凄い時代になりましたねぇ。8Kが目前に来ている様子。
パナソニックが8Kを映すセンサーの開発をはじめて、2018年には発売を目指しているとのこと。
パナソニック、画像用半導体に再参入 8K用開発 :日本経済新聞
今の時点で4Kもさほど普及していないのに大丈夫?って思います。
テレビは4Kが結構売れているらしいですが、そもそもソフト、コンテンツが少ないですよね。
最近は普及型のカメラ、ビデオカメラでも4Kが映せる時代になりましたが、でもそれを編集しようと思うとそんじょそこらのPCじゃ駄目なんですね。まともに動きもしない。これじゃ撮ったまんまを見るしかなくて、まぁ、それでも良い状態で撮っておけば良いですが、PCの進化は追いつけていない。
そこに4Kの4倍の情報量がある8Kなんか出てきても、ごくごく一部の人たちが恩恵を得るだけなんでしょう。でも来年には8Kの試験放送が始まるんですよね。
でも4Kでも凄いと思います。
いつのころか忘れましたが、私がまだ若い頃、秋葉原のヤマギワ電気のショールームでハイビジョンを見た時の驚きが忘れられません。画面に映る女優の「毛穴まで見える~~」と思いましたもん。
ところが慣れって恐ろしいもので、今時1080pのフルハイビジョンを見ても何も感動しないし、「解像度がイマイチだな」なんて4Kを見てしまうと思うようになる。
4Kって画像で言うと800万画素で普通のコンピューターのモニターでも表示さえ出来ないわけで、印刷をしたとしても一般的には十分な画素数。
8Kってこれの4倍ですから3200万画素。う~~む。
今のカメラでも、そんな画素数っていらなくね?というレベル。
それが画像じゃなくて動画として映せるなんて・・・、想像もできません。
SF映画で見るような、壁全体がモニターになっていてそこに映像が映される時代も来るんでしょうね。そのぐらいの大きさのモニターで見る時代になると8Kじゃないと「ボヤけてるじゃん」なんてことになるんでしょう。
8Kって風景の映像の中に小さく写った人間の顔さえもわかるし、森の映像の中に小さく写った小鳥の存在もわかるような世界。
しかしまぁ技術って止まらないんでしょうね。
私の大好きな映画で「ブレイドランナー」ってのがあるのですが、あの未来が舞台の映画の中である一枚の写真をどんどんどんどん拡大して見ていくとそこに蛇が写っている。そしてなおかつその蛇の体をもっと拡大して見ると、なんと商品番号がその蛇に打たれているのがわかるんですね。本物の蛇ではなくてロボットだったわけですが、あれって元の写真を何百倍にも拡大して見ているわけで、ああいう時代も実際に来るんだろうと思ったり。
顕微鏡が要らなくなる時代。写真を撮って拡大すると細菌レベルまで見えちゃうとか?(笑)
今の世界、日本、世の中を見ていますと、あんまり長生きしたくないなぁなんて思う私ですが、技術の進歩だけは見てみたいです。
人間は大昔から進歩はしていない。それどころか後退しているぐらいに感じている私ですが、今の恵まれた環境って、政治でもない国でもない、「技術の進化」によってもたらされているんですよね。医学も同じ。
いつかその技術が人間の本当の幸せをもたらしてくれることがあるのか・・・。そんなことが気になっています。
人工知能の発達によって人間は滅亡するみたいなことをあの天才科学者ホーキンス氏もいうような時代になりましたし、技術の進歩によって生活が楽になれば人はバカになるんでしょうし、その技術を掌握するものだけが豊かになって一般人民との格差は広がるばかりなんでしょう。
でも100年後の技術の世界を見てみたいです。
128Kの時代なんてくるんだろうか。画素数で言うと・・約82億画素の動画?(笑)