今の中国、これからの中国はどうなるのか【動画】

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中国の動きひとつで世界がガラッと変わる時代になったと私は考えているのですが、今、中国はどうなっているのか。強権をもっているように見える習近平はどうなっているのか。そしてこれからの中国はどうなるのか。

中国ウォッチャーとして注目されている人たちの討論会です。延々、3時間ですが、中国が見えてくると思います。

この動画を見て良かったと思うことが一つあります。それはこの討論の参加者も、それを見ている自分も「民主主義」や「自由」「国民の権利」に重点を置き、それを【守るべきもの】として考えているのがわかったこと。

当たり前だろうと思うかもしれませんが、この討論の第三編で話されている事が重要で、世界を動かす強大な力を持っている勢力はそんなことを考えていないだろうってこと。

立場が違うと全く違う事象に見えてくる。

前の日記に書きましたが、イギリスにはそれがはっきり見えますし、シティもウォール街も同じじゃないかと。

つまり、彼らにとっては「いかに儲けるか」が大事であって、共産党一党独裁がどうじゃ、弾圧される民衆がどうじゃ、そして「歴史問題」も全く関係が無いってことじゃないですかね。チベット、南モンゴル、ウイグルを助けないのも同じ。台湾を一国として認めないのも同じ。

これは日本も同じで、なぜ歴史問題の日本側の証拠をいくら並べても海外では全くそれが無視されるのかも関係があると思うんですよ。

要は、どうでもよいことでしか無いんだろうと。「正義」が正しいのではなくて「儲けること」が正しい。どっちに着いたら得かってこと。

中国共産党の一党独裁が終わったほうが良いと考えるのは「平和主義者」「人道主義者」がそう思うだけのことで、また中国バブルが大きくなるのは「危険」だと思うのは「一般大衆の目」で見るからそう思うだけのことで、またそのバブルが弾けたら大変だと思うのも同じ。ところが「金儲け」だけを中心に考えてみれば、バブルは金儲けの手段となるし、またそれの崩壊も「金儲けのチャンス」になるわけで、世界の国際金融資本は「平和」とか「景気が良い」とか「民衆の幸せ」とか全く関係なくて、「世界の変動で利益を出す」方法をすでに持っていると思うんですよ。これは「短期売買が有利」というのと同じ。

つまり、中国のバブルは大歓迎。これはシティもウォール街も同じ。そしてまたバブルの崩壊もリーマンショックがそうであったように、慌てふためくのは一般大衆であり、またその波に乗れなかった企業であり、表には報道されない「国際金融資本」は間違いなく大儲けしているんですね。これは遡ればアメリカの「ウォール街大暴落(1929年)」さえも同じ。中小の銀行はことごとく潰れ、売り側になって大儲けした大手がそれを食い吸収して今の体制ができた。陰謀説もあるくらい。

世界に大きな波が起きれば、それの上昇過程でも下降過程も「金儲けのチャンス」であるのは間違いがなく、「戦争を喜ぶ勢力」があるのは昔から言われていたことでもあるし、その「構図」は今も変わっていない。でも彼らは世界の「少数派」のはずだとどこかで楽観的に私は考えていたのは間違いがない。でも現実は彼らこそがどんどん強大になって世界を動かしているという現実を今回の討論ではっきり自覚させられたような気がするんです。

だから彼らは「今の中国の温存」を考える。今、壊れてしまっては困る。でも壊れるときにはまた一儲けしようと虎視眈々と狙っている。

そう思いながら世の中を見渡してみると「当たり前じゃないか」みたいなものばかり見えてきて、我々一般大衆が望むことなんか、それこそ「動物園の動物たちの夢」みたいなものでしかないのだろうと。

