我が家にはいろいろ実験道具調理器具があるのですが、その中でも場所を取っているけれど全く出番がないものがあります。
それはスロークッカー。
低温調理を知ってからまずは多くの人がそうであるように炊飯器の保温から始めたのですが、保温ってメーカーとか製品によって違うものの大体70度。これでも最初はびっくりするぐらい美味しいというか、体験したことのないものが出来て喜んでいたものの、慣れてくると70度ってそもそも温度が高すぎたり、他の温度が使えない、そして炊飯器を使っているとご飯が炊けないと女帝に怒鳴られるようになりました。
となればスロークッカーしか頭に浮かばないわけで、買ってきたわけですが、思ったように出来ないんです。結局わかったことは私の勘違いで、スロークッカーは決まった温度でそれを保持する調理器じゃないということ。
でもスロークッカーの表示もおかしいと思うんですよ。たいていの機種ではLowとHighの設定があります。それって誰が見ても温度のLow、Highだと思いますよね。でも実際はSlowとFastなんですね。ある一定の温度に達するまでの時間が違うだけ。
それがわかった時には、詐欺だ~~~~と思いましたよ。(笑)
だから低温調理器とか炊飯器の保温を使って調理するという考えからスロークッカーを考えるのは全くの筋違いだということ。ですからそれがわかってからは一切使わなくなってしまいました。
でももったいないですよね。使わないってのは。
低温調理器としての機能は無いにしても、スープや煮込みに最適なのは間違いがなくて、それどころか圧力鍋で高い温度で調理したり、あるいはコンロでボコボコやってしまうことを考えれば、シマー状態でコトコト煮続けるスロークッカーの方が利用価値があるくらい。
ということで、スロークッカーらしい使い方をすれば良いだけの話で、レシピをいろいろ探していたんですよ。
でもやっぱりスロークッカーって手抜きに使う人が多いのね。ぜーんぶ材料を(冷凍のままでも)一度に放り込んでスイッチを入れるなんて恐ろしいことをする人は多くいるし、出かける前にスイッチを入れれば、帰ってくる頃には出来上がっているとか、そういう利用の仕方をする人が多いのがユーチューブで見ていてもわかります。
でも中には、非常に少ないけれど、スロークッカーらしい使い方をしている人もいるので、ま、それを参考にしようといろいろレシピを探していたんですよ。
普通の料理を検索すると世界中の料理人が出てくるんですが、やっぱりスロークッカーはアメリカで大流行なんでしょう、アメリカ人が圧倒的に多いような感じ。私はユーチューブでレシピを見るのが好きなんですが、アメリカ人の料理って面白く無いのが多いんですね。非常に雑、適当、そして使う調味料が異常なほど多い。
そんなことはもうわかっているのに、今日見つけたものにはぶったまげました。見ている内に目眩がしてきたレシピ。
アメリカ人らしいなぁと思ったこのレシピ。面白いですよ。映像を見ていれば英語がわからなくても内容は簡単ですので、是非見てください。アメリカの食文化がわかります。デブが世界一多い国だという理由もよ~~~くわかる。(笑)
豚のリブ(バラ肉)料理。病気になるために食べているような・・・・・
でも出来上がりを見ると結構美味しそう。作る勇気あります?