豪ドルが弱いですが、安くなっている円に対してはまぁまぁ、持ちこたえている。でも昨日の日記に出したように対米ドルでも対NZドルでも下げている。これは英ポンドに対してもそう。
豪ドルの下落に対するヘッジを考えた場合、私に関係ある通貨と言えば円とマレーシアリンギットしかないわけで、デリバティブが存在しないマレーシアリンギットを外すとなれば残るは円だけ。
ま、今のところは踏ん張っていますが、対円でも下がってくると面白くありませんので、今回は危なさそうなときにはヘッジをしてみようじゃないかと考えています。
でも考えたらヘッジ用の資金がない。(笑)
まぁ、豪ドルの全資産をヘッジなんてバカなことは考えていないわけで、せめて金融資産の一部でも思って、まぁFXを使えば良いと思っていました。ところがですね、当然レバレッジを掛けるわけですが、豪ドルを売って下がれば利益となって、それで債権などの(日本円で考えた場合の)含み損と相殺されるわけですが、じゃぁ、上がっちゃったら?
ヘッジのFXとしては損が出ますが全体としてはプラマイゼロだから良いとしても、FXの方は追証が掛かってくるんですね。それを考えていませんでした。(笑)
つまりヘッジする額の10%の資金で豪ドルをFXで売ったとして(レバレッジ10倍)、もし10%上がったとしたら計算上はプラマイはゼロでもFXでは保証金が飛んじゃう。じゃぁ、保証金を増やせばいいじゃないかと言うかも知れないけれど、遊んでる金なんかそうそうないわけです。
まぁ、10%上がるって事は1ドル110円以上になるってことで、まぁ今の時点でそこまで考えられないし、保証金の心配をする必要もなさそうですが、でももし実際にそちらのほうへ動いてきた場合、どうにもならない、ヘッジは中止、保証金もパーで良いのか。そんなのがヘッジと呼べるのか。
まぁ、毎日チャートはチェックするわけで、下げ方向へのヘッジなのに10%も上にもって行かれるようなことはないとは思いますが、まぁ、絶対はありえませんし、考え方としてどう考えるべきかがわかりません。
学問的にその辺を勉強したこともありませんし、今から難しいことを覚えるのも無理でしょう。ということで、ヘッジする対象額を決めて、その額と同額の豪ドルを売って、またレバレッジをどうするのか。まぁ、動かせるだけの金額を保証金として、もしそれが無くなったらそれでOKとするしかないのかな。
しかしプロ達ってどうやっているんでしょう。ヘッジの資金ってどこから捻出するんでしょうか。投資額全てをヘッジするとしたら先物を使うにしても大変な資金が必要になりますよね。オプションを使っても経費は小さくは無いはず。
うーーむ、この辺に答えがあるようですね。私は通貨オプションを売買できる状態じゃないので考えもしませんでしたが、やっぱりオプションを使えるようにしておく必要がありそう。
つまり、常時、OTMのコールオプションを売りたてて置く。そしてもしここぞという瞬間があったらプットオプションを買うってことでしょうか。
この辺は今後絶対に必要になるはずで、オプションが売買出来る状態は早く作ったほうが良さそう。
やっぱりヘッジに関しては真剣に勉強しないと駄目そうで、ポーのスクーターさんにお願いして特訓してもらいたいなぁ。
あるいは、ちょっと頭に残っているのがクルクルワイドの発案者が書いていたこと。
つまり、長期投資の買い持ちがあった場合、デイトレで売りをこまめに仕掛けるという考え方。これってうまく行けば利益になるし、もし失敗しても本体のほうでは利益が出ているわけでそれと相殺されるから気楽に出来て良いって考え方。
ま、どちらにしても、どうも豪ドルの動きが悩ましいので、これからは指をくわえてみているのだけはやめようと思ってます。
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考えてみたら、今スイングトレードの実験中で、GBP/AUDを小額ながら売買しています。今はGBPのロング中ですが、これって豪ドルを売っているということ。当たり前ですが。(笑)
対円での豪ドルの動きをヘッジということですが、大きな視点から見れば、別に対ポンドで売買しても良いって事ですよね。
豪ドル買いの方向は1の金額として豪ドル売りの方向は2倍にするとか、そんなのもありか。
つまり豪ドルの行方が気になるなら、相手は日本円だとしてもトレードは豪ドルがらみのペアでやりやすそうな動きをするペアを見つけてそれと向き合っていればどうにかなるかもしれない。
となると、結構おもしろそうなのがAUD/NZD。
問題は豪ドルを売ったときのスワップの支払い。売りっぱなし、長期になるわけじゃないから構わないかな?