ここのところ、日経225は「買いはホールドであるけれど買場ではないと2度に渡って書いてきました。でも「チャート上」ではそろそろ買場が近いと読みます。
ただこれはあくまで「チャートの読み方」であって、日経225のような、ましてや日足で見る場合は世界の動き、つまりファンダメンタルズが大きく関係してきますから、単にここからは買いなのだと考えてはまずいわけです。あくまでチャートの読み方でしかありません。
私が見ている長期、中期、短期のトレンドはすべて上向きですから、トレンドフォロー型の手法ですと、ここで「売り」は一切考えません。買うことのみ。あるいは値が吹いたら利益確定売りを考えるだけで、新規売り、ショートは一切考えません。
つまり、今後もこの上昇トレンドは続くという大前提で考えるわけで、そのトレンドに乗るとしたら買場が近いと言える形になってきたということ。
いわゆる押し目買いのパターンになってきたってことですね。
ただこれが陽転せずにダラダラ下がってきますと、その下がり方によっては「目先のトレンドが下に変わった」と読まなければならなくなりますし、その場合は、陽転したら買いではなくて、その陽転は見逃し、次に陰転するところが売りのポイントに変化してくるわけです。
何度も書きますが、あくまでこれは「チャートの読み方」であって、実際にはファンダメンタルズを無視できませんから「上がる要素」が何も考えれない場合に陽転したからといって乗るのは危険だろうと思います。
この読み方はトレンドフォロー型の手法としては基本中の基本の見方だと思います。わかりやすいように日経225のチャートを説明に使っているだけの話で、こういう単純な手法でもFX、また1分足を見て売買するようなスキャルでも十分勝てるはず。