ヨメさんがまた作ってくれました。
チキンキャラグインとフィナデニソース。これはグアム料理の定番なんですが本当に美味しい。
材料も安いしこれといって変わったものは使っていないのですが、ココナッツを使うところがミソなんだろうと思います。今回はどこかで若いココナッツを見つけてきたようで、若いココナッツは白い寒天の様に柔らかいんですね(今回のはそこまで柔くはない)。これは口当たりが良いから間違いなくこれを使ったほうが美味しいのを確認。
でもココナッツミルクもあったほうが良くて、ご飯にはそれを入れて炊きます。水ではなくてチキンストックで炊きます(海南チキンライスのライスみたいに)。
これ、本当に美味しいと思います。私はグアムに思い入れがあるのはいつもこのブログに書いていますが、だからこのグアム料理を美味しいと思う傾向があるのかもしれませんが、ヨメさんも子供たちもこれは大好物で美味しい美味しいと言いますから、間違いがないと思います。
グアム料理だなんて南洋の料理を馬鹿にする傾向があると思うし、実際に凄い料理なんて豚の丸焼き(レチョンバブイ)以外にはなにもないようなグアムですが、どの家庭でもこれを食べ続けているのはやっぱり美味しいからでしょう。
チキンキャラグインというのはチキンを使ったキャラグイン。和物ですが、ビーフを使ったり魚を使ったり色々あります。でもチキンが一番だと思う私。ただし、胸肉を使ってはいけない。(笑)
そしてソースがフィナデニソースという万能ソースで、これがまた何にでも合って、グアムでは大量のこのソースが冷蔵庫に常備してあるのが普通。
これ、本当に美味しいし簡単ですから、興味がある人には是非作ってもらいたいです。ただし、ココナッツがないと多分駄目だと思います。でも多く入れ過ぎると東南アジア~~~という感じになるので注意。
今回、ヨメさんがどこからか見つけてきた「若いココナッツ」を使ったのは初めてで、これ良いわ~~。
ココナッツは皆さんご存知だと思いますが、若いココナッツは緑色をしていて、ジュースは酸っぱいのですが身に付いているココナッツはブヨブヨなんですね。でも若すぎると何も無い状態だしジュースはすっぱすぎて美味しくない。これが熟すというか日にちが経つと、我々が良く飲むあのココナッツジュースになるんですね。そして殻の内側には硬めの白い層ができている。これがもっと経つと、ジュースはなくなって分厚く、そして固い白い層が出来上がる。これを削って粉末状態にしてココナッツとして使うのが普通ですが、若いブヨブヨのものはスプーンですくって食べられるくらい柔らかく、これはこれで美味しいんですね。
で、今回のチキンキャラグインはこれを使ったということ。写真を見ると白い蕎麦みたいに見えるのがそれ。
料理には高価で豪華なものっていろいろありますが、安価でこれだけ美味しいものって私は知りませんし、これがあるだけで\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/と思う私。 (笑)