最近スーパーでも売っているOrange Roughyという魚は結構美味しいと書きました。
でもそれを塩麹漬けにして5日間冷蔵庫に入れたものを食べた所、アンモニア臭くて捨てました。悲しい・・・・。
まぁ、冷蔵庫に入れておいたのを忘れていた私がアホなんですが、どうもこのOrange Roughyという魚。最初に新鮮なものを刺し身で食べて感激し、その後、スーパーで見つけて食べた所、もちろん刺し身では食べませんがそこそこイケると思ってました。でも食べれば食べるほど感激が減って、昨日は臭くて捨てることに。
一体この魚は美味しいのかまずいのか。
もちろん新鮮なものを手に入れられるのなら美味しいとは思いますが、そんなのは空論で、売っていないのだからどうにもならず。だからやっぱりスーパーで買えるレベルのものがどうなのかを知るのが大切だと思っています。
ということでまた買ってきました。よくやりますよねぇ。自分でもこの執拗さには呆れます。(笑)
これを四つに切って、フライにしてみました。今日の晩御飯は「一人トンカツ」なのに粉やパン粉を多めに用意したのはこれをやろうと思っていたから。
180度ぐらいの温度で約4分。しっかり揚がりました。それを3,4分そのまま寝かして置いて、いざ試食。遊びから帰ってきた息子と一緒にテストです。
我々は結構フィッシュ&チップスが好きなんですが、いつも塩コショウ+レモンが基本で、たまにタルタルソースをつけるぐらい。ですから今回は塩コショウ+レモンだけでやっつけてみました。
結果は・・・・・・・
微妙です。
決してまずくはありませんが全く感激は無し。普通の、ただのフィッシュ&チップスの揚げた魚と同じ。
わざわざ探して、喜んで買って食べるほどじゃないと思いました。ただの魚のフライ。でも少なくとも食べた瞬間に「オエッ、なんだこれ?」という感じはなし。それだけでも良い方なのかもです。
これだったら価格が3分の1のBASA(ナマズ)で十分だと思います。ナマズだなんて馬鹿にできない淡白な味で美味しいですから。
このOrange Roughyもやっぱり淡白な白身で、ちょっとだけOrange Roughyの味がするって程度で、大きな特徴、差があるとは思えません。ただ身が厚く、食べごたえはあります。これだったら前にテストした、やはりスーパーで売っているLingも似たようなもの。でもLingはタラに近い感じ。
残念ですねぇ。
今日はMonk Fish(アンコウ)も買ってきましたが、アンコウには我々日本人は慣れていますし、アンコウを買うのが無難のような感じがします。
ただし、これはフライの話なんですね。煮付けにしたらまたまるで違うわけです。個性が表面に出てきますから。焼いても違う。今日の結果は、Orange Roughyをフライにしても大したことはないという結果ですが、煮魚にしたらそこそこ美味しいはず。
なーんて、無理やり良い所を探そうとするのもバカみたいだと思います。
だって、日本食材店で売っているサンマやアジ、特に大きなトロアジとして売っているものとか、ホッケの方がはるかに美味しい。韓国食材店の鯖もバカに出来ないし。
ということで、スーパーで売っている切り身の魚に関してはちょっとお休みしようと思います。疲れがどっと出てきました。(笑)
こんな程度の魚で美味しいの、まずいのとかって、日本にいる人たちには理解できないでしょうね~。所詮、私が食べている魚なんて、日本だったら誰も見向きもしないようなものばっかりですから。