「紹興酔蝦」を作ってみた

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昔から「紹興酔蝦」が大好きで、見つけるとかなりの確率で食べます。

マレーシアではよく行く「ユニークシーフード(奇怪海鮮酒家)」ですが、これを食べなかったときはないはず。

この海老は「Tiger Prawn(Udang harimau)」と呼ばれる海老で、家でも食べたい時に食べれたら良いなと思っていました。スーパーでも売ってますから。ちなみにこれはタイガーであって「ブラックタイガー」ではない。

紹興酔蝦そのものは昔からゴールドコーストでも作っていて、作り方そのものは簡単。問題は海老なんですね。

ビレッジグローサーで買ってきました。

これを茹でて「紹興酒ベースのタレ」に漬け込むだけ。まずはタレを作っておきます。「紹興酒」=「水+氷」の分量で、ちょっとだけ「フィッシュソース」と「塩」を入れる。キンキンに冷たくします。

お湯を沸かせてちょっとお塩を入れる。ここにネギ、ショウガ、レモンなどを入れることもある。そしてここに海老を投入。

赤くなって丸まればOKなんですが、やっぱりマレーシアだと「生の場合」は怖いので、2分半ほど茹でました。そして紹興酒タレの中に投入。

このまま20分も寝かせれば完成。

まず見た目で「新鮮ではない」のがわかりますね。黒ずんでいるし・・・・。(T_T)

食べた所、おおおお、イケるじゃんと思ったのも一瞬で、

味がない・・・(T_T)

いや、無くはないんですが、またミソもそれなりに美味しいのですが、ユニークシーフードで食べるものとは全くの別物。

もしこれをあの店が出したら、「ちょっとマネージャー呼んでくれる?」のレベル。(笑)

こういう紹興酔蝦を出されたら、もう二度とその店には行かないと思います。

でもま、家で食べるにはこんなもんかな、みたいな気がしないでもない。

ユニークシーフードでは「活エビ」を使うのが普通でしたが、この数回は「水槽」に海老は入っていません。でも注文するとなんともいえなく美味しいのが出てくる。

活エビじゃないにしても、新鮮だったらまるで違うんでしょう。

まずユニークシーフードのは本当に甘いんです。そして茹で方も完璧。

もし良いエビが手に入ったとしても、茹で方が難しいと思います。「半生でも良いや」ぐらいの気持ちで茹でないと難しいんですね。ほんの30秒でまるで変わっちゃいますから。プロがこんなことを言っていたのを思い出します。「殻と身の間に隙間ができては駄目。身の中に透明なところがあっても駄目」ですと。

茹で過ぎれば縮んで隙間ができるんでしょうし、茹で足りなければ真ん中は半生になるんでしょう。その違いは30秒程度だそうです。

何年も毎日作っているプロと同じものを私が作れるわけがないにしても、そして海老が新鮮ではないにしてもあまりにも違いすぎます。

こういうのは「お金を払って食べる物」なんでしょうが、作り方自体はシンプルですからどうにかそこそこの物を作れるようになりたいです。

市場に行ったら新鮮なのが手に入るんだろうか・・・・・。

とりあえず、スーパーの海老でこれを作るのはもう止めたほうが良いと思いました。

ていうか、こうやって味も素っ気もない海老ならどんな料理に使っても美味しくないんでしょうね。実はこのタイガーは前にも買って塩ゆでにして食べてみたことがあるんですが、あのときの方が今日よりは良かったようなきがするんですが、似たようなレベル。

こりゃうまい!というような海老じゃない。

プロが使うような新鮮な海老で一度作ってみたいなぁ・・・・

今までいろいろやってみた実験の共通点があります。

スーパーの海産物は期待しない方が良い

ってことでしょうか。でも何かあると思うんですよね~。それともそれは甘い期待なのか・・・・・。

 
 
 

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