家庭菜園の種屋(種苗屋)の紹介

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家庭菜園を趣味にする方は多いと思いますが、皆さんどうやって種を入手しているのでしょうか。

ゴールドコーストでは日系の食料品店とかあるいは韓国、中国の食料品店で売っていたり、またスーパー、あるいは苗木を売っているようなナーサリーに行けばいろいろあります。

でもイマイチ面白く無いんですよね。当たり前の種しか売っていない。

だから日本に帰った時に買ってくる人も多いと思うのですが、プロの種苗屋さんで私が以前ずいぶんお世話になったお店を紹介させてください。

つる新 種苗店  ← クリック

このお店の良い所は

○ プロも使う店
○ 種類がめちゃくちゃ豊富。特殊な種は取り寄せもしてくれる。
○ 海外発送してくれる
○ 英語のインボイスも必要なら書いてくれる
○ 相談に乗ってくれる
○ タキイなどのプロ用のパンフレットも送ってくれる

つまり、日本のスーパーや園芸店で買う種とは一味二味違う種を扱っているということ。特に私達みたいに温かいところに住んでいる場合、普通の種じゃダメな場合があるじゃないですか。北海道と沖縄と同じキュウリでも栽培する種類が違うのと同じように、私達の環境に合っていないとうまくない。そういう点でのサジェスチョンや種の選択もきっちりやってくれます。

また、スーパーで売っているような野菜を作っても意味がないわけで、キュウリならイボイボがあってポリポリして美味しいスーヨーキュウリとか、料理屋で使う小さなキュウリとか変わったものを作りたいですよね。また私はカイワレ大根が好きなんですが、これって普通の大根の種でかいわれを作ったら破産します。だからカイワレ大根用の種を購入するのですが、カイワレ大根の種って普通に売っているものはその時その時大量に余った様々な品種の大根の種だそうです。ではプロのカイワレ大根業者はどんな種を使っているのかと調べてみると、やっぱりカイワレに適した専用種を使うんですね。茎も太くてしっかりしている。当然小袋に入ったものじゃなくて1リットルとか2リットルとか買うわけですが、恐ろしく安い。

私が嬉しかったのはプロ用のパンフレットを送ってくれたこと。これってすごい種類の種が載っているのですが、こんな野菜もあるのか?というくらい珍しいものがあるし、もちろんそれを送ってもらうことも可能。また日本の本州の普通の園芸店では売っていない、沖縄向けみたいな品種もあるわけですよ。家庭栽培好きはこのパンフレットを見ているだけでも楽しいはず。

またカイワレに話が戻りますが、普通のカイワレ大根じゃなくて、変わった品種もあるのね。色が赤くてカロチン含有量が多くて抗酸化作用が高いとか。そんなカイワレも豆腐のパッケージやテイクアウェイで使うプラスチックボックスで育てられるし、キッチンの下の暗いところに放り込んでおけばOKで、茎が伸びれば日に当てて葉を緑にするだけ。だいたい7-9日で簡単に出来ちゃう。またミニトマトもすごい種類があるんですね。ミニトマトって室内でも簡単に育つし、また見た目が綺麗な変わった種類もたくさんある。そして完熟を食べられるということもあって、ミニトマトだけに凝っても面白いくらい。

そしてその種を使うなら、貴方の地域の気候ではこうしてくださいという助言もしっかりやってくれる。またここで扱っていない種でも市場に流れている種ならなんでも取り寄せてくれるはず。

結構細かいことにも対応してくれて、例えば三つ葉ですが、あれにも色々種類があって、茎がほぼ一本で育つのと、途中で枝が分化するタイプとかあるんですね。私は一本一本がしっかりしている三つ葉が好きなのですが、そういう要望にも答えて種を探してくれました。

本当にこの店にはお世話になりました。

是非使ってみてください。

ちなみに私は一切土を使いません。水耕栽培だからですが、ただ日本で言う水耕栽培っていわゆるハイドロポニックスの一つのやり方でしか無いんですね。このハイドロポニックスはいろいろあって、根を水に浸さずに宙に浮いたままにする方法もあれば、土の代わりに砂を使ったり発泡スチロールようなの小さな玉だったり、あるいは溶岩から作った繊維状のシートだったり、椰子の実の繊維で作ったシートだったり様々。栄養分は全てケミカルを使うのでオーガニックとは言えませんが、土をいじるように汚れたり重かったりまたわけのわからない病気や寄生虫にやられることも少なく良いと思っています。もし除虫剤が必要ならオーガニックのを使ったり、アルカリ水を作るような水道につなげる機械から強酸性水を取り出して噴霧するとかする程度。

土ってある意味ブラックボックスで、土とは何かを答えられる人っていないと思うのですが、土を使わない場合ですと自分が全てコントロールできるので非常に面白いと思います。育ちを早くすることもできるし、じっくり苦労させながら時間をかけて栄養もたっぷり味が良いものも作れたり。また応用がいくらでも聞きますので、キッチンの窓際にペットボトルを使った本格的な家庭菜園さえも作れる。

ただ私の場合は基本は地下室でやっていましたので、日は届かず人工光で育てていましたが、家の中でも小さなLED一つで発育をコントロールできるし非常に面白いと思います。

もしご興味のある方がいらっしゃったら、簡単な装置で土いじりをすること無く子供でも出来ますので、KLに行ったら一緒に遊べたら良いなと思っております。

最近はこんな器具も発売されて手もかからず、また部屋のデコレーションにも使えるものがあります。もちろん普通のプランターとかプラスチックボックスでも出来ますし、ペットボトルを使って自動給水装置も手作りできるし、簡単に遊べます。ここは水耕栽培をやらないにしてもこの自動給水のノウハウは大事だと思っていて、これが出来ないと旅行にも行けませんよね。友人に水やりを頼むわけにも行かないし。でも2週間程度ならベランダのプランターにも自動給水をするシステムをペットボトルとバケツ、あるいはプラスチックボックスを使って電源なしに作れますので面白いと思います。またプランターでも下部に水を貯められるタイプのものが販売されていますが、それを使って、なおかつ土も使わずに栽培する方法がありますので良いと思います。ボウフラの発生に関しては、マレーシアでも売っていると思いますがニームツリーオイル(インド人に聞けばわかる)を水に混ぜておけば大丈夫なはず。またニームツリーが手に入ればそれを観葉植物として家に置いておくと蚊や虫が近寄りません。

ニームツリーに関して書いた日記  ← クリック

こういう装置なら2週間ぐらい出かけても大丈夫なはず。問題は水(と栄養分)の補給ですが。電照はタイマーで毎日自動で点灯します。

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