またお金の話? ^^;
しかしまぁ、私はやっぱりお金が好きなんでしょうね。って嫌いな人はいないか。
というかお金儲けが何よりも楽しい。これって趣味?いやいや、お金儲けがうまいわけじゃなくて、お金を儲ける方法をあれやこれや考えるのが好きなんですね。
で、豪ドル投資の話。
前の日記で、トラリピの事を書きましたよね。
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トラリピそのものに関しては検索してくださいね。FXで利益を出す一つの手法です。
で、トラリピをするつもりでトラリピをやるんじゃなくて、豪ドルに投資をする、あるいはスワップを取るつもりでトラリピをやったら面白いんじゃないかと書きましたが、どうもそれが気になっていて、ちょっと計算してみました。
たとえば豪ドルに10万ドル投資しようとする。
定期でも債券でも良いですが、5-7%ぐらいで回せますね。でもこれじゃ面白くないから、もう少し上乗せしたい。またそうすればどうドルが下落してもかなり助かりますから。
ここでもう一つ思い出してください。元本保証のこと。
証券会社などが元本保証をするときにどうするのかって話。
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つまり5年の期間運用するとしたら、5年後に元金と同じ額になるように大きな部分を安全な債券などに投資をする。例えば10万ドルのうち、8万ドルを6%で回すと5年で10万7千ドルになりますから、これでOK。5年後には元本保証です。
で、残りの2万ドルをどうにかして増やせば良いわけですね。
ここで今日の話のトラリピをやったらどうかという話に繋がります。
まず、今の豪ドルは1ドル80円としましょう。
仕掛けるトラリピは50銭刻み。
ここで大事なのは、豪ドルを保有するのがそもそもの目的ですから、豪ドルの売り持ちはしないという点。つまり、豪ドルが下がったら50銭刻みで買い下がるというのが基本。
2008年の10月24日は私には一生忘れられない恐怖の日でした。豪ドルが55円を下回ったんですから。もうこれで私が日本に帰国することはないだろう(物価が倍になったのと同じですから)と思ったもんでした。
そこで、トラリピを仕掛けて、もし再びそんな価格まで下落したらどうするか、まずそれを考えました。
80円から50銭刻みで買い下がるとなれば、50円までには差が30円で50銭刻みですから、合計60枚の買い持ちになりますね。一単位を1000ドルとしましょう。合計6万ドル。保証金は2万ドルでレバレッジを掛けます。
豪ドルが下がれば50銭ごとに1000ドル買い増すという方法。
トラリピですから、豪ドルが上がってくればもちろんそれを売って利益を取って、また下がれば買い下がります。いつものように為替が上に行ったり下に行ったりしているうちに、いつのまにか利益が積みあがるというのがトラリピ。
で、あの恐怖の55円どころか50円に下がったらどうなるか。6万ドルの買い持ちですが、証券会社にいれている証拠金は2万ドル。レバレッジたったの3倍で、全く問題なしですね。もしかしたら証拠金は1万ドルで、9万ドルを債券に回したほうがいいかもしれない。あるいは刻みを50銭じゃなくてもっと小さくして買い持ちを増やすか。ま、これはまた後ほど。
とにかく下がったら買い続けて、では50円という恐ろしい価格になったときには実際にどのくらいの損が出ているのでしょうか。あくまでわかりやすいように豪ドル換算でやりますが、50銭づつ買い下がって50円になったときの含み損ってどのくらいでしょうか?
