シンガポールドル

NO IMAGE
古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

マレーシアリンギットとシンガポールドルはかなりリンクしている、相関関係があると言って良いのがわかりましたので、制約が多いリンギットの保有を多くするよりシンガポールドルを積極的に扱う方が良いだろうという仮定をしています。

ということでシンガポールドルを調べていますが、情報があまりにも少な~~い。

また根本的な考え方として、私自身が非主要通貨のことがまるでわかっていないのに気が付きました。

自分にとっての一番最初の通貨は日本人ですから日本円。そして仕事でも繋がりが深い米ドル。そこからオーストラリアへ移住、高金利、安定した国家ということでオーストラリアドルを中心に今まで考えてきたわけですが、当然どれも世界の主要通貨。当たり前ですが、その主要通貨の特徴が世の中の常識であると考えてしまっている自分があります。

たとえシンガポールドルがリンギットに比べて開かれた、アクセスの簡単な、そして自由な通貨だとしてもローカル通貨であることに変りはなく、ローカル通貨を扱う難しさは同じ様に感じます。株式で言えば円、米ドル、豪ドルはトヨタでありソニーでありあるいはNTTドコモであり売買するにしても保有するにしても全く問題がない。世界の証券取引所にも上場されている。ところがリンギットやシンガポールドルは東証二部銘柄とでもいうかマザーズ銘柄と言っても良いかもしれない。いや、リンギットは札幌証券取引所(そういう取引所があるのをご存知だろうか)だけで売買されているローカル株に似ていると思います。そういう意味では、リンギットとシンガポールドルは海外での売買が可能かどうか、デリバティブが存在するかどうかの違いしかないような気がしてきました。あえて言えば、どんぐりの背比べかもしれません。

シンガポールはアジアの金融の中心地として香港と競いあっていて、それに日本は負けている状態ですが、通貨においてはシンガポールドルがアジアの中心ということではないわけです。香港・香港ドルも同じ事。ここに私の錯覚があったように思います。

つまり売買するにしても扱っているFX業者も少なく、シンガポールドルの通貨ペアもいろいろあるわけでもない。そしてシンガポールドル建ての金融商品がいろいろあるわけでもない。今まで考えたことはありませんでしたが、通貨にも世界で通用する「公用通貨」とあくまでローカルだけで使われる「生活通貨」の違いとでも言いましょうかそういう違いがあると思うようになりました。そう考えるとシンガポールに住むこともない、遊びに行くこともそうそう無いのにローカルの生活通貨に投資をするべきなのかどうか、疑問を感じます。

まして私の基本は豪ドルであって、でもマレーシアに渡れば一番必要なのはマレーシアリンギットで、その真ん中に他国の通貨を挟むのは単に余計な心配が増えるだけのような気もします。シンガポールという国、シンガポールドルという通貨、今まで気にもしなかったものに今後注視しなくてはならなくなるのは、これからもっとジジーになって頭も今以上にボケるであろう自分の行くべき道に逆行しているような気もします。

できるだけ単純明快なほうが良い。

となればやっぱり今のスタンスが一番良いのかもしれません。今のスタンスとは、豪ドルが将来どう動こうと豪ドルと心中すると決めて、他の必要な通貨、生活に使う通貨はある程度はまとめるにしてもその都度豪ドルと交換するということ。これはオーストラリアの金利が高い限り続くと思うし、我々が世界のどこに住むことになっても豪ドルが基盤というのは変らないでしょう。

もっとシンガポールの金融市場、シンガポールドルのことを調べようと思いますが、一国の市場、通貨を理解するのは簡単ではないし、自分の能力の低さも考えればやるとするならまずマレーシアの調査が当たり前で、金融市場、投資対象、アドバンテージ・ディスアドバンテージなど知らなければならないことはいまだ山積み。

優先順位としてはマレーシアなわけで、決してシンガポールではない。ということはシンガポール、シンガポールドルのことを考えるのはもっと先で良いのかもしれない。

でもシンガポールドルはダークホースのような気がしないでも無い。代打が満塁ホームランを打つかも。何かが匂います。この動物的勘(本当は我が頭脳内スーパーコンピュータの答え 笑)を無視するべきか否か。

ということで、毎度の堂々巡り。(笑)

「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