稲泰宏博士 放射線は体に良いって話

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日本では話題になっているようですが、今日、初めてこの博士の講演をユーチューブで聞きました。

低放射線量医療の第一人者のようで、というか、その理論を言うのは世界で彼一人らしいのですが、これが事実だったらなんと素晴らしいことか。

原爆やチェルノブイリなどで問題になるのは高放射線量での被曝であり、今の福島はまるでレベルが低く、危険どころか健康に良い、長生きできる、農作物も、牛や豚も元気に良く育つはずという主張。

つまり塩にしても毎日8グラム摂る分には問題がなく、これを一度に100日分摂ると問題になる。それとこれを一緒にするなという話。彼の理屈では、いわゆるラドン温泉などが身体に良いと言うのと同じで、浴びたほうが良いくらで、本来は福島ももう少し値が高いくらいの方が良いと言ってます。

これが事実か否かは私に判断できるわけも無く、ただ、世界にはかなり高い放射線値の場所があってそれが問題になっていないことや、有馬温泉の放射線量は政府の、あるいは世界の基準値1ミリ/年をはるかに超えているらしいこと(彼の話では出てこない)など、おかしなことが世の中に起きている疑問に答える理論でもあると思いました。

世の中は「安全」と「危険」の閾値をどこに取るかで考え方も変わるし、それが二派の争点になるわけですが、彼一人だけ「絶対大丈夫」であると断言し、「安全」「危険」を言う人全員が彼から見ると「危険派」でしかないのだろうという点が面白いと思いました。

多分彼に反対する学者はほぼ全員となるのでしょうが、彼の言うことが真実だったら良いですね。

是非、彼の意見に真っ向から反対する学者と彼との討論を聞いてみたいと思いました。

楽観的な考えだけでは片手落ちになりますので、今、かなりうまくない状況だという学者の意見も載せておきます。京都大学原子炉実験所 小出裕章助教授のインタビュー。格納容器が破損しているので冷却水は垂れ流しのまま何ヶ月何年とこれが続き、莫大な放射性物質が放出されるだろう。またその冷却が失敗すれば爆発をすることになりチェルノブイリの様になるであろうという意見。

彼の政府が恐れているのは「パニック」であって「住民の被曝」ではないと言う言葉が印象的でした。



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