マレーシアMM2H取得者数の推移

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時々、こういう統計を調べています。

MM2H全体の取得者の推移はこれ。

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国別のMM2Hの取得者はこんな。2014年から日本人の取得者数は急激に落ちています。

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2014年の月別の数値を見てみます。

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2015年はこんな。かなり落ち込んでいます。

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やはり円安の影響が大きいみたいですね。全体的に数字が落ちているのはトップの中国が減ったのかと思いますが、そうではなくて全体的に下がっている。これはマレーシアの物価高のせいでしょうか。私にはわかりません。

私はマレーシアブームの話を聞くといつもこの数字を思い出すんですよ。日本では「マレーシアが住んでみたい国のトップ」といつも騒ぎますが、実態はこんな程度で、アメリカ、オーストラリアへ渡る人の方が遥かに多いんですね。ただ、マレーシアに渡った人の多くはロングステイと移住をごっちゃに言う傾向がありますが、アメリカ、オーストラリアの場合はロングステイというより移住、移民が多く、そういう人たちはそもそもロングステイという感覚を持っていませんから、ロングステイアンケートに数字が出てこないのだろうと私は想像しています。

でもロングステイだけに限って考えても、一位のマレーシアの実数はこんな程度でしか無いんですね。マレーシア、マレーシアと大騒ぎするのに月々数十人しかMM2Hビザを取得していない。今年に入ってからは月々たったの10数人。

ただ、マレーシアロングステイ=MM2Hではないわけで、昔から言われているロングステイ、つまり長期旅行という数週間~数ヶ月の滞在をする人は増えているのかもしれませんし、数週間でも「住む感覚」は間違いなくありますから、「住んでみたい国」として数字が上がるのにMM2H取得者は少ないのはおかしくもなんともないんでしょう。

私としては「遊びに行く場所に住み着いちゃう」ってやっぱり変わっていると思うわけで(笑)、季節の良い時、体調の良い時、その気になった時に「数週間滞在して集中的に遊ぶ」というのが一般的に考えるロングステイだと思います。

そういうロングステイヤーはオーストラリアにも結構来ていて、年に1-2度、ゴルフ三昧するとか、そういう旅行を何年も続けている人は結構います。で、面白いのはそういう人こそ長続きするってことでしょうか。様々な事情があって来れない時には来なければ良いんですから。美味しいところ取りなんてもんじゃありません。

私も実はそういうロングステイに憧れておりまして、そんな生活もしてみたいと夢を見ています。でも多分無理。死ぬまで稼がないとなりませんからそんな暇も余裕もないはず。でもせめて半年頑張って、半年息を抜くみたいな老後を過ごしたいです。

問題は若い人たちですよね。まだまだ頑張って稼がないとならないし、子どもの教育もあるし、老後のための蓄えなり年金を考えないとならないし、そういう意味ではロングステイを考えるジジババとは全く状況が違うのにロングステイ感覚で子連れで海外に出ちゃうって、私には自殺行為に思えます。留学だと割り切っているなら問題はないと思いますが、そこに住み着こうとしているのに永住権のことには無頓着なのはロングステイ情報に浸かりすぎているからだと私は思っています。情報を得るべき場所、ソースが違うと思う。

上の統計資料はここから。

Programme Statistics – MM2H Official Portal

 
 
 

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