世の中が大きく動いている感が非常に強いのですが、皆様どうお思いでしょうか。
中国は「中国は大丈夫だ」という印象をあたえるのにやっ気になっていますし、世界もそれを後押ししないとならないわけで悲観論は意外に少ない。
でもそれは大手メディアの話であって、ネットの中ではまるで逆。これは大手メディアが正しくてネットがいい加減ということではなくて、大手メディアは「自分の立場に沿って」話すだけであって、真実がどこにあるのかは全く別。特に朝日毎日なんて中国共産党の機関紙か?と思うぐらい。もし彼らが中国の不安材料を書いたとしたら、よっぽど酷いことになっている読むことができるからそれはそれで良いのかもしれませんが。(笑)
さて、真実はどこにあってどういう将来になるんでしょう。私としては喋れば、あるいは書けば金になり生きていけるマスコミや評論家のいうことを信じては大変なことになると思っています。
これは日本も同じで、消費税の増税をしても大丈夫だと大合唱をしていたのが全て大外れ。当時、増税をしたら大変なことになる、今はその時期じゃないと言っていた人たちに私は注目していましたし、また安倍氏が増税を先送りした時も同じで、あの時点でさえも増税しても大丈夫という政治家を含むプロがいたのを忘れてはならないと思っています。そして次に待っている増税はどうなるんでしょうか。誰がどう見ても時期ではないと思うはずですが、増税すべしの原理原則から離れられないプロの方が圧倒的に多い。5%から8%にした時と同じですね。
でも安倍さんは増税しないと読む人もいる。そしてそれを言う多くの人たちはかつて増税したらとんでもないことになると主張していた人たち。
私が大好きで信頼をおいている高橋洋一氏もそのうちの一人。元大蔵官僚で小泉政権に関与し、また安倍さんの懐刀と言われる人。この高橋氏は学者肌で思いつきで話すんじゃないのね。キッチリしたデータを元に話すから「景気が悪いから増税はしないほうが・・」みたいな短絡的な見方とはまるで違う。
また、左派まるだしの東京新聞の人なのになぜか保守的、安倍支持の言動の多い長谷川幸洋氏も面白い。
この二人がラジオ番組で言いたい放題。これほど面白いのって聞いたことがないくらいで、本音、また政治家の裏の読み、その辺がよく分かる。
今回の安倍さんの内閣改造にどういう意図があるのか、またそこからも安倍さんは増税をしないと判断する読み、非常に面白いと思いました。
最初に中国の話しが出てきますが、もちろん大手メディアに出ている話しとは全く違っていて、成長率が6.9%で良かったね~なんて話は出てこない。ま、この辺は誰も信じていないと思いますが、大手メディアの論調は中国寄りなのが気になります。
この対談は聞く価値ありだと思います。
それともう一つ。これまた私の好きな熱血漢の青山繁晴氏ですが、今回の中国の6.9%の数字をどう読むべきかの解説が面白いと思いました。私は6.9%なんてのは帳尻合わせの数字でしか無く、実際はどのくらいなのか、またマイナス成長だという人もいる中で本当はどうなのかが気になっていたのですが、青山氏は数字そのものではなくて「確保できると公言していた7%は確保できなかったことを中国が認めた」ことが重要だと言っています。なるほどですねぇ。そこまで頭が回りませんでした。
またおまけの話として、習近平がイギリスに行っていますが、またイギリスでも大風呂敷を広げてお金をばらまく話をしてきたのはアメリカと同じ。ところが報道されていない面白い事件があったとのこと。習近平を国賓として扱っているイギリスですが、チャールズ皇太子が公邸に習近平を招いたそうです。そして、な、な、なんと公式晩餐会には皇太子は欠席したと。
さすがイギリス貴族はたいしたもんだと思いました。習近平は地団駄を踏んで悔しがったことでしょうね。イギリスと仲良くしてアメリカに見せつけてやろうと思っていたのに。