「クロアジモドキ(ikan bawal hitam:黒昌)」の【干物】を食べてみる

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先日、「クロアジモドキ(Black Pomfret Bawal Hitam / 黑昌)」の「塩焼き」を食べましたが、その時にもう一匹を開いて(3枚におろし)干してみました。

って実際には干したのではなくてピチットシートという「浸透圧」を利用して水分を抜くシートを使ったのですが、ま、出来上がりは普通の「干し魚」。

その時の日記。

「クロアジモドキ」でいろいろ実験をしてみようかと | dabo_gc

出来上がりはこれ。出た水分量(ピチットシートが吸収した)から想像すると2割ほどの重量減じゃないですかね。

焼くのはオーブンです。これはゴールドコーストで使っていた卓上オーブンと同じものです。Brevill製。まずはトレイの上にホイルを丸めて作った足の上に網を置いて。

そこに魚を置いて。

オーブンはGrill機能を使って上の熱源から焼く。下の熱源は使わない。

これなら煙はでないのですが、万が一といいますか、ヨメさんとの約束でこのオーブンは「ウェットキッチン」においてあります。ここなら「豚足焼き」も出来る。(笑)

備え付けのオーブンも結構良いものがあるのですが、場所がドライキッチンにありますし、煙は出ないにしても匂いが家中に充満しちゃいます。

でもこれなら大丈夫。

出来上がり~~~。大根おろしじゃなくて「カイワレ大根」を使います。

美味しかったか?

う~~む、普通。なんてことはない開きって感じかなぁ。まだこの前の「塩焼き」の方が美味しかったと思う。

つまり、これは今後やる意味が無いってことですね。そもそもこのクロアジモドキは価格が安い、そして「アジ科」の魚だから塩焼き、開きも面白いと思ったのですが、想像していた美味しさは無い。でも決してまずいわけじゃないけれど、手間ひまかけて作るほどじゃない。

そしてこのクロアジモドキ(Black Pomfret Bawal Hitam / 黑昌)にしてもシナマナガツオ(Chinese Pomfret Bawal Tambak (Bawal Chinaとも呼ばれる)/ 斗昌)にしても、

小型は安く大型はかなり高い!

のが普通で、やっぱり大型は脂が乗っていて美味しい。だから塩焼きにしても開きにするにしても大型がよいってことになりますが、それだとスーパーで1キロ(高いときには)90リンギなんて値。

これってよっぽど美味しい~~~\(^o^)/って魚じゃないならコスパはかなりわるいことになって、それこそLot10の伊勢丹で売っている22リンギの「キンメダイの干物2枚組」の方がはるかにコスパが良いことになる。あるいは普通のアジの干物、ホッケの干物の方が良いし、それらのほうが私は美味しいと思うくらい。

私の感覚だと、40センチ級の大型が25リンギぐらいで手に入らないと全くおもしろくないと思います。

ダボってケチ臭いと思うかもしれませんが、趣味でいろいろやるのは良いにしろ「コスパが悪いもの」を作る意味なんて全くないですよね。

でも安くて小さなPomfretを使って何か作るのも良いかもしれませんが、「私は」興味が出てきません。やるとしたら「南蛮漬け」ぐらいだろうか。

今後、いつか「市場」に行くこともあるでしょうし、そこで大型で安いものがあればまた何かやってみたいですが、スーパーのあの値段でPonfretを買って来ていろいろ実験する気は失せました。

高くて美味しいのは当たり前でそうじゃないこと困ってしまう。でも私にとってはスーパーで買うPomfretはコスパが悪いという「今の時点」での結論。市場で「大型を安く買える」のなら話は別ですが。

次なるターゲットはグルーパーかな。まずは中華の「清蒸鮮魚」ですかね。スーパーの魚でトライしてみます。

 
 
 

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