[KL旅行] ホテル

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ホテルですが、私としてはKLCCやブキビンタン辺りが好きなのですが、今回の旅行は遊びでは無いので両親の住むサウジャナに割合近いホテルを取ることにしました。それがワンワールドホテル。ワンウタマショッピングセンターと隣りあわせということでそこに決めました。

実は私はワンウタマも行ったこともなく場所はどの辺なのか知っている程度。でもジャスコ(イオン)も伊勢丹もあると聞いてそれを楽しみにしていました。ただ、ワンワールドホテルはかなり昔ですが香港で酷い目に合いまして、安かろう悪かろうの代名詞みたいに思っていたのです。でもネットで調べたら結構良さそうなので決定。

飛行場からホテルまではタクシー。

道は空いていましたし快適だったのですが、どういうわけか滞在期間中に以前経験しためちゃくちゃな渋滞にはとうとう逢いませんでした。そして驚いたのが、ポンコツでガタガタの車が少ないこと、またあのウンカのごとく湧き出てくるオートバイが全くいないと言って良いくらいに減っていたのにビックリしました。これは行く場所、時間帯に寄るのだとは思いますが、クアラルンプールのイメージが大きく変わったのは間違いなし。また道すがら見る建物も以前に比べて綺麗に整備されているようにも感じました。全くの別の国のような印象です。

つまり東南アジア臭さをあんまり感じることは無く、普通に車で走っているとオーストラリアにいるような気さえしてきました。これは町でもそうで、白人が少ないなと感じるだけでシドニーやメルボルンに非常に似ていると思った。と言っては実はマレーシア人に怒られそうで、町の発展度合いは間違いなくクアラルンプールの方が上。シドニーメルボルンは置いていかれているように感じます。つまりもっと田舎に住んでいる我々は完全なおのぼりさん状態だったということ。 (笑)

クアラルンプールは大都会だ~~。と同時に思ったのは、一体発展途上国って何だ?ってこと。英語で言うと a developing nation であって、デベロップがingの進行中ではあるけれど、「途上」という言葉はここには無い。まさにクアラルンプールって「発展中」であって「発展途上」という感じでは無いのね。

じゃぁ先進国ってなんだというと an advanced nation 。オーストラリアは先進国。ほんとですかねぇ。

ま、先進国、発展途上国の定義を私はしらないわけだから何も言えませんが、オーストラリアは「発展休止国」日本は「発展停止国」みたいな言い方が実体を表しているような気さえしてきました。それだけマレーシアは動いている。その力強さをビンビン感じました。

まぁ、不動産投資にしても素人が飛びつくのがわかるような気がします。なんだか早くしないとあの動きに置いていかれる様な感じさえ受けるのかも。でも、そうだそうだ、その通り!というのはやっぱり私はお調子者としか思わないわけで、コンドミニアムにしてもあるいはショッピングモールもうまく行っている場所、そうでもない場所があるのがわかりますし、またそんな話も聞きましたし、素人が不動産屋の話を鵜呑みにして簡単に儲けられるほど簡単じゃないのは想像が付く。でも、目利きで度胸があればこれほど面白い国は無いかもしれないと言うのも間違いがないと思いました。

これは不動産に限らず、ありとあらゆる分野で成長が期待できそうな匂いがプンプンしていて、やる気のある人には素晴らしい国かもしれない。私も2,30年若かったら、マレーシアで!と思ったかもしれない。やっぱりああいう動き、熱気があるところじゃないと事業は面白くないですよね。

今回の旅行は両親に会うためというたった一つの目的があるだけで、他の知り合いと逢う予定も何もいれなかったのですが、クアラルンプールで事業をなさっている方とはちょっと用事があったので会いました。その方はこのブログでも紹介したことのあるTelemon6さんですが、非常に面白い話をたくさん聞くことが出来ました。って、内容を書き出すとまた私のことですから恐ろしい量になるのでいつか小出しにする予定ですが、なんていうのかなぁ、まさにクアラルンプールが持っている熱気をそのまま体現しているというか、今進行中の実業家と言うか、ゴールドコースト辺りでくすぶっているジジーとはまるで違う力強さを感じました。

