スカイプをしていたところ、甘いもの好きな方がアップルパイの話をしだして・・・・
ったくも~~。私もアップルパイは好きなのっ!糖質制限してるのに悪魔の囁き・・・・
ということで作ることにしました。
ヨメさんと息子に、「アップルパイを作るけれど食べるか?」と聞いた所、「食べる~~」「食べる~~」の返事。返事がよろしい。幼稚園みたい。
しかし、糖質制限中の私が作るアップルパイには砂糖を入れることは出来ません。
「でも、砂糖なしだぞ」と言ったところ、なんやら気に入らないようでブツブツ言っています。しかたがないので、「じゃぁ、蜂蜜をちょっと入れるということで手を打とう」で決まり。(笑)
リンゴはこれ一種類のみ。
いつもは鍋でりんごを煮るのですが、今日はフライパンでやってみました。これだと水分が結構飛ぶのでこの方が良い感じ。これからはフライパンでやることにします。
多めのバターを溶かしてから少量の小麦粉を入れちゃんと炒めます。その後にリンゴを投入、頃合いを見て蜂蜜、レモン汁、シナモンたっぷり、ナツメグ少々を入れ、リンゴのシャキシャキ感が残っているところで火からおろして冷ましておきます。
いつもアップルパイに使うのは冷凍のパイ生地で多層のもの。でもこれ、ちょっと薄すぎるんです。でも二枚合わさないと駄目ってほどでもなくて、ちょっと使いづらい感じ。
まずは最初の一つ。日本男子としては飾りに「桜の花」を散らしてあるのがわかるでしょうか。(笑)
桜の花の形のパイ生地は型で抜くわけですが、この桜の型だけありました。ヨメさんに「他の型はないの?」と聞きました所、「もう子供もいなくなったから必要ないし、あげちゃったのよ。でも桜だけは使うから残してある。」とのこと。
子供はここに一人いるのを忘れちゃっているようですねぇ。ジジーこいている子供ですが。(笑)
でもま、アンパンマンやキティちゃんがあってもしょうがないので、桜で我慢。
なんだか納得がいかないというか面白く無いので、ケーキを作る時に使う器、あれなんていうんでしたっけ?バネで底が外れるようになっているやつ。あれに入れて焼いて、途中から出してしっかり焼く、みたいなややこしいことをやってみました。それで高さを稼ぐわけです。生地が薄いので生地だけでは背の高さを出せませんから。また上部は全部覆うこと無く、桜の花をこれまた散らしてみました。
でもなんだか潰れたアンパンマンに見えて、これもまた納得いかず。
こんなものを作っているとヨメさんにバカにされますので、普通に作ることにしました。そして装飾はなんと細く切ったパイ生地で作った「三つ編み」(笑)。そして上にはブラックベリーを乗せました。
これは結構いい感じでブラックベリーも良いアクセントになりました。三つ編みですが、結構作るのは大変ですが焼いてしまうと全く目立ちません。がっかり。
しかしアップルパイの大きさって結構大事だと思っていて、いつも私が作るのは大きすぎるような気がします。そのくせパイ生地が薄く、パイ生地が好きな私としては欲求不満。
ということで、一口サイズにしてパイ生地を多く使う方法を考えました。リンゴは少なくして、春巻きのようにぐるぐる巻きにする。この大きさ、パイ生地とリンゴの量の比率は私はこれが一番だと思いました。
左のは二口サイズ。桜の花(笑)。右側は一口サイズで三つ編みにしたパイ生地で飾りました。
段々と自分の好みに合ってきましたので、最後はこれがベスト!というのを作ってみました。
我らがご先祖様に習って、縄文土器を真似ました。パイ生地を多く使いたいので、1センチ幅に切ったものを捻って長い綱状のものを作り、それでグルグル巻いて底の部分を作ります。捩じるときには中に空洞が出来るように捩じり、潰さないようにします。その方がパフパフ感が出ますし。
同じような綱状のものでトグロを巻いた状態にします。
それをいくつか重ねて整形して「縄文土器」の完成。(笑)
大きさも一口サイズですし、中には少量のりんごを入れて焼きます。焼きあがったらワンポイントのブラックベリーを乗せます。このブラックベリーは甘く煮てあるわけでもなく、ただそのまんま乗せただけ。(笑)
う~~~む、この縄文土器式アップルパイが一番良かったです。大きさも一口サイズで口の中に放り込めますし、少量の結構甘くてレモンとシナモンが効いているリンゴがあって、そしてたっぷりのパイ生地。捻ってあるものを使ったので厚みがあってサクサクして良い感じ。甘くないブラックベリーの酸っぱさも良い感じ。
美味しかった~~~~~。
でも面倒臭かった~~~~~。 (笑)
今後作るときにはやっぱり一口サイズが良さそうです。そして薄すぎるパイ生地を多めに使ったほうがバランスが良い感じ。
ご馳走様~~~~~。