この計算をすぐできる頭が私にはないので、はずかしながらエクセルでいろいろ計算しました。こんな感じ。(笑)
で、計算間違いじゃないかと思ったのですが、50円まで下がっても含み損は12186.63ドルなんですね。もっと多いかと思いました。これなら2万ドル預けておけば大丈夫じゃないでしょうか。
で、万が一50円になって、それが1年続いたらどうなるかですが、ちょっと雑な計算で申し訳ないのですが
スワップポイントが毎日100円入るとした場合ですが、6万ドルだと毎日600円。1年で219000円。これをドルに換算すると一ドル50円ですから(笑)、4380ドルです。これを8万ドルの債券で得られる利益(年率5%)とした場合、トータルで8.38%に回るんですね。(多分この計算は間違えているはず。スワップポイントは豪ドルで計算するべきで、豪ドルが下がれば当然受取額も減るはず。でもそれを直して計算するのが面倒なので、ここは勘弁してください。)
で、これにトラリピの利益がプラスされる。
これって凄いと思いませんか?凄い凄いって興奮しているのは私だけでしょうか。
もちろんスワップポイントがいつまで高いのかってのが一番の関心ごとですが、これって意外に利益の中の大きな割合にはならような「気」がしています。
私は算数は出来ますが数学が得意ではないので難しい統計の計算ができません。だから根拠は?と聞かれると非常に困るのですが、そういう「匂い」がぷんぷんするんですよ。これはいけるかもって。(笑)
私はトラリピの仕組みを完全に理解しているわけではないのですが、やるとしても自動売買で自分でやるつもりです。証券会社が提供するトラリピを使う気は全くなし。
で、50銭下がることに1000ドル買って、値が戻ったときに利益を出すように仕掛けるわけですが、これっていくらTP(テイクプロフィット)、つまりどこに売値を設定するんでしょうね。ちなみに上がらなかったらどんどん仕掛け玉を増やしていくわけで、基本的に損切り、ロスカットはしませんからSL(ストップロス)は設定しません。
50銭刻みで買い下がるのだから、利益も50銭上がったら出るようにするんだろうと単純に考えそうですが、それって変ですよね。1円もいいはず。
前に豪ドルには特徴的な動き動きがあると書きました。チャートを見ればすぐにわかりますが
ここに書きました ←クリック
豪ドルは売られるときにドスンと下がってすぐ戻るという「癖」があります。これは売られるときには売られ過ぎるという高金利通貨の宿命だと思うのですが、そういう動きを放っておく手はないわけですね。
つまり、ドスンと売られて突っ込んだらそれは利益がでる大事なところで、どんどん売り玉を増やしたい。そして50銭刻みだから50銭上がれば利益確定なんてそんなもったいないことをするべきじゃないと思うのです。
方法は二つ。利益幅を変えずに建て玉を増やすか、あるいは利益幅を増やすか。
私は両方やっても良いと思うくらいです。
つまり、50円に下落することを想定しても同じですが、ナンピン買い下がりというのは、下がれば下がるほど買い玉を増やさないと平均単価がさほど下がらないんですね。意味わかりますよね?
同じ枚数でナンピンしたら高値と安値の間に均等に散らばっているわけですから買い単価はその中間にしかならない。だから買い下がるときには建て玉をどんどん増やす。ギャンブルのマーチンゲールと呼ばれる建て玉法と同じです。負けたら倍々にするあれです。
ではどの辺でどの程度増やすのかってのが数学的な頭脳を持っていない私には計算が出来ないのですが、それこそ80円から50円にまで下がったとしたら、平均単価は65円じゃなくて55円。あるいはせめて50円台にしたいわけです。そうすれば大きく下落しても戻るときにはごっそり利益がでます。
つまり下落を怖がるんじゃなくて下落こそが利益を出すチャンスぐらいに考えるべきだと思うのです。大安売りの大バーゲンセールと同じ。
今の私の頭の中では想像しているだけですが、183日、あるいは365日の豪ドルの移動平均線を中心にして、そこからどのくらい乖離したらどのくらい建て玉を増やすか、あるいはTP、つまり利益幅をどの程度上げたらいいのか、あるいは、移動平均線(いつかはここに値は戻ってくる)から離れていないところは値の行ったり来たりが一番大きいはずですから逆に刻み値を狭くするとか。多分統計の専門家なら簡単に最適値を計算できるのでしょうが、私はこの辺は勘でやるしかなさそうです。
意味わかりますよね?