こういう体験って本当に珍しくて、ゴールドコーストにはいないタイプなのね。やっぱりゴールドコーストは退職者、ロングステイヤーがボーっとするところなんでしょう。あるいは生き方にある価値観を持っている人が住む場所であって、バリバリ仕事をする人が来る場所じゃない。ってもちろん頑張って仕事をしている人もたくさんいますが、やっぱり町が持っている熱気、働く人たちの熱さが違うのね。今回はKLでそういう熱さを久しぶりに感じることが出来て嬉しかったのと当時に、ああ、俺はもう過ぎ去った人間なんだと改めて確認させられてしまいました。気ばかり若いつもりでももう頭も身体も時代遅れなのがはっきりわかるし、自分の中にある経験とか、自分が信じる事業の定石とか、そんなものは自分で価値があるはずだと信じ込んでいたいだけで実はもう何の価値もないことに気がつきました。

ま、時代って順繰りで移り変わっていくものだからそれでいいのですが、是非、できることならこういう「熱い」人たちといつも繋がっていたいと思いました。自分の子供達も同じで、お前達は経験も無いからわからないだろうけれど・・・みたいなオヤジの偉そうな態度は止めにして、彼らの子供じみているけれども熱い思いを良い方向に伸ばす手助けができるような年寄りになりたいと心底思いました。

自分には何も出来ない、存在価値すらないかもしれないけれど、若い人たち、そして今進行形で頑張っている実業家の方々、そんな中にちょっとだけ入れてもらって、邪魔かもしれないけれど皆さんの熱い話に耳を傾けていたいと思います。

って、話がそれましたが、ホテル。ワンワールドホテルですが、思った以上に良い感じでした。ホテルマンもキビキビした感じはないもののデレーっとはしていませんし、最低限の仕事はちゃんとこなしている感じ。部屋もターンダウンサービスがあったし、出かけるたびに部屋を綺麗にしてくれていました。

で、隣が大ショッピングセンターって良いですね。雨が降ろうが槍が降ろうが全く関係なし。正直なところイオンの日本食品の品揃えにはがっかりしましたが、逆に日本人相手の商売をしているわけではないのに、あれだけ「日本」があるのは凄いかもしれない。でも今回KLCCの伊勢丹の日本食を見てきましたが、前に感じた感激はありませんでした。前回は、ゴールドコーストの数倍の商品種があると思ったし、ヨメサンは「ここに住みたい」って言ったくらいなのに、今回はまるでそういう感じは無し。ゴールドコーストは昔から相変わらずですから、伊勢丹が変わったのかもしれない。ちょっとがっかり。

ただ食べに行けばいくらでもおいしいものがあるのも再確認しましたので、食で困ることはなさそう。ただお財布との相談をしないとなりませんが。

ところでホテルの部屋はこんな感じ。

ちょっと無理して大きな部屋を取ったのですが、我等が夫婦は1日に2,3回喧嘩をするのが普通。2,3日に一度は大声での怒鳴りあいになりますし、一週間に一度は丸一日口も利かない喧嘩をしますので、一緒に旅行に行くのは大変なんです。それこそ犬とサルを同じ檻に閉じ込めるような感じで、結局この部屋も広さは十分ではありませんでした。つまりお互いの顔を見ないでも生活できるような距離感が我が家には必要。

あとで調べたところ、2BRでこの部屋より安いサービスアパートメントもありましたし、ああ、あそこにすれば良かったとこの旅行中にも(数度)後悔しました。(笑)

で、オマケといっちゃなんですが、出かける前はゴールドコーストは真冬の寒さで、ついたKLは真夏。そしてホテルの部屋は冷房が効きすぎて調整がうまくいかず。消しても風はベッドに直接当たるような感じで、ヨメサンが体調を崩して寝込んでしまったんです。最初の数日間なんてホテルから一歩も外に出ずでした。私は私で多分風邪だろうとは思うのですが、頭が常に重い感じで、イライラしている犬とサル状態がずーっと続いた旅行です。(笑)

帰ってきてから丸一日私は寝込みましたが、それで回復。ヨメサンはベッドに潜り込んだままでまだ調子が悪そうです。

歳を取るってこういうことなんだろうなぁ、なんて思ったり・・・・・。

ま、とにかく今回の旅行でマレーシアの印象がかなり変わったのは間違いなし。マレーシア、面白い国だと思います。

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