ブッシュとブレアがマレーシアの裁判にて戦争犯罪有罪判決

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「ブッシュとブレアがマレーシアの裁判にて戦争犯罪有罪判決」

これにはビックリしました。知ってました?ネットサーフィンしていて偶然見つけました。

実はこれは最近の話じゃなくて2011年のこと。これは冗談じゃなくてマハティールさん主導で行ったマレーシアにおける裁判。ただ法的拘束力はないというわけのわからないものですが、世界中のマスメディアはこれを黙殺。

ロシアのニュースに出たのはこれ  ← クリック

罪状は日本で言うA級戦犯ですね。

要はイラク戦争の話なわけですが、イラク侵攻に賛同する世界世論の中でマハティールさんはこれに対して強硬に反対を唱えたそうですね。で、終わってみれば「大量破壊兵器」なんかないし、誰もそれに対して文句を言わない。

なぜこれに対して世界は動かないのか。

この件に関しては絶対におかしいだろうと思うし、ブログに何度か書きましたが、結局これがアメリカイギリス、あるいは過去から白人たちが世界を支配してきた構造そのものなんですね。

マハティールさん、偉い!良くやった!

さて、日本はこのアメリカとのより強固な安全保障を築くために「集団的自衛権」を使えるようにする。ま、集団的自衛権は国内的にも必要で、これの制約があるがゆえに、まともな防衛さえできないと聞いています(アメリカは関係ない話)。裏取りをしていませんが、例えば海上で海上保安庁の船舶が攻撃を受けたとしても、その敵に対して自衛隊は反撃できないらしい(自衛隊OB談)。こんなバカな話があるか?

でもアメリカに対してこれを使うとなると、今回のシリアにしてもそうだし、「一緒に行こうぜ~~」と言われたら戦争に参加することになるんでしょう。イラク侵攻に関しては、日本は独自に何の情報も持たず、ブレア氏からの要請でアメリカ・イギリス指示を小泉首相が決めたと、当時の官房長官だった福田氏が暴露しちゃいました。

そのことに書いた日記はこれ  ← クリック

-----------朝日新聞デジタル 3月20日(水)5時0分配信

 イラク戦争開戦当時、官房長官だった福田康夫元首相が朝日新聞のインタビューに応じ、小泉純一郎首相の開戦支持表明の直前、英国からブレア首相の議会演説に先駆けて支持を打ち出してほしいと打診されていたことを明らかにした。「イラクに大量破壊兵器(WMD)がある前提」で支持した日本だが、判断材料を得ようにも「手も足もないという感じがした」と日本独自の情報入手ができなかったと率直に認めた。

 2003年3月20日の米英軍の先制攻撃を前に、当時のブッシュ米大統領が18日(日本時間)にイラクへの最後通告演説をした。福田氏によると、その頃に英国外交筋が福田氏に「ブレア首相がこの問題で議会演説をする。日本がその前に英米への支持を表明してほしい」と要請してきた。

 福田氏は「小泉首相はもうじき(記者団に)ぶら下がりをする。それを見て判断を」と返答したが、「開戦の判断で英国も(世論の反発で)相当困っていた」との印象を受けたという。結局、小泉氏は直後に「米英が武力行使に踏み切った場合、支持する」とイラク攻撃支持を打ち出した。
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私は安倍さん支持なんですが、TPPにしても、消費税増税にしても、正直なところ期待はずれだと思っていますし、日本国内というか構造的に、精神的に問題がある平和ボケした日本がアメリカの作戦下で戦闘に参加するなんて想像しただけでもゾッとします。

戦後レジュームからの脱却は道のりは長く簡単にはいかないだろうし、それを世界にアピールするためには日本の真の独立が必要で、アメリカの後ろに隠れているような今の状態では無理。では真の独立に向かう道のりを考えてみると、一時期アメリカの言いなりになって日本人が血を流さないとならないこともあるのだろうと考えています。バカな話ですが、それがあって世界は日本を一つの国として認めるんじゃないかと思ってます。

でもこんなバカなアメリカの話に乗って、たとえ一人でも日本人が命を落とす。あるいは切り傷一つだって冗談じゃない。でもその不条理さえも経験し乗り越えて来ているのが各国だと言うのも紛れもない事実で、さてどうしたもんなんでしょうか。

でも意外に問題は無いかもしれないなんて気がします。そもそも、人間一人の重さは地球よりも重いという国ですし、世界で何が起きようが、どこの誰が困っていようが、日本人は血を流していはいけないと信じている国民が大多数ですから、アメリカのわけわからん参戦要望に対しては世界史上初めての大規模な反対デモ、あるいは暴動さえ日本で起きるかもしれませんね。

これってバカにしているんじゃなくて、それもありだろうと思うんですよ。法律的には世界に出て同盟国を守る権利を有しても、絶対にそれはしない、させないというダブルスタンダードでも良いんじゃなかろうか。

これに対してアメリカは切れるだろうけれど、そのときはそのとき。

そんなことをフト思いました。

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