1キロ300円以下の豚肉をスロークッカーで調理してみた

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豚の軟骨の話を前に何度か書きましたが、久しぶりに食べたいと思い、というかスロークッカーを使って何か作りたいと思ったので軟骨を買ってきました。

な、な、なんと1キロ3ドル。300円以下です。白く骨のようにみえるのが軟骨。

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軟骨と言っても鶏の軟骨のようにそれだけの部位ではなくて、「軟骨が付いている肉」です。スーパーでは売っておらず中国人の肉屋で買いますが、口で説明してもなかなか通じませんのでこの画像をスマホに入れて見せることにしています。軟骨は中国語で「脆骨」。

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スロークッカーに関してはいつもボロクソに言う私ですが、それは「低温調理」として考えた場合全く使えないと思うだけの話で、しっかり煮こむにはこれに勝るものはないと思っています。今後はスロークッカーでいろいろ作ってみる予定でもあります。

まずは、肉を適当な大きさに切り、お湯に投入。一緒に入れるものはショウガの薄切り、ネギの葉、それに酒と醤油を少々。これで8時間煮込んでみました。

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8時間後の肉の状態を見てみますと、軟骨はまだ固く、ちょっと柔らか目のプレスチックのようでまだまだ駄目。圧力鍋で30分圧力をかけた時と似ています。ということでそこからプラス4時間。

朝起きてみますとこんな状態になっていました。

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軟骨はアキレス腱の様にブヨブヨ、トロトロの感じになっています。\(^o^)/

肉を違う鍋に移し、スープは漉してそこに入れ、ここから味付け。アキレス腱みたいに見えるのが柔らかくなった軟骨。

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味付けはこれまた久しぶりに韓国風にしました。ユッケジャンと同じ味付けです。コチジャン、ニンニク、唐辛子をたっぷり、ゴマ油。それにこれまたユッケジャンと同じく、韓国料理でよく使う乾燥野菜を戻して入れました。タロの茎(これはタロイモってことだと思いますが、里芋かもしれません)(Toran)、ワラビ (Gosari)、サツマイモの茎 (Gogumajulgi)ゴグマジュルギ。

最後に隠し味で納豆を刻んで入れました。納豆チゲからの発想です。

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美味しかったです。軟骨はまさにトロトロで良い感じ。前回は火入れが足りなくて固いままでしたが今回は大成功。これ、良いと思います。肉が1キロ300円以下だなんて、一緒に入れた乾燥野菜+納豆のほうが高いくらい。

スープが余ったら豆腐を入れてみようかな。緑豆春雨とかチャプチェのあの芋から作ったヌードルも良いかも。野菜は白菜、キノコ類、もやしを含むスプラウト系、何でも良さそう。

また一つ、レパートリーが増えました。でもこれほどコスパが良いものは他には無し。 (笑)

今回はスロークッカーでしたが、もし圧力鍋を使うとしたら1時間以上圧力をかけないと駄目かも。でもそうすると肉がぼろぼろに崩れるはずで、やっぱりこういう煮込みはスロクッカーが良さそう。最初に野菜類は入れませんでしたが、長時間煮込んでも煮崩れしないし。

それとこれは私のスロークッカーの仕様かもしれませんが、沸騰はしません。ですからボコボコ状態はありえませんし、グツグツって感じでもない。もうちょっと下の温度が続くようです。これの利点はいろいろあるわけですが、脂がスープとごちゃまぜになって乳化しない、濁らないのは特筆すべき長所だと思います。

 

 
    

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