今日の午後、久しぶりにロビーナタウンセンターという糞でかいショッピングモールに行ってきました。
で、プラプラしていて偶然通りかかったのがここ。ソニーストア。ソニーセンターか。
あのハイエンドコンパクトデジカメを見ようと思って中に入ったのですが、その瞬間、買う予定でいて全く忘れていたレンズのことを思い出しました。SEL35F18です。ソニーのミラーレスであるNEX用のレンズで、35ミリF1.8です。
で、値段を聞いたら定価を言う。そりゃないだろうと思って安くならないの?と聞いたら一発回答でどこの店よりも安い値段を提示。じゃぁ、買うしかないということで買ってしまいました。
35ミリはシグマのF2.8ってのをすでに持っていて、これはこれでよいレンズなんだけれどどうしても明るさがいまひとつ。つまりボケが気に入らない。まぁ、今回のはF1.8ですからシグマのF2.8とどれほど違うのかというかそれほどでもないというか、いやいや大きく違うというか、ボケ命の私としてはそのちょっとの差でもボケが欲しいんです。
ボケボケってそんなにボケが欲しいのか~、ボケ~なんて言われそうですがその通り。ボケ命です。ちょっとこのレンズでいろいろ写してみないとわかりませんが、ブロガーとしてはこの辺のレンズは必需品なんですね。私が見ていいなぁ、この写真、なんて思うのは大体この辺りのレンズを使っています。
とりあえず変な試し撮りですが、こういう背景前景のボケが欲しいんです。
同じ焦点距離のレンズでも暗いレンズはボケが小さい。だから暗いのが当たり前のズームレンズはまるで使えません。ボケが小さい。
でもねぇ、いつも使っているコンデジのソニーRX100とか富士のX10もそこそこボケるのね。絞りは開放で焦点距離は最短、被写体との距離も近くにするという条件付きだけど。だから明るくても近くに寄れないこのレンズとの差なんてたいしたことないんだけれど、その小さな差を埋めるだけでもかなりの苦労。
大きさを比較してみてください。ほんのちょっと、もう少しボケが欲しいと思うだけで、これだけカメラの大きさ、レンズの大きさが変わってしまうってこと。
右の小さいのがソニーのRX100。左はソニーのミラーレスであるNEX7と今日買ってきた35ミリF1.8の単焦点レンズ。
これよりもっとボケる写真が欲しいとなるとレンズがもっと大きくなります。あるいはまるで大きさ重さが違う一眼レフに非常に高価なこれまた大きくて重いレンズが必要になる。
なんでボケなんかに拘るようになっちゃったんでしょうねぇ。それに拘りが無ければ本当に助かるんだけど・・・・・。
もしこれでも駄目なら、もう一つ良いレンズがあるんですよ。でもカールツァイスの銘が入っていてお値段も高い。でも24ミリで換算36ミリ。明るさはF1.8。本当は換算35ミリ程度が私は一番使いやすいのだけれど、この高いレンズは買えずにいます。こんな感じの写真が撮れる。ボケに注目。いい感じでしょ~~?ブロガーに最適。この写真はソニーのサイトから拝借しました。
でも理論上は今日買ったレンズと明るさは同じで焦点距離は今日買ったやつの方が長いからボケも大きいんです。ただ換算50ミリって私には使いづらい。いつも換算28ミリ辺りを使っていますし。
とりあえずソニーのNEX7用のレンズはこれにて打ち止め。標準ズーム(18-55)とパンケーキの16ミリF2.8。シグマの35ミリF2.8と今日の35ミリF1.8。そして50mmF1.8。望遠レンズは持っていませんが、まずほとんど望遠は使いませんし、50ミリの換算75ミリがあれば十分。あとはオールドレンズがいろいろありますので、NEX用レンズはこれにて終了~~~~。
ああ、そういえば、スーパーハイエンドコンデジのRX1ですが、いくらになるの?と聞いたら13%引きの価格。これもどこの店よりも安いんだけれど、定価が高すぎるっちゅーーの。2999ドル。(笑)
でも円安になる前なら、日本と同じ値段(価格コムの最安値)ってことね。
初めて持ってみましたが、ちいさぁ~~~~~~い。でもフルフレーム搭載機として小さいという意味ね。あれれ、NEX7より小さいか。センサーは大きくてレンズは35ミリF2.0。ボケも大きいし、やっぱり良いなぁ。ダイナミックレンジが半端じゃなく広いみたいね。
ソニーRX1のプロモーションビデオだけれど、これを見るたびにため息が出ます。プロが撮ったからよく映っているのは確かだけれど、私はこのボケにうっとりするわけです。ボケは機械由来の性能だからプロが撮ったから余計ボケるって事はないわけで・・・。この映像の空気感って凄いですが、この空気感みたいなものとボケとは大きな関係があると思うんですよ。
やっぱり凄いカメラだ。あんな小さなおもちゃみたいなカメラで映したたとは到底思えない。
これを見てくださいな。手のひらに乗るコンデジでこれだけ撮れる。ましてやこの動画は解像度が低いのに・・・・。
この下の二枚ですが、被写体とこれだけの距離を取ると背景をボカすのが難しいんですね。でもこれみたいに綺麗にボケると奥行き感が出てくる。背景をボカすなら焦点距離の長いレンズを使えば良いと思うかもしれませんが、それだと圧縮効果がでちゃうのね。35ミリの画角で背景をボカすってのがポイント。
この奥行きというか立体感というか、こんな写真が撮れるカメラ+レンズを使ったことさえありません。