FC2でブログを持たないほうが良いのか?ブログのバックアップの必要性は?

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ブログを持っているということはどこかの会社のサーバーの一部を借りているってことになりますが、大手のいくつかに絞られますね。

機能や条件、使える容量もそれぞれで一長一短があるわけですが、私はかつてDTIという会社を使っていました。理由は簡単で、自由度が高く使える容量が大きかったから。でもそのDTIが突然、ブログスペース提供事業からの撤退を発表した。これって困るんですよね。当然引っ越しをしないとなりませんが、過去データをどうする?

その時にあちこち調べた中で、ベストだと思ったのがFC2でした。非常に自由度が高くかなり良いと思いましたし、FC2でブログを開いている人は決して少なくないし、過去データの移動もボタン一つ押せば出来るようになっていた。でもどうせならいつか同じようなことが起きるかもしれないし、もっと自由度を追求しようと自分でブログのソフトを選び、有料のスペースを借りてこのブログを立ち上げ、過去データを全て移動したわけですが、まぁ、簡単といえば簡単。面倒といえば面倒で、PCの知識がないと結構厳しいのは確か。

で、FC2はそれなりに良いと今でも思っていますし、どこかの会社のブログサービスを使うとすれば、私はFC2にするだろうと思います。また、FC2には様々なサービスがあり、多くの動画(著作権を無視した映画やテレビ番組のコピー)がアップロードされていますので非常に便利で(笑)、私は今でも有料会員になっています。有料会員ですと高画質で見られるとか、混んでいる場合でも優先(だったかな?)されますから。

このブログでもFC2で見つけた動画をエンベッド(このブログにその動画を表示して見れるようにする)したものがいくつもあります。

ところが最近の報道で気になる人は気になっていると思いますが、アダルト関係でもFC2は昔から有名で、これが今問題になっていますね。FC2動画を利用してアダルト関係の動画をアップロードしてかなりの金額を稼いだ人が逮捕され、その場所を提供していたFC2にも捜査のメスが入っている。私はてっきりFC2はアメリカの会社だと思っていたのですが、本社はアメリカはネバダ州にあるものの経営の実態は日本の会社の様子。

これじゃ法律的にも許されるわけがない。

世界のアダルト物に関する規制は様々で、ここオーストラリアも州によって違います。クイーンズランド州では「XXXXは見えても良いけれど、XXXXは駄目」とかキャンベラのあるACTでは「何でもOK」とか。シドニーがあるNSW州もここゴールドコーストのQLD州とは違います。この規制はその場所にサーバーを置いてそこで営業しているならその規制に従うことになりますが、ではその地域に居住していない、あるいは営業していない企業がそのサーバーを使った場合はどうなるのか。

当然、その地域の規制を受けることになりますが、規制が甘い場合はなんでも出来ちゃうということになるんですね。規制の甘い場所のサーバーにその規制にあった映像・画像を載せ、それをその地域外からアクセスしても問題がないということになる。ですから日本の規制には適合しないコンテンツを海外に置けば大丈夫ということで、日本向けの過激な映像提供をしている会社がいくらでもあります。現地法人にしてしまえば、日本とは関係が無いわけですから。

でもそのサーバーは海外にあってもサーバー提供者、コンテンツの提供者が日本在住の個人、企業となれば、実態は日本にあると判断され、日本の規制を受けることになる。ここが今回のFC2動画で逮捕者(スケープゴート)が出た理由のはず。

今の段階でははっきりしませんが、アダルトに関連する部分だけ展開を中止すれば済むことではなくて、FC2そのものの存続が危ぶまれています。ここが問題。アダルト関係の甘さから、他のまともな映像やブログまでとばっちりを受けることになりますから。またFC2という企業もアダルト関係からの収入が大きいはずで(有料のものがあり、その料金の一部が動画のアップロードした人の収入になるシステムが構築されている)、これを止めても経営が成り立つのかどうか。

私が以前使っていたDTIという会社がブログスペース提供を止めることが発表された時に、何社からからブログの引越をしませんかというアプローチがいくつかありました。FC2もその会社の一つで、簡単に引っ越しが出来、とりあえず全ての過去データをFC2に移行してそこでこのブログを継続しようと思ったのは前に書きました。