AIIBしかり、IMFしかり、そのうち問題が出るであろう中国元の債権を引き受けて、それを国内で平気で売ろうとする金融機関しかり。結局、中国がどうなろうと関係なくて、「利益を出せる状態」を「いかに長く続けるか」でしかないんでしょうね。そしてそれが崩壊するときにもちゃんと儲けるノウハウももちろん持っている。

平和じゃ人権じゃ、公正じゃ、平等じゃと世界の人は言うけれど、それとは全く違うことを考えている勢力が世界を動かしている。

是非そういう人たちだけが集まった討論会を聞いてみたいと思ったり。

結局、日経新聞なんてまさにその一端を担っているようにみえるわけで、中国のことを悪く書くことは絶対にない。でも悪いところを知らないのではなくて、それは「関係のないこと」なんでしょう。だから逆に「中国は危険だ」という意見を潰す方に動く。これはマスコミ全体がそうなっているのかもしれない。

「世界は勝ち組のために存在する」ってのを今回ほど、はっきり理解したことは過去にありませんでした。やっぱり私はアマちゃんで「平和」とか「人道」とか「正義」「誠意」そんなものを世界に求めていたし、それは世界共通であって、それを無視する困る勢力の存在がチラホラある程度だとばかり考えていました。

でもその勢力って世界全体を覆っている強大な力を持っているというのが現実だと。

中国を利用して「儲けることだけを考えている」。そうじゃないのは一般大衆だけなんだろうと。

中国には今、日本の企業だけでも2万社あるという。多くは引き上げを考えているようだけれど、結局全ては「金儲け」が中心であって、「世界が、中国がどうあるべきか」なんてのは【全く関係がない】のだろうと。

でも綺麗事をいう企業もあるけれど、それはスムーズな企業運営をしたいからであって、「金儲け」が根底にあるのは間違いがない。

あれれれ?それって一般大衆も同じ?

そんな気がしてきた・・・・・ orz

弱者は自らの足で立つ。これしか生き残る道はないんじゃないですかね。あるいはオコボレをもらえるようにへつらうか。このへつらいによって生まれる現象を「良い言葉」で言うと「トリクルダウン」という。安倍さんが目指しているものはこれ。

この動画の中でも話されていますが、あの天安門事件で活躍した若者たちの劣化も半端じゃない様子。あの自由への叫びは強まるどころか、弱まり、そして消され、当時の論者も今では違うことを言うケースが多いらしい。

ま、中国のあのプロパガンダの力って半端じゃ無いのは昔からで、またそれにお金もついてまわる時代になってきて、世界は中国共産党に味方する。でも表向きには「正義」じゃの「秩序」を守る【フリ】はするって程度じゃなかろうか。あるいは「不利益」がハッキリした時じゃないと動き出さない。

南シナ海で一体何が起きているのかも怪しいところで、あんなベロみたいな大きな海域を「俺のものだ」なんていうのはキチガイじみているとしか思えないし、あの周辺諸国はそれに大反発しているように見えるけれど、どうも実態は違っているらしい。中国に対抗するように見えるベトナムでさえも内情は中国ベッタリだとのこと。強気のフィリピンもどうも様子がおかしい。でもアメリカのと繋がりを強化するような動きもする。

結局、みんな「うまく泳いで儲けよう」と考えているってことなんでしょうね。「国の存続をかけて捨て身で戦う」なんて馬鹿なことをするのは、過去の日本ぐらいなのかもね。だから日本って異常だと思われている。力をもたせたらこれほど怖い存在はない。

守りたいものなんか何もなくて、「生きて」「食えれば」良い。儲かったらなおさら良い。それが世界の本音なんでしょうね。

私はなんだか生まれてくる時代を間違えたような気がしますわ。(笑)

それとも世界の歴史のその「真理」は何も変わっておらず、有史以来同じ?

私は今までファンタジーの世界に生きていたのか・・・・。

でも私はそのファンタージを完結させるために生きようと思う。負けてたまるか、バーロー!

甘いんだろうなぁ・・・・ (T_T)

 
 
 

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