どうにか皆さんにティックチャートの凄さをお見せすることができそうです。
これは昨日のUSD/JPYですが、この真ん中に二つの山がありますよね。これを取るにはどういうインジケータでどう取ったら良いと思いますか?上げも下げも波動は5本づつ程度しかないですし、動きは早いし、チンタラする遅行指標じゃかなり難しい。では早いオシレータを使ったにしろサインが出てから出撃撤退では足が天底から2-3本はずれますから見た目は大きな山でも取るのはかなり難しい。でしょ?
ではこの部分をティックチャートで見てみます。わかりやすいようにどの部分がどこに対応するのかわかるようにします。
下はUSD/JPYの一分足、上は同じく15ティック足。15Tと表します。
いかがでしょうか。目から鱗が落ちるような感じがしませんか?
このようななだらかな山ならそれこそMACDでもあるいはMAのクロスでも十分取れちゃうかもしれない。いやいや、平均足だけあれば十分かも。
ちなみにチャートに表示してある緑赤に変化するのはTrixです。このTrixの長い方のサインで十分綺麗にサインが出ますね。クロスをサインにしても良いし、端から端まで取れそうです。(笑)
ティックチャートを使うと、こういう風に急激な動きも分解して表示することができるということ。これは1分足を10秒足、20秒足で表示してもこうはなりません。
あの日経平均の暴落もティックチャートで表示すると、なだからな、そして大きな大きなスロープになります。
私が以前からしつこい位にティックチャートを手に入れるのが基本中の基本だというのがおわかりになると思います。
このチャートはNinjaTraderです。データはFXCM。
これを見ながらヒロセのライオンFXで売買したって構わないわけです。とにかくこのティックチャートを手に入れないと。
なぜメタトレーダーMT4にこんな便利な機能がないんでしょうか。不思議ですよね。開発元はトレーダーサイドじゃなくて業者サイドだってのが良くわかります。サーバー用の業者が儲かるように出来るインチキプラグインの存在もばれちゃっているし。無料でトレーダーを喜ばせておいて、でもしっかり業者と一緒に儲けるということなんでしょう。こんな機能が付いているだけで勝てる人が増えちゃいますから、そうしたら業者が扱わないかもね。(笑)
前の日記に、昔のドイツ国債BUNDは「カルガモが子供を連れて歩くようなチャート」だった書きましたが、それがどういう意味がこれでおわかりになったと思います。
またこのような値動きなら自動売買も結構勝てるかもしれませんね。NinjaTraderですがもちろん自動売買可能です。