マレーシアは高温多湿で、「腐る」のが想像していたのより早いのは来てからすぐに経験しました。冷蔵庫に入れた肉類も悪くなるのが早い。
20年近くマレーシアに在住している友人(飲食業)から「肉を買ってきたらすぐ【冷凍】するのは常識」と聞いてなるほどと思ったり。
冷蔵庫の中でも腐敗が早いのは、元々の食材に「たっぷり菌が付いている(笑)」ということだと私は理解していますが、これをどうにかしたいです。ましてや最近は「刺し身」を自宅で食べることも増えましたし、食中毒の多くは素材より「調理環境による」と私は考えていて、まな板、包丁、布巾などを綺麗にしておきたい。
また「生卵」が危険と言われていますが、菌は主に「殻の外側」に付着していると言われていて、生卵を食べないにしろ、「卵の扱い」が悪ければ危険なんですね。卵を「手で触る」「まな板や布巾の上に置く」ことがあれば、当然、綺麗に洗わないとうまくない。でも我々日本人って「卵は安全」だと信じているところがあって、「海外の生卵は危険」というのは頭ではわかっていても「取り扱い」に関しては無頓着だったり。
それでも問題がないってことは、もしかしたら「生卵を食べる」のも問題がないのかもしれない。
我が家は今までの海外生活で、平気で生卵を食べて来まして一度もあたったことがありません。だから「安易に考えている」部分も間違いなくあって、いつか酷い目に合うかもしれないと思っています。
一番良いのは「簡単に消毒が出来る環境作り」だと思っていて、マレーシアでも台所用の「殺菌グッズ」を手に入れましたが、これって食品には使えない。
一番良いのは「日本では普通に売っている【消毒用アルコール】を入手する」ことですが、これが売っていないんですね。これはオーストラリアでも同じでどこにも売っていない。いや、正確に言うと「メタノールが配合されたものは売っている」んですね。なんでメタノールなんて配合するんだよって思いますが、オーストラリアでは「飲料」に使う人が出てくるから。(笑)
これはマレーシアも事情は同じなんでしょう。エタノールだけの消毒用アルコールは売っていない様子。もし売っていたら是非教えてください。m(_ _)m
70度ぐらいのお酒があれば、それを吹きかけるだけでも良いとはおもうのですが、酒税が高いせいもあってそういう酒はない様子。またあったにしても「強い芳香」があれば使えない。
消毒用アルコールがないオーストラリアではどうしていたかというと、パナソニックが販売している「アルカリイオン水生成器」を使っていました。こちらでも売っていますが、これの上位機種ですと「強酸性水を生成」することができるんですね。それを使っていましたが、台所ではどの程度の効果があるのかはわからないものの、「家庭菜園」で使うとかなり効果があるのがわかりました。カビ類を簡単にやっつけることが出来た。
だからそのアルカリイオン水生成器を買えば良かったものの、こちらではかなり高価なので、家用のフィルターとしてその下位機種を買っちゃいました。これも一応「酸性水」を生成できるもののの、「かなり弱い」ので効果は疑問。アストリンゼンみたいに「顔を洗う」とかに使うのには良いのでしょうが、積極的に「消毒」や「殺菌」となると役不足。
どうしましょうかね
水道水って殺菌作用があるので水をじゃぶじゃぶ使うのも悪くないわけですが、私としては強力なのが欲しい。ま、「キッチンハイター」で台所、調理器具の除菌は普通にやっていましたが、ハイターで食品を洗うってのもねぇ。
でもハイターを使ってオーストラリアで「園芸用消毒液」として「酸性水モドキ」も作っていたんですよ。これは「ハイターを溶かした水」と「クエン産を溶かした水」を混ぜて作るもので(直接混ぜると非常に危険)、低コストで簡単に大量に作れますし効果は絶大でした。でも台所や食品には使ったことはない。
要は「次亜塩素酸水」でPHが3程度で酸化還元電位1000mV程度ですから、消毒液としてはかなり強力。
でもこれって食品に直接使っちゃっても大丈夫なんだろうか。それがわからず。
もし大丈夫ならぜひ作ろうと思います。スプレー容器に入れて一吹きすれば、雑菌は一瞬にして死滅するはずですから。まな板や包丁、布巾を洗うのにじゃぶじゃぶ使っても良いし。
食品に使っても大丈夫?ネットを調べてもよくわからず。