もし50円台にまで突っ込むことが再びあるようなら、現在値にまではすぐに戻らないにしても、一気に70円台ぐらいにまで戻すであろうと考えるのが普通です。つまり、基本値(多分移動平均線)から離れた場合は刻み値は大きく取り、なおかつ建て玉も増やし、そして利益は50銭じゃなくて10円とか乗せるべきだろうということ。
通常の仕掛けでも50銭刻みだから利益も50銭じゃ面白くないですよね。せめて1円は確保しないと。(笑)
これって冗談じゃなくて、統計的に計算できるはずなんです。この前の55円台をつけたときにはあるところに確率的には40億年に一度の確率だと言っていましたが、もしそういうことが再び起きれば、今度こそバカ面して見ているだけってのは止めたいです。 ^^v
もし80円で10万ドル全てを6%の債券に投資して相場が50円になったらどうなります?37.5%価値がなくなったってことになりますよね。豪ドルベースで考えると37500ドル失ったのと同じ。そして利回りの6%は豪ドルベースの6%で変らず。円換算したら3.75%にしか回らない。
このトラリピをやっていればトラリピの収益無しで8.38%(計算は違っているし、あまりにもアバウトですが)に回る。もし値が戻してきたときには全て債券の場合は元の価値に戻るだけですが、トラリピをやっていると大きな利益の上乗せになります。
これを5年間続けたらどれだけの差がでるでしょうね。あくまで想像ですが(出来の悪い頭で簡単な算数で)、10万ドルの資金に対して15%ぐらいには回せるんじゃないでしょうか。
もし50円以下に下がることがあるようなら、新たに資金投入してナンピン買い下がりをやってもいいし、あるいは含み損を含めて2万ドルきれいに損した時点でやめれば、5年後には元金確保(豪ドルベース)ってことですね。^^
注)文中に基本的な算数の間違い、計算違いがあるだろうと思っています。気が付いた方は是非教えてください。よろしくお願いします。
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もしトラリピをやるとなったら証券会社の提供するものではなくて自分で自動売買でやりたいと書きました。
トラリピは基本は簡単ですからコンピュータにやらせれば全く問題がないはず。ただねー、一体どうやるの?ってことですよね。
それに関しては私が出来る限りのサポートはさせていただきます。多分使うことになるのはメタトレーダーというソフト(私はあまり好きじゃない)。PCはもちろんWINDOWSベースのもの。マックやUNIXは駄目。
これさえあればどうにか出来ますし、プログラムも(多分)私が書きます。あるいは枚数、刻み値、利益幅を為替の動きと共に自動で変化させるアルゴリズムは絶対必要だと思いますので、その辺はプロに頼むことになるかもしれません。
で、PCを家に置いて、勝手に為替を監視して売買させるの?って話になりますが、これも気になりますよね。停電になったらどうしようとか、マレーシアに行って通信環境が悪かったらどうしようとか、女房が掃除するときに電源を切ったり、ショートしたらどうするんだ?とか。
でも、私としては自分の家に置いてやろうとは思っていません。そんなものを自宅に置いたら旅行も出来ないじゃないですか。
世の中には便利なサービスがあるんですね。VPSっていうのかな。いわゆるパソコンを預かってくれるサービスと考えれば良いと思います。実際には客一人一人にPCがあるわけじゃなくて、一台の中に何人かが同居、いや共有するんですね。いわゆるレンタルサーバーです。
そこで動かせば、PCそのものの心配をする必要はありませんし、停電だ、マレーシアは通信速度が遅い、回線が切れたとか、隣の子供がいたずらしたとか、そういう心配はなくなります。
その預けた仮想PCでソフトを動かせばOKでしょう。そのPCへはリモートアクセスが可能で、自分の目の前にあるPCと同じように世界中どこからでも使えます。
ま、マレーシアに行ったら時間は十分あるわけですから、一緒に何か面白いことをしましょうね~~~。
ということで、今日の豪ドルのトラリピ。これは私の「To Do」リストに載りました。
といいつつ、AUD/JPYの日足チャートを表示して見ましたが、やっぱりトラリピって気の長い投資方法だと思いますね。若い人ならまだしも3年先もまるで見えないような私がやるべきことなのか・・・・
クリックすると大きくなります。黄色の線は365日の単純移動平均線です。いつか必ずこれと交差するときがあるわけですが、値が線に近づくのと同じに、線が値に近づくわけで、永遠に取り残される建て玉が出てきても全くおかしくないですね。
で、その分を毎日のトラリピの収益で補って終わり、なんてことも起きるかもしれない。
結局一番喜ぶのは証券会社ですね。彼らは絶対に損しない方法をいつも考えるからなぁ。そういえば、自動売買ですが、証券会社の利益を取ってしまうアルゴリズムもあるようで、すぐにそれが使えないようにスプレッドを広げたり、どうにもならない場合は口座を使えないようにして客を追い出すことまでするようです。
貴方の為の外為ってCMあるでしょ。あれを見るといつも考え込んじゃうというか落ち込むというか、貴方の為だか誰の為だかねぇ。
いかにも誰でも簡単に利益が出るような広告宣伝をする業者とそれに乗るアフェリエイター。
真実はどこにあるのか・・・・、な~~~~~~~んてね。(笑)