動画 小野田寛郎ドキュメント

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あのフィリピンはルバング島で戦争が終わったのに29年間、与えられた命令通りに生きていた小野田さん。

彼が発見され出てきたときの大騒ぎは覚えているし、その後、たまにメディアに出て来るのは興味を持って見ていたけれど断片的なことしか私は知りません。

近年、再びメディアに出てくる姿を見て、あの勇ましい侍のような小野田さんとは全く別人の優しいオジーちゃんのイメージにびっくりしました。でも話す内容はやっぱり侍。でも戦士とか軍国主義とか戦争美化とかそういうイメージの侍じゃなくて、一人の日本人の生き方としての侍を感じていました。

そんな小野田さんも先月、お亡くなりになった。

それを切っ掛けに、私の中でも小野田さんって一体どういう人で何を考えていたのかちゃんと知りたいと思うようになり、情報を探していたところドキュメントを見つけました。

このドキュメントは彼が戦争に出る前から、兵隊として従軍し、ルバングに渡りどんな生き方をしていたのか、また日本に帰国することになった経緯、日本に戻ってからのこと、そして失意のもとにブラジルに渡り牧場経営をし、またその後、日本に戻り青少年の自然教育に尽力した。そんな彼の歴史を知ることが出き、また彼の心の内を知ることが出来て本当に良かったと思いました。

彼は苦労したのだろうと思っていましたが、彼の話を聞いていると、彼は苦労はしていない。それどころかやりたいことを、あるいはやるべきと信じることを常に貫いて生きてきた幸せな人生だったと今は思います。そしてこれほど逆境を逆境と思わず、前向きに人間って生きられるのかと関心したし、勉強になりました。

私のグータラ人生とは大違いで、もう終わりが見えている自分の人生だけれど小野田さんのような明るく前向きに、常に目標を持って生きようなんて今更ながら考えています。

もうきっとこれからは小野田さんを思い出すこともないだろうし、こういうドキュメントや書物も読むことはないだろうけれど、小野田さんという侍がいたことを、そしてこれほど人間は強く、優しくなれるのだということを自分の心に刻んでおこうと思いました。

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