤字、そして専売品の課税強化。

歴史に「もしも」というのは禁句だと言われているが、もし日露戦争の時にリーマンブラザースも資金提供をしないとなったらどうだったのか。戦争は途中で終結すれば間違いなく朝鮮半島はロシアの影響下になったであろうし、もし戦争に負けていたら想像するだけでもぞっとする。北方4島どころか北海道はもちろん取られていたかもしれないし、日本の歴史は大きく変わったはず。

「もしも」ということである条件が変わった場合の歴史を考えると、その条件がどれだけ大きな意味を持っているのかがわかると思う。日本の大事な転換期に、その大本の首根っこを押さえていたのが大きな金融資本であると考えると、それは決して日本だけの話ではなくて常時それが世界で起こり、そしてそれが続いているであろう事は簡単に想像できる。

この図式は昔からあって、戦争や革命の背後で彼らは動き、彼らの力で戦争をコントロールし勝てばごっそり儲けるという、まさに戦争は国がやるだけでなく裏では財閥対財閥の戦いであったのだろうと思う。戦争が起こると右往左往するのは小さな商人たちであって、彼らは戦争そのものが商売で国や軍部とどれだけ強い繋がりがあったかは想像がつく。

だから今でも金になる戦争はやるけれど金にならない戦争はしない。裏に石油が絡んでいるのだろうと思う戦争はいくらでもあった。人道的なことだけで戦争をするなんてことは無いのかもしれない。もしもチベットに大油田があったら放置はしないだろうし、リビアも英米仏がカダフィ攻撃を開始したけれど、これもまた戦後のリビアの石油をどうするかという思惑が動いているという人も少なくない。

また戦争に限らず、1920年代の世界大恐慌もユダヤが仕組んだと言われる。まずはバブルを膨らませるだけ膨らませて突然異常なほどの金融引き締め。バブルは一瞬にして崩壊し大恐慌。当時アメリカに無数にあった銀行や企業が倒産し、それの資産を安値で引き取り財閥はまた大きくなったといわれる。この図式は日本の財閥にもあったといわれる。

ここで一つの疑問が出てくる。あのリーマンブラザースがユダヤであるならなぜリーマンがああいうことになったのか。答えは簡単で、リーマンブラザースが潰れて誰が儲けたかを見ればすぐわかる。私が思うにリーマンは先兵隊でサブプライムローンを世界中に仕掛けた。そして世界中がそれに乗り、いわゆるバブルがはじけた時に世界中は損する。しかし前にも書いたCDSという保険がある。リーマンが潰れて債券も価値がなくなったときに、微々たる残存価値との差額はCDSの保険会社が支払う。その金額はなんとリーマンだけで3600億ドルといわれ3兆円以上。ところが不思議なことに、その保険を誰が買い、どこの保険会社が引き受けたのか一切公表されていない。

ただ世界のCDSのトータルとして受け手である大手の保険会社が倒産しそうになり、それをアメリカ政府が救った。つまりこれは保険金詐欺の形であるのが見えてくる。リーマンで仕掛け、そしてその先兵隊を自ら切る事によって世界は大混乱。そしてそれの尻拭いをするのは政府。その大混乱で保険金をしっかり受け取る会社がいる。ゴールドマンサックスがどうしてリーマンショックの後に最高益を叩き出せたのか、決してそれは不思議でもなんでもなく、1920年代の大恐慌と同じ図式が見えてくる。これが人為的に作られたものかどうかは誰にも分からないけれど、そういう時に大儲けする連中がいるのは戦争の場合と全く変わらない事実。

まぁ、そんな感じで、巨大財閥は世界の歴史に大きく関係していると思うわけで、その財閥の頂点に立つ少数の人間が方針や今後の計画を立てる。ではその内容は?それらがユダヤ人だとすれば、ユダヤ人の最終目標は?

ま、そんな感じで事実だか怪しい世界だかわからない未知の世界が広がる。我々には想像もつかない世界だが銀行が企業の命運を握るのと同じでその頂点に立つ大財閥が国そのものや経済をいじり、何を計画しているのか、何を実際にしているのか、これほど興味をそそる話は無いと思う。

そしてそれが今回の地震とも関係があると言う人が少なくない。まさかと思うけれど、真相が我々レベルにわかるはずもなく、でも人為的な行動、作戦は必ずその足跡が残るはずで(911のテロも同じ)、その足跡から誰が何を企んだのか、何をしようとしているのかを想像することはできると思う。

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