マレーシア機行方不明、その後

古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

マレーシア機が行方不明になっている件ですが、まるで進展がありませんね。

いろいろ出てくる情報を見ても、なんか中途半端な感じがするんですが、たとえば

○ マレーシア航空と同機との連絡が、離陸後1─2時間の間に途絶える。同機からの遭難信号は出ておらず、当時の天候は良好。

この1-2時間の間に途絶えるって言い方がおかしいじゃないですか。何時何分、どういう内容であったかの発表があってしかるべき。

2014-03-11_00h49_25

○ 航空管制官との最後の交信が確認されたのは、マレーシアのコタバル沖120カイリの位置。

上と同じで詳細の発表がない。そして交信は別にして飛行ルートはレーダーでトレースしているはずだけれど、その発表もない。

それでいて、

○ 旅程の3分の1は飛んだという発表はある。

ということはベトナム領空か中国にはすでに入っていた可能性があるわけで、海上で不明になったのではないかもしれない。不明になる直前に引き返した可能性があるのがレーダーからわかったのであるならば、その場所が特定できても良さそうなもの。でもその発表もないし、マレーシアはマレー半島の西側海域さえも捜索している。

○ ベトナムが油、残骸を発見とか発表すると即座にマレーシアがそれを否定する。

これもおかしいですよね。マレーシアは何か知っているってこと?また油は当該機のものではないという報道あり。これはマレーシアがサンプルを取って調べたらしいので信ぴょう性がある。

○ 盗難旅券を使用して不正に搭乗した乗客2人について、当初はアジア系の顔立ちだと説明した。しかし、後になって否定し、アフリカ系の外見のようだと述べた。

特定できないんですかねぇ。普通ならその二人が映る映像が公表されても良さそうだけれど、それもない。

○ 犯行声明があった。インターネット上に「中国烈士の旅指導者」を名乗る人物が犯行声明。「ウイグル人に対する長期的迫害への抗議」を理由としているが、専門家の間には信ぴょう性を問う声が広がっている。

どうもこれも信憑性がなさそう。本物ならもっと大きく出てくると思う。

○ 中国は「不審民間機の撃墜命令」を出していたという報道があった。これは北京中心部上空。

マレーシア機が中国にかなり入り込んでいるのならこの可能性もあるかもしれないけれど、不明になった場所を想像するとベトナム領空か識別区域あたりか。

○ 中国もアメリカも艦船を現場に急行させている。

フライトレコーダーの確保、あるいは残骸を見つければ墜落の原因がわかるはずで、どちらも慌てているように見えなくもない。

この手の情報が交錯していて、どれもはっきりしないし、また関連があるのかもしれない疑問が残る。不思議ですよね。これがあの地域の国々の軍なり情報機関が得られるものの限界なのか。

ただ時期を同じくして、中国の大型爆撃機が沖縄本島と宮古島間を飛行し、自衛隊がスクランブルを掛けた。爆撃機がこの辺を飛んだ情報は私は初めて聞いた。また中国艦船が与那国周辺の接続水域を通過。上の「不信機撃墜命令」にしてもそうだけれど、この時期、中国の軍になんらかの動きがあるのは偶然なのか。

また中国ではウイグル系住民の自爆テロが天安門で数カ月前にあったり、それに関連してウイグル制圧に動いた様子だし、またつい最近、天安門で焼身自殺の情報を聞きつけて未然にそれを防いだという報道もあった。

これって中国の報道を見ていると、ウイグルが積極的に動き出したように見えるけれど、ウイグル関係者はこれは中国の捏造だと言う話も聞こえてくる。上に書いた犯行声明も後ろで誰かが操っているのかもしれない。

これらのことを考え、もし近いうちに中国が「ウイグルによる自爆テロ」なんて言い出すかどうかが見どころだと思います。もしそうだとすれば、「偽旗作戦」かもしれないと疑う必要があるような気がします。つまり、中国がウイグル弾圧の口実を作り、なおかつどんどん酷くなる国内の不満(シャドーバンキングの崩壊、住居の値上がり、汚職、汚染等)を他に向けようとするか、あるいは今、習近平が頑張っている汚職一層の標的になっている大物がなんらかの警告で事件を起こしたか。

あの辺りで何が起きているかと考えると、色々問題を抱えているのは中国ぐらいだろうと思うし、また「偽旗作戦」をやるとしたら中国ぐらいしかその力も度胸も、そして必然性もないはず。

こんなことを考えていると想い出すのは911のNY同時多発テロ。あれのバックには誰がついていたのかはっきりわかるわけもないけれど、公表されているようなオサマビンラディンの指示によるアルカイダの犯行だなんて信じている人はだれもいないのと同じで、今回の事故にもなにか裏があるような気がしてくるわけです。

だからこそ、今後の中国の動きを見ればそれを確かめることが出来るかもしれない。上に書いたように「ウイグル独立派によるテロと断定」なんてことを中国が言えば、911の真似をしたと疑って良いかもしれない。昆明駅で無差別襲撃事件がありましたが、それも一連の動きとして見るべきことかもしれない。

しかし、マレーシアがマレー半島の西側海域も捜索しているってなんなんでしょうか。マレーシアはマレーシアで何か掴んでいるのかなぁ。

どちらにしても今回の事故は普通の事故とは違う何か胡散臭いものを報道から感じるわけで、またそれを主要国はすでに知っていて証拠固め、あるいは証拠隠滅のために、あの海域で一生懸命に捜索しているのかも。

これだけ時間が経てば生存確率はかなり低いと見ざるを得ませんが、どんな理由があろうと犠牲者、及び関係者にはわけがわからなくて受け入れがたいだろうし、もしどこかの政府の関与があったのがバレたら絶対に許されることじゃないしこれが切っ掛けで戦争だって起こりうる。

とにかく私としては中国の動きを注視するつもり。

「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