中国の腸詰めって、結構美味しいですよね。脂が凄いですが、若い頃は良く酒の肴で食べていました。
でもある頃からピタリとやめたんですよ。店で食べるとそれなりの値段を取られますが、食材店で買うと恐ろしく安いものなんですよね。ところがよくよく見てみると、ソーセージのくせに何故か乾物扱いのようで、冷蔵庫冷凍庫に入っているわけでもなく、パックはされているものの常温で放置が普通。
これって半端じゃない防腐剤を含む薬品が入っているんだろうなぁ、と想像したら一気に食べる気がしなくなりました。その後、あちこちで目にする度に、「ありゃ、あんな売り方してる」みたいな、絶対に食べたくない食材の一つになってしまいました。まして近年、中国の食品の怖さが言われておりますし、腸詰めも凄いことになっているんだろうな、なんて思っていたわけです。
でもジジーになると「食の安全」という意味でルーズになってきまして、食あたりは怖いですが、「今更、安全もクソもないだろう」みたいな気がしないでもないのです。食べたいものを食べりゃいいじゃんか、みたいな感じ。
ということで、「勇気を出して(笑)」買ってきました。腸詰め。ラップチョン。
腸詰めそのものは細かい脂身が見えて、細めのサラミみたいな感じですね。
これを刻んでちょっと炒めて、ネギ、豆板醤、コリアンダーを添えれば完璧な肴。\(^o^)/
脂がちょっと気になりますが、美味しい~~~~。懐かしい味~~~~~。
長男も喜んで食べていました。やっぱりメルボルンで学生をやっている頃に随分食べたようです。安いし、これさえあれば酒のつまみは無くても良いくらいですもんね。
ヨメさんも懐かしがってパクツイていました。 (笑)
今日、なんでこれを買う気になったかというと、久しぶりに食べてみたかったのと、ある点心を作ろうと思ったのですがこの腸詰めがないとその点心にならないんですね。どこで食べてもほぼ間違えなくこれが入っていますから。
その点心に関してはまた別のエントリーで・・・・。