不思議なテリーヌ

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昨日、一昨日と作ったテリーヌを早い所食べちゃわないとなりません。そんなに長く保存できるはずがありませんから。

一昨日の鮭のテリーヌですが、これは本当にビギナーズラックでうまく行きました。あらためて食べても美味しいスモークサーモンテリーヌ。

問題は昨日作った鳥の胸肉と鶏レバーのテリーヌ。正直言って美味しくない。舌触りも火が入りすぎた胸肉特有のパサパサ感があります。ところがですね、一日経った今日ですが、あーーあと思いながら口へ入れた瞬間

なんだこれ?同じものか?

という感じ。まず食感のパサパサ感が薄れています。そして一番美味しくないと思った、そして量が一番あるブランデー風味のもの。これがいい感じで美味しかったです。昨日みたいにブランデー臭い、ニンニクが多すぎという感じは全くなし。他の二種は美味しくなったとは思いませんでしたが、舌触りは良くなっていました。

これならスターターとして役に立つはず。きっちり焼いたフランスパンと一緒に食べても美味しいはず。

この一番後ろの四角いやつ。

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何でこんなことが起きるんでしょうか。

確かに昨日食べた時には、出来てすぐ熱いままを食べたり、あるいは自然に熱が無くなってから食べまして、冷蔵庫でしっかり休ませるということはしていません。

ここに違いが出るんですかね。冷やしたほうが美味しい?

この変化は私の脳内シミュレーションの限界を完全に超えています。冷めると塩味がきつく感じるようになるとか、その程度のことしか私はわからないわけで、どうして食感が変わるのか、味が変わるのかまでは想像さえも出来ません。

でもこれもまた良い勉強になりました。材料を混ぜた時点とか、出来上がった時点の味見でいくら良くても駄目で、食べる瞬間を意識しながらどう変わるであろうかを計算しつつ作らないと駄目なんでしょう。考えてみれば当たり前の話ですが、ここまで変わるとは思っていなかったのでびっくりです。

でも鶏の胸肉でまたつくろうとは思いません。(笑)

鶏の胸肉とは仲良くしたほうが身体のためになるのはわかっているんですが、やっぱり相性が悪いのでしょう。何を作ってもイマイチ。

前世は敵同士だったのかもね(私の前世はモモ肉か? 笑)。やっぱり鶏の胸肉なんか大嫌いじゃ!私にとってはこの世の中に無くても良い食材の一つ。(笑)

    

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