これと同じことが起きる可能性が非常に高いわけで、FC2でブログを持っているオーナーは心の準備が必要かもしれませんね。

FC2が崩壊してもアダルト関係ではない部分だけ引き継ぐ会社が出てくるかもしれませんが、DTIがブログ事業から撤退したようにブログ提供事業それだけで食うのは大変でしょうから、楽観はできないはず。

ではFC2からデータをそのまま持って他のブログへ引っ越しすることは可能なのかどうか。ここが問題ですが、これは簡単ではないと思います

私がDTIからFC2への引っ越しを決めた背景には、FC2になら簡単にデータを移せるというのも大きな理由の一つで、他の有名なブログ提供会社には簡単に移行ができませんでしたから。

つまり、FC2からの引っ越しは簡単にはいかないだろうということ。

私がFC2はやっぱりやめて、独自でブログを持とうと決心できたのは、今このブログを動かしているWordPressというブログ構築ソフトへのデータ移動が簡単だったからというのも理由の一つで、もしそれが難しかったら今このブログは存在していないかもしれません。FC2にそのまま残っていたかも。

でもそれは上にも書きましたように、また移行のすったもんだを日記としても書きましたが、だれにでも簡単にできるとは思えません。またこのWordPressというソフトは「有料サーバー」に置いてありますが、それも多くの方にはネックになるはず。ただ有料と言ってもかなり安く、私のように(大きな)画像を多く使うブログでなければ占有スペースは小さくて大丈夫ですから月々コーヒー一杯分の料金で済むはず。忘れましたが、無料でWordPressのブログを提供している会社もあったような(ブログ上に広告が出る)気がするのですが定かではありません。

今調べてみましたところ、無料でWordPressが使えるサーバーはいくつも存在するようです。「WordPress」「無料サーバー」の語句で検索するといろいろ情報がでてきます。一つの例を出します。

WordPressが使える無料サーバー比較 ← クリック

ま、どちらにしてもデータの移行が出来るブログを探す必要はあると思います。もし今回、FC2が摘発され、事業中断ということにならないにしても、いつか何かが起きる可能性があるわけで、今回の事件をキッカケにして将来起こるであろうことへの対処法を考える必要があるんじゃないでしょうか。

これはFC2ではない会社のブログを使っている方も同じで、いつ事業撤退なんてことが起きるかわかりませんし、そうじゃなくてもブログを長くやっていれば間違いなくデータ量は増えるわけで、自分に許されている容量を超えることは出来ませんから、その時には自分のブログはそこで終わりとなります。あるいは過去データを消去してスペースを確保しなくてはならない。

この辺も逃げ道は残されていて、中には大きな容量を使えるような有料アップグレードという道がある会社もある。

真剣にブログの運営を考えている人は、このチャンスにWordPressを使うとか、かなり昔に使ったことがありますがMovableTypeというソフトもありますし、それらへの移行を考えるべきかもしれませんね。

私はこの日記は私の「遺言」「遺産」みたいに考えている部分もありまして、いつか息子たちがこれを読んで「オヤジって毎日こんなことを考えて、こんな風に生きていたんだ」なんて時が来るかもしれませんし(私の父の若い時の日記が偶然見つかりましたが、それは私の大事な宝物です)、またこれから10年、あるいは20年先かもしれませんが、私がいつか病院の天井を見ながら過ごす時期が来ても、このブログの過去記事を読みながら思い出にふけるなんてことも楽しみの一つにしようと思っています。

ちなみにこのWordPressはバックアップ機能(プラグインを利用)がありまして、そのデータはクラウドに載せて毎週一度「自動で」更新するようにしてあります。ですから、もし今借りているサーバーがサービスを中止してもすぐに他の業者に乗り換えることが簡単にできますし、バックアップデータは当然自分のPCの中にも取り込めますので安心しています。ちなみにこのサーバー提供会社もバックアップをしてくれますが、その会社がサービスそのものを中止することがあれば元も子もありません。

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