少年時代に空に憧れた人は多いと思いますが、私もその内の一人。いつか空を飛んでみたいとずーっと思っていたし、チャンスがあれば飛行機の免許も取りたかった。
未だに空へのあこがれがあるのですが、でも空を飛んで何をしたいかというと写真を撮りたいんです。よくよく考えてみると、空を飛びたいのか空から写真を撮りたいのか良くわからない感じ。
でもそういう感覚があるから近年、爆発的に流行ってきたドローン(無人機)に興味があるんでしょう。ドローンと言えば戦争で使う無人偵察機&攻撃機ですが、趣味の世界、オモチャの世界でもどんどん広がってきている。その背景にあるのはやっぱり技術の進歩。そして低価格化。
そういえばいつも行くサウスポートモールの中にヘリコプターじゃ、自動車じゃ、船じゃと無線操縦のオモチャ専門店があって、小さなヘリコプターや私の興味があるマルチコプター(回転翼が3,4,8とかいろいろ)を飛ばして子どもたちの注目を集めていましたっけ。
私が小中学生の頃に友人にラジコン好きがいたんですよ。飛行機ですが、当時はもちろん小型エンジン搭載でUコンと呼ばれるラインで飛行機をつなげて自分の円周を飛ばすのが主流でしたが、時代は無線操縦に変わりつつある時期。彼にくっついて良く飛ばしに行っていたのですが、当時は飛行機は電池とモーターでは絶対に飛ばせないと言われていたんですね。電池の容量、重さ、モーターが微力であったからなわけですが、いつの頃からかモーターで飛行機が飛ぶようになった。
そして今じゃGPS内蔵、スマホでコントールも可能、搭載カメラからの映像をライブで見ることも出来るなんて、とんでも無い進歩があって、驚嘆するばかり。その小型化、高性能化、低価格化でどんどん広がっている。そして軍用と民生用の境もないくらい。
ま、とにかく高性能で小さくてそして(何よりも大事な)低価格ということもあって、これを見過ごすわけにはいかないと思うようになりました。
まずは良い物を手にする前に、小型機で練習をするべきというアドバイスが多いので、小型機を買おうかと。小型と言っても手のひらに乗るぐらいで超小型ですね。価格はなんと2000円ぐらいからある。まずそれで部屋の中でも良いから操縦を覚えることから始めようかと。ただ、このドローン、あるいはマルチコプター、クワッドコプターにしても回転翼が付いていてそれで飛ぶわけですね。ですから危険があるということ。小型では大したことがありませんが、空撮をちゃんとやるようになるとまず安全性を考えないと大変なことになる。
自分の指を切ったなんてことも起こるし、他人にぶつかる、頭の上から落ちてきた、なんてことになったら大変。ということで、家の中でも安心して飛ばせて、安全装置が付いているこんなのが良いかと。
目標は小型のカメラを搭載して、きっちり空から撮影をするわけですが、それが可能な製品はかなりの数が売られていますが、私としては自作が面白いかと思っています。必要な部品はモジュール化されていて、汎用型がいくらでも売られていますので、段々とバージョンアップできる、部品を流用できるようにしたら良いかと。
私がいつか作ってみたいと思うのはこんな感じかな。半分ジョークみたいですが、これには馬鹿に出来ない良さがあると思いました。なんとツールボックスで作ったドローン。
もちろんGPS搭載でカメラも載せられますが、こういう事ができるというのはモーターが強力だということとそのモーターを制御するフライトコントローラーが賢いってことだと思います。ただ回転翼が裸で出ていますので安全性は気になるのでガードを付けるべきだろうと。こういうガードが着いたドローンも色々あります。
私がこだわりたいと思っているのはFPVと呼ばれる、搭載カメラからの映像を見ながら操縦するということ。上の映像の中でもゴーグルみたいなものを掛けていますが、それがそれ。まさに自分がそのドローンに乗って操縦しているような感じ。
中にはスピードや飛行性能に拘る趣味人も多くいて様々な競技が開かれていますが、私はあまりそちらの方には興味はありません。安全に空撮できればそれで十分。
でも中にはこんな飛ばし方を楽しむ人も多いのね。これはゴーグルを装着して、映像をライブで見ながら操縦する。
マレーシアにもショップは多くあってサークルもあるのでそんなのに是非加入してみたいです。あちこち空撮してみたいなぁ。
たとえばバツーケイブ。でも小心者の私はこういうところでドローンを飛ばす気にはなれません。危ないだろうになぁ。
オーストラリアを出る前に、この思い出の地であるゴールドコーストの空撮をしてみたいです。
こんな空撮をするのが夢。ここはバーリーヘッズですね。家から車で30分ぐらい南に下ったところ。