オーストラリアでもマレーシアでも交差点がラウンダバウトになっているところが多いですが、日本でも9月1日から導入されたというニュースを見ました。
全く同じようですが
○ 手前で一時停止が義務付けられている
これってそこまでしなくても良いんじゃないかと思うなぁ。これじゃ4方向からの車が全て一時停止することになって、うまく流れないじゃないですか。でもそういう規制をしないと、日本だとこのラウンダバウトでドリフト~~~なんていう連中がごっそり出てきそうですもんね。でも一時停止が義務付けられれば出来ないし、無視すればすぐ切符となるから良いのでしょう。
ちょっと調べてもわからなかったんですが、方向指示器はどういう出し方をするんでしょうか。左折の信号を出しながら進入するなんてわけのわからないことを上の動画で言ってますね。
オーストラリアの場合だと、すぐに左折する場合は左折の信号。それ以外は直進でもまず右折の方向指示器を出してラウンダバウトに進入し、そして出る時には左折の方向指示器を出して出る。ま、それを守っている人って珍しいですが、日本みたいに点数稼ぎで違反者を捕まえるようなポリスがいないから助かっているわけで、日本だと狙われそうですよね。
でもやっぱり左折の信号を出して全車が進入するっておかしいですね。停止して右から来る車を見ていて、それが曲がるのかそのままこちらへ来るのか検討がつきませんもの。待っている方からすれば、こちらへ来る車は左折車じゃなくて直進車なのにその車は左折の合図を出していることになる。きっとこれで事故が起きますね。海外の真似をするのも良いけれど、上辺だけじゃなくて細かいところをちゃんと見て欲しいよなぁ。
それとラウンダバウトの中が二車線というところもあるのかな。これって結構危ない時があるのね。直進する場合は右の車線を走っても(指示がない場合は)良いことになっているけれど、左からグルっと回ろうとする車がすごいスピードで内側から追い越そうとするとぶつかっちゃう。彼はこちらもそのまま右に曲がると思うのね。特に大きなラウンダバウトが危ない。
日本ではどんなところに作るのかな。都心部ではないのは当たり前だけれど、通勤道路だと酷いことになりますね。ある方向だけが混んでるとその車が優先されるばかりで、他の方向から来た車は延々待つことになる。また混んでくると「度胸のあるのが勝ち」みたいにもなるし。(笑)
私はラウンダバウトがあるがゆえに走りたくない道路があるんですよ。アシュモアのロイヤルパインズリゾートの近くのあの大きなラウンダバウト。特にカラーラの方からあのラウンダバウトに向かうと恐ろしいほど渋滞することがあるのね。あそこは交通量が多いから信号にしたほうがよっぽどスムーズに動くと思うんだよね。
ということで、交通量が多くなるとラウンダバウトは機能しなくなる。日本は大丈夫かな?
それと面白いと思ったのは、ラウンダバウトじゃなく日本ではラウンド-アバウトなのね。日本人って本当に真面目。英語をそのままですもんねぇ。roundaboutって本来は造語で一語だからラウンダバウトで良いはず。ラにアクセント。ところがround aboutになるとラとアに両方アクセントが入ってラウンド-アバウト(笑)。なんか名詞じゃないみたいで変。メリーゴーランドをメリー-ゴー-ラウンドと言わないのと一緒で、だれかこれはroundaboutで一語ですって言わなかったのかなぁ。また変なカタカナ英語が増えてしまった。
ちなみにRoundaboutの発音はここをクリックで聞けます。
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