苦労する覚悟もいいかも

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お金に余裕があって、あるいは稼げる能力があるならいいけれど、それに自身が無かったらどうする?諦める?

そんな人生も面白くないですよね。

前の日記に、30代の夫婦が奥さん身重の状態で、オーストラリアに観光で来てそのまま居ついちゃった友人がいると書きました。資産らしい資産もなければオーストラリアで頼れる人もいないのにです。

でも二人で頑張って働いて永住権も手にし、ウォーターフロントの家も買い、子供も立派に育て上げました。

拍手~~~ですよね。本当にこの夫婦はたいしたもんだと尊敬しています。

やっぱりやろうと思ったことはやらなくちゃ、ですね。

それとフト思い出した親子がいます。子供の学校ですが、こちらはやっぱり公立と私立の差ってあるわけで、余裕がある家は私立に子供を入れます。うちの子供達も私立に入れたのですが、まぁ、地元の金持ちも一杯いて送り迎えはベンツだBMWなんてのが普通。そんな中に、貧しい中国人の子がいたんですよ。制服に継ぎはぎがしてあるような子。私はそういう継ぎはぎなんて当時でさえも何十年ぶりに見たと思ったくらい。

で、その子は障害も持っていた。いつもお母さんが一緒で手をつないで歩いていたのを思い出します。この車社会なのに自家用車も持っていなかった。母一人、子一人の生活だったはずですが、お母さんもみすぼらしい格好をしていました。

でもねぇ、この子は頑張ったんですよ。半端じゃなく頑張った。

で、結果的に大学はアメリカのハーバードから奨学金をもらって生活費も出るという特待生の扱い。でも確か、それを蹴ってエール大学に行ったんだったかな。今はきっと博士でしょう。哲学科だと言ってました。

この親子を見ているとはらはらするようなこともあったのですが、子供も頑張った。お母さんも頑張った。最高の親子だと思います。お母さんの子供の自慢話には何時間でも付き合ってやりたいくらいです。

もしかしたら私がいつも書いている内容って、多くの人が望んでいることより上の話をしているかもれしれないって自覚はあります。でも海外に出て辛い、惨めな生き方、耐乏生活をしたくて出る人はいないわけで、それなりに優雅とまではいかなくてもそこそこの生活はしたいじゃないですか。だからそれなりの内容になってしまうわけですが、でもここで考え方を変えて、子供のために苦労しようという覚悟を持って海外に出るというのも一つの生き方だと思うんです。まさにこの親子がそれだった。彼らは裕福じゃないどころか貧しかった。それでもやろうと思えばできるんですね。

でもまぁ、終わり良ければすべて良しで、ハーバードから奨学金つきで招待が来るような子に育てば良いけれど、兄弟の内、おにーちゃんは引きこもりになって、しまいには家庭内暴力を振って大変なことになった日本人家庭もありましたし、また海外になじめないのかかなりの年齢になっても引きこもりのままとか、妹が馴染めなくて結局日本へ帰ったとか、来なかったほうが良かったかもしれない例だっていくらでもあるわけですよ。

でもそんなのはどうなるか来る前からわからないわけですから心配しても無駄。いや、親の接し方一つで変わるのかもしれないけれど、でもそれも結果論でどうなるかはわからない。

でもやってみようっていう考え方が私は好きです。

実はちょっと書きづらいことなんですが、私がオーストラリアに渡ってきたときには30代も終わりの頃。オーストラリアに骨をうずめるつもりで4人家族で渡ってきました。子供は3歳半とちょうど1歳の時。仕事もしなくちゃなりません。でも知り合いも友人も誰もいない。

夢と希望に溢れていましたが、心の中の不安の度合いもどの程度のものであったかは想像できるだろうと思います。

そんな私だったわけですが、オーストラリアの情報、地元の生活情報、子供関連の情報とかどうやって調べたと思います?誰に話を聞いたと思います?

当時は我々みたいな子連れ永住組みと、やっぱりMM2Hみたいなお年寄りの(今では私のほうがジジー(笑))退職者ビザで来る人たちも多くいました。でも私はゴルフ三昧、釣り三昧、旅行三昧のそういうロングステイヤーとは一切付き合いもなければ、彼らから情報を得ようなんて考えたこともなかったです。

これを書くと、またロングステイヤーを下に見ているとかいう人が出てきそうですが(笑)、しょうがないですよね。生き方も立場も違うんですから。当たり前でしょ?

でもマレーシアに関しては不思議なんですよ。楽しそうなジジババの中に入って子連れでマレーシアに行こうと思う人が一緒になってワイワイやってる。

これって何か変だと思う私がおかしい?

子連れというと駐在組みをすぐに思い浮かべますが、この人たちもまた違うジャンルなんですね。会社の看板背負って、また収入も保障されている立場の人たち。そしていつかその内、日本へ帰っていく人たちで子育ての考え方も根本的に違います。普通、同じ日本人でも駐在組み、永住組み、ロングステイ組みって接点があるようでないんですね。それぞれがまるで違う価値観、生き方で生きてますから。下手に交わらないのが平和の基だなんていう人もいる。(笑)

子連れ情報を得るとしたら、このブログにもいつも辛口のコメントを書いてくれるおおにしさんみたいに地元に根を張って生きている日本人、あるいは国際結婚をしてマレーシアに住む日本人の会であるパール会とか、そういうところに連絡を取ってどうにか情報を得る、人間関係を広げる方が先だと私は思うんです。

そんなことはわかってる?

それならいいのですが、ビザにしてもMM2Hじゃなくて最初から事業を起こすつもりで行くとか、あるいは就職口を探すとか、そういう考え方も大切じゃないかと思うんです。でもなぜかMM2Hを取る方向で考えている人が多いように見えます。これって、ロングステイヤーが遊んで暮らすビザだってのがわかっているんでしょうか。

私としては子連れ移住でMM2Hを取るって人は何を考えているんだろうと思ってしまいます。遊びの延長で考えて大丈夫?それとも資産も収入もごっそりで問題ない?

おおにしさんは聞きたいことがあればいつでもいらっしゃいと言ってますので、遠慮なく急襲してみたら良いと思います。(笑)

さくら桜ジャパニーズレストラン
店主 大西 貴之
携帯 60162764235
メールアドレス fromkl@yahoo.co.jp

しかし実名、電話番号、メルアドをさらしちゃっても良いのかなぁ。おおにしさん、自分で書いていたからここに転載したのだけれど、酔って覚えてないとか?

おおにしさんはいつも辛口だけれど、会うとまるで感じの違う優しいパパみたいな感じ。口が悪いのはマレーシアに渡ってくる人のことを考えているからだと思うのが正解です。簡単に考えている人が多いから腹が立つんですね。(笑)

国際結婚をしてマレーシアに住む日本人女性の会であるパール会  ← クリック

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