我が家のマレーシアへの旅たちは野暮用で1ヶ月伸びましたが、部屋の中はぐちゃぐちゃのまんま。
でもあと数日で引越し荷物を送り出すので、随分すっきりするはず。
部屋の中の荷物と地下の倉庫に預けてある荷物と合計でどのくらいの量になるんだろうか。やっぱりダンボールで30箱ぐらいかな。
マレーシアでの住居が決まっていませんから、荷物はマレーシアの「どこか」で保管してもらうことになっています。で、住居が決まったらそこへ送付してもらう。
いつになるんですかね。また荷物は部屋に入りきるんだろうか。メイド部屋に積み上げることになるのか・・。
来月の今頃は間違いなくKLにいるはずだけれど、一体どこで何をしているんだろうか。予定は未定でまったくわからず。
マレーシア行きで家族みんなの心が一つになっているかというとそうでもなくて、なんていうのかなぁ、家族旅行に行くような盛り上がりは全く無し。
またマレーシアで待っている年老いた両親・姉と我々の関係も最近うまく行ってなくて、前途多難って感じがしないでもなし。
歳を取るとみんな不安を抱えているし、若い時みたいに「頑張ろう~~」って気が湧いてこなくて、それぞれが不平不満を平気で言うようになる。
でも問題は今の「世界環境とかそれぞれの老い」にあるわけで、お互いにブツブツ文句を言い合っても全く解決しない。「今日も雨が降ったじゃないか!!どうすんだよ!!」みたいなことで家族がぶつかり合う。
バカ丸出し。
マレーシアに住んでマレーシアにどう順応していくかってことに関しては、誰も何も心配していないのだけれど、思った通りに世の中が動かない苛立ちを家族内でぶつけ合ってしまう。
歳を取ると、それを言ってもしょうがない、何も変わらない、ってことさえも気が付かなくなる。
家族が何十年ぶりに同じ国、同じ都市に住むのに、近くにいるから良いね、じゃなくて、愚痴を言い合い、うまくいかないことを誰かのせいにするような生活になったらどうすんだ?
基本的に我が家(両親と姉弟)は性格が似ているんですよ。我儘で神経質、攻撃的。(笑)
この中に入っていくヨメさんや長男がどうなるのか。彼らがキッカケで明るく楽しく毎日が回っていくのか。それとも火に油を注ぐことになるのか。(笑)
「我々は何のためにマレーシアに集合するのか」ってことをそれぞれがしっかり考えられれば良いのだけれど、歳を取るってなかなか大変なことなんだってのが最近感じること。
皆が集まるからプラスになるはずが、実はマイナスだったなんてね。誰もそんなことを想像していないけれど、実はその可能性は無きしにも非ず。
でもま、常識的に言うと「先に逝く人」は決まっているわけで、私が我慢すれば済むことなら我慢しようと思う。
でも90になってかなりイッちゃってる親父は、自分はまだまだ現役で、自分が「長」だと思っているから、全てをコントロールしたがるのね。昔からそれは全く変わっていないのだけれど、「今の世の中ではXXXXするべきだ」と話をしても、今まで以上に理解力が低下しているから通じないわけですよ。説得のしようがないのね。「皆で相談して決めよう」なんて口では言っても「俺が納得しないことは駄目だ」という前提があるから、親父の理解力に全てが依存することになる。
だから我々親子は我々のやり方でやるよ、というと「喧嘩になる」わけですよ。お前たちは俺をバカにしているとか、言うことを聞かないとか。
90の年寄りが60代の息子にああせいこうせいって言うんですから。orz
今までは「日本とオーストラリア」という距離があったけれど、これが実は我らにはちょうどよい距離だったのかもしれない。(笑)
近くにいるのだから3日に一度は会いに来いなんてことはきっと当たり前に言われるようになるんだろうなぁ・・・・。で、行くと不平不満、愚痴を聞かされる・・・。
でもま、それも受け入れようと思うわけです。今まで親孝行なんてしてきませんでしたから。でもヨメさんはどう思うか。ここなんですねぇ。ヨメさんも半端じゃない我儘ですから。(笑)
一番良いのは、年老いた両親の宝は「孫」ですから、長男に「おい、おじーちゃんとおばーちゃんのところに行ってご機嫌伺いしてこいよ」ってのが一番かも。\(^o^)/