最近、勉強のしすぎで疲れています。(笑)
何を勉強しているのかって?
特に何をってわけじゃないのですが、最近、自分の頭の中にあるデータ、知識、常識がかなり古いことに気がついて、それのアップデートの必要性を良く感じるんです。PCと同じで、その中のソフトもデータも数十年前にインプットしたものが未だにそのまま動いているって、考えただけでもゾッとします。
仕事をしているわけではありませんから、世の中の変化に追いつかなくてはならないものって無いのですが、例えば趣味の世界にしても、一般常識にしてもどんどん変化しているのにまるで追いついていないのがわかります。
でも自分を取り巻く環境の多くを理解しようとしてもそんなことは絶対に不可能で、たとえ勘違い、間違えた知識だとしても生きていくのに困ることって「さほど」ないわけですから、このままで良いと思う部分もあるんです。またややこしいことは専門家に任せておけば良くて、自分が理解し、新しい情報を得る必要は無いとも思う。
でも今までそう考えて生きてきたわけで、気がついたら「浦島太郎」状態。これって恐ろしいことで、自分が長い期間どこかに行っていたのならしょうがない。でもずーっと同じ生活をしているのに、浦島太郎になるってなんなの?
これって老化の一部なんでしょうか。
ま、世の中を見ていると、自分の親も含めて、あるいは友人もそう。ヨメサンもそうで、決して自分だけがおかしいわけじゃなくて、みんなが「これで全く問題が無い」と信じているのね。世の中に変化があったことさえ知らなくても何とも思わない。いや、自分が知っていることって「変化しない」「間違っていない」と思っているフシがある。
でもそれって我々一般だけじゃなくて、専門家、例えば医者にもそれを感じるわけで、不勉強な医者より「暇で調べ好きな患者」の方が最新情報を知っているなんてことが起きる。たとえば気になる糖尿病しかり、10年前と今では言われていることがかなり変わってきているし、それなのに新しい潮流や海外の発表なんか全くの無視で、昔ながらの理論をお題目みたいに唱えている医者が実際にいる。ましてや素人のレベルとなると、もうメチャクチャ。またネットの中にいろいろ聞いたり教える場所があって、そこで質問に答える人の中に「化石」のような人がいるのがわかる。とんちんかんなことをあたかも知っているように書いている人もいる。
これってネットの欠点の一つだと思うのだけれど、何が本当なのかわけがわからない。いわゆる「噂」が大きな地位を占めているのね。これは私のブログとて同じで、私が書いていることをそのまま信じる人はいないと思うけれど、へ~~~~、そうなんだ、なんて思う人も中にはいるはず。そしてそれが波及していくのね。
だからこそ、自分の頭の中のにしっかりした新しい情報、データを入れたいと思うのだけれど、まぁ、半端じゃない量。難しさ。
これって社会がそういう風に複雑、そして広く深くなっているのだろうとは思うのだけれど、いや、現代人はそれに追いつく力を持っているのが普通で、自分だけが取り残されているような、歳を取るとこうなるのかと、そんなことばかり気になるわけです。
無駄な抵抗とは思うのですが・・・・。
青い空を見て、空って青いんだ、綺麗だな・・・・なんてことだけを考えて生きてみたい。 (笑)