かなり前にオーストラリアではあのボンベを使う卓上コンロが問題になっていると書きました。認可が下りたものではなければ使ってはいけない、販売してもいけないと。なおかつ過去の認可は認めないというメチャクチャな法律。だから使用者が販売店に過去に買ったものを持ち込めば販売店は返金しなければならない。
その後、日本、韓国、中国食材店で売っていたあのコンロが店先から姿を消しました。
でもつい最近、新しい認可がおりたものが出まわって来て一安心だと思っていたんですよ。
ところがですね、焼肉屋ではその認可がおりているガスコンロだとしても使ってはいけないと。なおかつ、炭火も駄目なんですと。個人が使うのは良いけれど、客の席で焼くような場合には使ってはならない。
でも電気式ならOKという法律。
クイーンズランド政府の役人が街を歩いているそうで、焼肉屋に行っては「使うな」と指導しているとのこと。指導されれば使うわけにも行かず、電気式に取り替える店が増えてきました。
先日、和牛屋という焼肉屋に行きました所、電気式のコンロを使っているので美味しくないと書きましたが、今後は全ての焼肉屋がそういうことになるってことですね。いつも行くJFXもすでに替えたとのこと。
電気式のはこんな感じ。
これは焼肉屋だけではなくて和食店も同じで、シャブシャブやすき焼き、鍋の場合、あの卓上ガスコンロを使う店が普通でしたが、これらもダメになると。でもこのケースは電気式でも困りませんが、焼き肉は困りますよね。ましてや炭火で焼くのがウリの店だったら・・・・
こんな話を聞いただけで、なんだかがっかりしています。
オーストラリアってこういう細かいことにこだわるんですね。面白い国です。