先日、生まれて初めて豚足を買ってきて家で茹で、調理しました。
ボイル済みの豚足ならまだしも生から茹でますと「かなり」恐ろしい匂いが充満するとのことで、我が家では女帝から禁止令が出ていました。もし豚足を茹でるなんてことをしたら「家を出て行く」とかなり昔に宣言されていた。
でもねぇ、私は昔から豚足が好きなんですよ。で、買ってきたわけです。恐恐茹でてみたものの恐ろしい匂いはせずに、全く臭くないということは無いにしても全く問題なし。あの「絶対にダメ」と言っていたヨメさんも怒ること無く、それどころか敵は、いや女帝は九州女ですから豚足の調理法も知っているし、本人も実は豚足は好きな方。
ということで、私が好きな「冷やして食べる」方法と博多式の「周りはカリカリに焼いて中はトロトロ」という二種類を作ったのは前の日記に書いたとおり。
で、また買ってきました。それも4本。これで10ドルぐらいかな。
蹄のところに包丁が入っていて、一部切り取られていますが、これが「茹でても臭くない」理由だと思っています。どうもあの部分が臭い様子。豚足はあちこちに売っていますが、この処理がされているものはオーストラリアフェアの中の中華食材店だけで、他の店では処理がなされていない「そのまんまの足」ですので、それを茹でたらその恐ろしい匂いになるかもしれません。ただやってみたことはないのでわからず。
前回と同じように、かなりしっかりと茹でこぼしを二回しました。一回目はそこそこアクもでてきますが、二回目はそうでもなく茹でこぼし(10分以上茹でる)は一度でも良いかもしれませんが二度するのは保険。(笑)
それを蹄のところで2つに割ります。
さてこれを圧力鍋で煮こむのですが、今回は醤油味を付けようと思いました。醤油、紹興酒、オイスターソース、粒胡椒、そして昆布を入れ20分圧力をかけました。ニンニク生姜は入れません。入れない理由らしい理由はないのですが、ヨメさん曰く、入れないで良いとのこと。前回は30分でしたが茹で過ぎのような気がしたので今回は20分。
さて出来上がったものをどうするか。これをまた冷やして、そしてオーブンでカリカリに焼こうと思ったのですが、とりあえずそのまま食べてみました。
これはこれで美味しいと思いました。刻んだネギと一味をたっぷり。
残りは次の日に博多風にカリカリに焼こうと思っていたのですが、気がついた時には鍋は空っぽ。(笑)
ちょっと心残りがあるのですが、かなり満足したので当分、豚足はお休みかな・・。
ああああああ、肉骨茶を作る予定だったんだ。忘れてた。でもま、やっぱり当分お休みしましょうかね。