鶏のネックを食べる人って私は会ったことがありません。ネットの中を検索しても見つからない。いやいや、見つかりますがそれは人間ではなくて犬とか猫。(笑)
ネックってスープを取るには良いのだろうと思いますが、うちのヨメさんが作る鶏ネックは美味しくて、私も作るようになりました。
しかし、ヨメさんは九州は福岡県の山奥出身ですが、あの土地では食べるんでしょうねぇ。田舎ってそんなもんなのかなぁ。そういえば、セロリの葉っぱを捨てるとヨメさんは怒るんですよ。大根の葉っぱみたいに炒めて冷蔵庫に入れておけば立派なオカズになると。九州は高菜を炒めたものが常備食みたいなもので、それの流れかもしれませんが。
でも鶏のネックって美味しいと思います。鳥の脚と同じでちょっと気持ちが悪いと思う人が多いでしょうが。
まず茹でこぼししします。
これを流水にさらし、脂だとか薄皮だとか気になるものがあれば綺麗に取る。
これをまた茹でますが、スープを取るわけじゃありませんから煮こまない。でも時間が短いと中の骨のところに血が見えて「ドキっ」とするから注意。(笑)
茹でている間にタレを作ります。
◯ 酒
◯ みりん
◯ 柚子胡椒 (絶対必需品。これがないときには作らない)
◯ ポン酢
今回はポン酢がなかったので醤油、酢、柚子の絞り汁で作りました。
茹で上がりを熱々のままタレが入ったボールに投入。
あとは冷めるまで混ぜる、混ぜる、混ぜる。ちょっと放置してまた混ぜる。で、常温になってから食べます。時間が経ってからの方が美味しい。冷蔵庫に入れると硬くなりますが冷えていても美味しい。
おやつ、酒のつまみには美味しいと思います。でもねぇ、なんせ肉は1-2ミリしか付いていませんから、これを齧ると美味しいけれど「寂しさ」を感じるかもですね。(笑)
ちょっとネットを検索してみたんですよ。でも首周りの肉である「せせり」を食べる人は結構いるし、焼き鳥屋にもある。でもさすがにこのネックをかじるってのはまずいないようで、たまに見つけるのは「ペットの餌」。(笑)
でも海外を調べると、インド料理にタンドリチキンネックなるものがありました。また台湾のストリートフードでこれの唐揚げもある。
でもねぇ、まさか骨ごと食べるんじゃないと思うんですが、いやいや、骨も食べるみたいな・・・。そこがわからず。
これ、美味しいと思います。
食べたことがある方いらっしゃいます?私の田舎ではよく食べるよ、とか。でも我が家の犬が・・という話はパスしてください。m(_ _)m