まったく、こんな話題をブログに書くバカはいないと思うんですが、私としてはマレーシア七不思議の一つといって良いくらいわからないんですよ。
どのコンド、ホテルに行ってもあのホースがついているわけですが、みなさんどうやってあれを使うのか。
使わないという選択肢もあるのだけれど、用を足した後に洗うか洗わないかというのは、毎朝、歯を磨くべきかどうかというのと同じレベルの重要度がある(笑)と思うわけです。
ということで今まで何度も試しているんですが、うまくいかないんですよ。
そもそもあのホースを前から使うのか、後ろから使うのか。
きっと後ろから使うのだろうと想像しているんですが、私はデブですし便器が小さいこともあって前から入れるしか無いんですね。これってトイレットペーパーでお尻を拭くときに前からか後ろからかというのとやっぱり同じで人類永遠のテーマではなかろうかと。もちろん私は「前から」派。
で、前からあのホースを使うとですね、身体はちょっと前かがみになって、それで出来たお尻の後ろの隙間から外に水が飛び散るんですよ。だから使った後は周りがベチャベチャになります。これってヒジョーーに恐ろしいことで下手をすると本来、流れるべきものが外に飛散する。(笑)
私の場合はウォシュレットがあってもトイレットペーパーで一度拭いてから使うクセがついていまして、あのホースを使って重要なものが飛散することは無いにしても、飛散する水は重要物質と無関係ではないわけでやっぱり恐ろしい。
つまり水といえども便器の外に出るような使い方はとんでもない大間違いなんだけれど、それが上手く出来ない。
水圧が強すぎる?
でもねぇ、ウォシュレットで覚えた「快感」って誰しもあるはずで、そして水の勢いがなければ綺麗にならないとも思うし、やっぱりそれなりの圧がほしい。
難しい・・・・・・。
ただあのホースが出来た歴史的背景を想像しますと「缶カラに入れた水を使い、左手で洗う」というのが基本だと思うんです。昔、仕事でスリランカに良く行っていた時代があるんですが、スリランカのトイレも安いホテルでは「便器の横に何も入っていない缶カラが置いてあるだけ」なんてことがあって、もちろんトイレットペーパーもなく、それを知らずに普通に用を足して大慌てしたことがあるんですが、あれって用を足す前にあの缶カラに水をいれて準備するんですよね?
だからそもそも「水圧」は必要が無いのかもしれない、と思ったり。
あれも考えだすと謎ばかりで、お尻を洗った後の左手はどういうことになっているのかとか、その後どうするのかとか、使った後の缶カラはゆすがずにそのまま置いておくのかとか、濡れたお尻はそのままで良いのか?とか考えだすと眠れなくなります。(笑)
ああいうことは彼らの生活の基本中の基本ですから、子供の頃にしっかり親に教わるのだと思いますが、我々には全くわからない。
いつかマレーシアで仲良くなったマレー人に細かく聞いてみたいと思ったり。
ご主人がマレー人の読者はこのブログにもいらっしゃるはずなんですが、どなたかご主人に「歴史」「ノウハウ」を聞いて教えてもらえないかな~~~。
ブログにシモの話を書いて申し訳ないんですが、実は私は子供の頃から興味があるんですよ。
小学生の頃に遠足とか課外事業で古い建物、お城とか行くじゃないですか。そこである日ある時気がついたんですよ。お便所がないって。そうか、昔の人はウン○をしなかったのか・・・なんて思うわけもなく、ある時、どこのお城だか忘れましたがお便所というか殿様が使うそれ専用の部屋を見つけて\(^o^)/したことがあります。でも他の人達がどこでどういう風にしていたのかってのがよくわからなくて、やっぱり不思議だと今も思い続けています。
海外に行っても気になることは同じで、これまたどこだか忘れましたがヨーロッパのお城で昔のお便所を見つけて、どういう構造になっているのかとかかなり気になって調べてみたり。
カナダに行った時に私としては欧米で初めて「ポッタン式お便所」を発見しまして、これで外人達に日本の伝統的お便所を馬鹿にされることはないと大喜びで証拠写真を撮ったり。(笑)
お便所の文化って面白いんですよね。
日本でも使った紙の種類、それの変遷とか。このブログの読者は「新聞紙」「ゴワゴワで灰色の再生紙」の時代なんてご存知なのだろうか。また、かつては「縄」があって間寛平がやるああいう拭き方をしたなんて嘘みたいな話もあって、興味がつきません。(笑)
あああ、フィリピンのミンダナオ島を思い出しました。ある村で現地の人の家におじゃました時ですが、お手洗いに行ってひっくり返るぐらいびっくりしました。高床式のニッパハウスだったのですが、お手洗いは独立した別棟になっていて、もちろん便器なんか無くて穴が開いているだけ。上から覗くと下の地面が見えるんですが、犬がウロウロしているんですよ。
聞いたところ、人間が落とした爆弾をその犬が食べるんですと。そしてその犬の爆弾を豚が食べて、豚の爆弾をネズミが食べて・・と究極の糞尿処理システムができているんですと(笑)。どこまで本当の話か知りませんが、犬が食べるって話はあちこちで聞いたことがありますので、満更嘘でもないと思ったり。
グアムに入り浸っている時代にグアム人(チャモロ)が歌う歌とかも覚えたのですが、その中にシモの歌もあったんです。「アメリカ人はトイレットティシュを使う。フィリピン人はバナナリーフ。私達グアメニアンはXXXXX(チャモロ語)を使う」っていう歌詞なんですが、そのXXXXって何?って聞いても大笑いするだけで誰も教えてくれませんでした。
しかしシモの世界も不思議で奥が深い・・・・。
場末の飲み屋のネーチャンと話すような話題で申し訳ない。 m(_ _)m