私が鯵キチガイなのは前に書きましたが、それはちょっと横においとて(笑)、見つけましたよ~~~。キンメダイ。こちらでいうアルファンシノ。私はこれがオーストラリアで一番美味しい魚だと思います。本マグロなんてあっち行け~、威張るなよのレベル。(笑)
これって刺し身、煮ても焼いても抜群なんですが、なかなか手にはいらないんですよ。また近場で釣れたものを頂いたことがあるんですが、なぜか身は火を通すとカチンカチンで皮もゴムみたいだったり。またニュージーランド産のものを日本食材店でも扱っていたので買った(買い占めました 笑)ことがあるんですが、これもまずくて最終的には食べずに捨てました。それほど酷かった。
だからキンメで美味しいのが獲れるのは間違いがないのですが、たまたま売っているのがそれなのか、それとも煮ても焼いても堅いようなキンメ(あるいはその種類)なのかは食べてみないとわからないんですよ。
ところがですね、今日、見つけたのは正真正銘のキンメダイ。早速食べましたが美味しかったですよ~~。魚ってこんなに甘くて美味しいのかとびっくりしたくらい。
買った場所はラブラドールのチャリスなんですが、値段がですね1キロ16台なんですよ。これってかなり安いと思います。
こんな大きさ。50センチ以上。かなりデカイです。買うと内蔵を出し、鱗をとってくれます。これで2キロ弱ぐらいかな。33ドル程度。
これを3枚に卸したのですが、まずは頭、カマ、骨などでアラ煮を作ってみました。昆布、醤油、みりん、ショウガだけ。薄味です。
見た目は毎度のごとくナニですが(笑)、美味しかったですよ~~。全く問題なしの正真正銘のアルファンシノ。
刺し身で食べるきはしませんが、3枚に卸した身が2枚そのまま残っているので、どうやって食べるか考えただけで幸せが「ジワ~~~~~」と広がります。(笑)
季節が季節ですが、鍋は間違いなく美味しいと思います。真夏の鍋。(笑)
さーて、私はどうしようかなぁ。また買ってきて3枚におろして冷凍しておくか。もう二度と出会えないかもしれませんから。
このアルファンシノって美味しいのを知ったのが15年以上前でしょうか。それからずいぶん探しました(シドニーの魚市場でも売ってなかった)がハズレばかりで、これほどの大きさも初めて見ましたし、それが何匹も並んでいる姿はまるで夢のようでした。そして1キロ17ドル弱。
これ、買わないと損だと思います。マジ。(笑)
だって2キロもあるキンメダイですから、切り身にしても8枚以上取れるはず。それプラスお頭、アラ煮が出来るんですから、こんなコスパが良い魚って無いんじゃない?私は値段を付け間違えているんじゃないかと思ったくらい。日本人の魚屋Real Fishでもたまにおいていますが、こんな値段じゃないはず。鮮度の違いはあるかもだけど、チャリスのこれは煮魚焼き魚だったら全く問題がないはず。
この魚は押し売りされてもあとでお礼を言いたいぐらい美味しい。 \(^o^)/