どうも新年の挨拶って苦手です。とりあえず慣用句を言えば良いんですが、このブログではそれを言いたくない、みたいな感じがするんです。何かそういうありきたりのものとは違うものを皆さんと一緒に考えたいといつも思ってやってきましたから、逆に常識は壊そうみたいなところもある。
なーんて正月早々わけのわからないことを書いていますが、とにかくこのブログが続けられるのは皆さんのおかげであるのは確か。ここは情報提供ブログじゃなくて、ダボというジジーの「足跡」を書く日記でしかありませんが、思ったこと、感じたことを共感できる方々との出会いもあり、また私自身、勉強になることも多々あり、本当にやっていてよかったと思うのです。
そういう「仲間意識」を考えますと、どうにか一年も終わり、新しい年を迎えることが出来ましたね、
「御目出度う御座います」
とは言いたい。(笑)
この歳になりますと人生って一人で生きているんじゃないってのが実感としてわかりますし、臭い言い方になりますが、万人に、万物に、そして何か見えないものに手を合わせて感謝したい、そんな気持ちが強くなってきます。m(_ _)m
今年ですが、私は「世界的な波乱の年」になると見ています。あの「口だけ男のオバマ氏の責任」が大きいと思いますが、高いところから俯瞰すれば、これもまた流れなんだろうと思ったり。もうすでに臨界点まで来ている世界の矛盾をそのまま押し通すこと無く、小さな風穴を開けたのがオバマ氏なのかもしれない。
私はグローバリズムにはかなり前から反対してきたのはこのブログの読者は御存知の通り。世界の国境、ハードルが低くなっているのは間違いがありませんが、あたかも国境なんかないような動き、世界の違いをなくして平均化、正確に言えば「強者の論理で世界を動かす」やりかた、それをグローバル化なんて言い方でごまかしても無駄だと思っていました。
それに踊らされて、国際化だのなんだのとお調子に乗る人達はどうでも良いのですが、それぞれの国がそれでやっていけるわけがないと思っていました。TPPにも反対していたのはそれが理由です。
その心配が去年は各地で見えてきたのは間違いがなく、今までの反動でナショナリズムに動くのはそれはそれでうまくないと思っています。
でも難民問題も理想論では片付かず、イギリスのあの動き、トランプ氏がアメリカの次期大統領として選出された、そしてオバマ氏がきっかけを作ったように見えるけれど、イラン、サウジ、そしてロシア、トルコ、シリアの動きも「時代の流れ」のような気がします。
各国が内向きになって自国の利益を追求する。ま、これは昔からそうだったにしても今年はそれが目立つようになると私は想像しています。
今年はというか、これからの世界の流れは変わるんじゃないかと。
そして中国もかなり切羽詰った感じを受けるわけで、今年はかなり波乱の年になるだろうと思っています。
これは個人個人も同じで、大きな動きが世界に起きれば「生き抜く力が個人にないと淘汰される」時代だとも思うんです。政府に文句を言ってもどうにもならず、国自体が大きな世界の動きに翻弄される時代に入るとすれば、どうしたって「弱者」は切られる。
強いやつをもっと強くして、全体として勝たねばならない、そういう時代になるんでしょう。
それが良いとか悪いとかではなくて、そうなるんだろうと私は予想しています。その転換期が来た。その始まりが今年。
心穏やかに生きていきたい者とすればとんでもない時代になるのかもしれませんが、私は常に人生は戦争だと思っていまして、多くの人はそれを意識していないにしても、これからは「戦うこと」を意識せずにはならない時代になると思っています。
そういう意味では私にとっては別に目新しいことはないのですが、世界が動き出す夜明け前にゴゴゴ~~と地響きを起こしている様なそんな状態に感じます。
さてそんな時代をどう生きるか。これは若者もジジーもババーも関係ないわけで、皆一緒、皆同じ。
そして負けないぞ、頑張るぞという意思がある人が集まるのならば、そこに何か生まれるんじゃないかと私は考えていますし、そんなブログにしたいとも考えています。
新年早々変な話ですが、今年はかなり気を引き締めて進まないと「流されてしまう」ことになるんじゃないかと。
頑張ろうと思います。
そして、心を新たにして誓おうと思います。絶対に諦めないと。
「このままでは終われない。まだ夢の途中、諦めない・・・」
さてと、明日、いや今日ですが、初詣に行く予定。マレーシアに出雲大社があるなんて本当に有り難い。
神様に久しぶりにご挨拶とお礼をしてこないと・・。