ダボ流「トレードの薦め」番外編 【相場】

トレードの薦めを書き始めましたが、早速、番外編です。(笑)

私のこのシリーズを楽しみにする方も少なからずいらっしゃるのですが、本日メールをいただきました。

「私は月に10万とかじゃなくて、もっと大きな夢をもっているんですが、その場合はどうすれば・・」

という内容。つまり、月に10万が目標の話では面白くないってことなんだろうと思います。

この辺は私の書き込みを読んで「察して」もらわないと困る部分で、では私が「まずは年収1億円を目標にしましょう」なんて書いたらどうなります?

「月に10万円の目標でも【問題がない】」ということを私は書きたいわけで、それを後々大きくするのはそれぞれの技量次第なんですね。

「月に10万円稼げるようになったら、それは月に1000万稼ぐのと同じである」

ってことなんですよ。それは前にも書いたことがありますが、投入金額が違うだけで10万円も1000万円もやることは同じなんです。でも全ては「月に10万稼ぐことから始まる」ってことで、月に10万稼げなければそれ以上のことは起こり得ないんですね。逆に10万稼げるようになれば、面白い将来が見えるわけです。

でもそれだけ資金を投入しないとならないのね、ってことになりますが、それは当たり前なんですが、では「大きく儲けたいから大きな資金が必要なのか」というとそうではないのです。

ここがなぜ「デイトレが優れているか」の大事なところで、デイトレって「投入金額」と「目標利益」の比率が長期投資とは全く違うんです。

ここのところを私は今までこのブログにハッキリ書いたことはありません。匂わせたことはありますが、ここをハッキリ書くと「射幸心を煽る」ことになりますし、「そんな馬鹿な」と思う人が増えるから。

でも楽しみがないとやってられないでしょうから、今日、そこを書こうと思います。

ただし、わかりやすいように「大げさ」に書きますから、それはお忘れになりませぬように。(笑)

例えば、私が息子をトレーダーとして鍛え上げるのに用意した資金は(たったの)1万ドルです。さてこれで何ができるのでしょうか。

私が「先物専門」なのはいつも書いていますが(その理由もいつかもっと詳しく書きましょう)、息子に課しているのはアメリカのCMEのS&P500のE-miniのトレードです。

S&P500のE-miniって何?ってことですが、S&P500という株価指数(日経225みたいなもの)の先物で、S&P500 futures ってのがあります。これがBigと呼ばれるもので、日経225先物のBigと同じ。これでは単位が大きすぎるので5分の1の大きさのminiができました。今ではこの取引量は先物としては世界最大で、Bigをも抜き去ってしまいました。

刻み値1ティックが12ドル50セントで、4ティックで1ポイント。50ドルという大きさ。例えばE-miniの価格が2450ドルだとすると、1ポイント50ドルですから、2450ドルの50倍。122500ドルの価値のものを売買しているのと同じ。つまり、株で言えば12万2500ドル相当の株を売買しているのと同じ。先物のミニ、1単位でこの大きさです。

これを売買するのに必要な証拠金ですが、証券会社によってまちまちなものの、デイトレ(その日中に決済する)の場合はなんと300ドル程度の証拠金で売買させる証券会社もあります。日をまたいでポジションを保つ場合は4000ドル前後かかりますが、デイトレは非常に優遇されています。

では300ドルだけ用意すれば良いのかってことですが、それでも多分トレード出来ないことはないと思うのですが、損失を出した場合はすぐにマージンコールが掛かりますので、ギリギリの資金しか用意しない人はまずいません。ではどのくらい必要なのか。

これはトレードスタイルによるんですね。たとえデイトレと言ってもかなり長い時間保持していればそれだけの値動きがあるわけですからリスクも大きくなります。また狙う値幅が大きな場合も同じで、当然負けたときも大きくなる。

私が長男に教えている手法では、狙うのはせいぜい2ポイント(8ティック)までです。金額で言うと100ドルでしかないんです。これが一度のトレードの目標額です。これって売買するものは12万ドル以上のもので、それのほんのちょっとした動きの100ドルしか狙わない方法だということ。びっくりでしょ。でもデイトレーダー、スキャルパーってのはこれが普通です。(笑)

だからといって損失が出た時も小さいってことではないのですが、よっぽどのことが起きない限り数千ドルの損失は出ないんですね。そんな額の損失が出る前に損切りポイントに引っかかって約定しますから。

またたとえ戦争が起きたり、911のテロが起きても、大震災が起きても、一瞬にして値が動くということはありえないんですよ。結果的に大きく動いても必ずそのニュースを得た人たちからの売りが【徐々に入ってくる】んですね。デイトレで常に値を見張っていますから何か起きたらすぐ値動きに出ますから分かるわけです。

この時に「買いポジション」を持っているなら早い時期に損切りできますし、もしも「売りポジション」を持っていたら想像を絶する大ボーナスとなります。

例えば近年で言えば、アメリカの大統領選挙ですが、トランプ優勢となって株価が暴落したんですね。そしてトランプ大統領になってもっと下落するかと思ったら今度は急騰。あれって日足を見ながらの投資(というかデイトレ以外)だとどうにも手が出ないんです(手を出した人は勝とうが負けようがギャンブルをしただけ)。ところがデイトレだとあの大きな一瞬の上下の動きでも「大きなトレンドになってチャートに出る」んですよ。イギリスのEU離脱選挙の時もそうですが、あの日一日で500万円儲けた日本の主婦の動画を紹介したことがありますが、ああいうことが起きる。でもそれは普通の投資家みたいに日足を見ていたらさっぱりわからないんです。それどころか急激な動きに驚いて、叩き売りしたり高値を掴んだりしてしまう。

でも小幅狙いのデイトレと言えども何か万が一のこともありますから、大きめに資金は用意します。それが1万ドル。でも1トレードごとの利益目標額は100ドルでしかありません。また基本的には2単位をトレードすることが多いので、目標額は200ドルと考えてもOK。

利益目標が200ドルと聞くと、なんだぁ、随分こじんまりしているなと思うでしょ。でもそれは122500X2の25万ドル相当の売買を一回のトレードで行うってことなんです。知らない人は恐ろしいと思うかもしれませんが、ま、デイトレっていうとそんなもんでしょう。(笑)

そしておなかつこの売買を毎日何度も行うわけです。10回行えば株式の現物で言うトータル250万ドル相当の売買を毎日することになります。

でもリスクは「一度に250万ドルの売買をするのとは全く違う」のがわかりますよね。ここがデイトレの優れたポイントの一つです。年間を通して考えると、それこそ日本円で500億円の売買をしていることになります。でもその数字でビビったら駄目なんですね。そんな大きな金額なら、年間に数十億円の損失も出るような気がしますが、そんなことは起こり得ないのです。また利益も数十億円出るなんてこともありえない。(笑)

またS&P500はアメリカはシカゴの先物ですが、当然、アジア時間、ヨーロッパ時間も他の先物を売買するんです。だからトータルの売買は40回を超えることもあるでしょう。他の先物も大きさは似たようなものですので、目標値も似ている。

それで1日のトータルの目標値ですが、一回の利益目標を100-200ドルとして、売買は20-40回するとして、まずは一日の目標2000ドルです。え?と思うかもしれませんが、だからこそスキャルは一生懸命やる価値があるんですね。でも息子がそれを出来るようになるまでどのくらいの日数、あるいは年数が掛かるのか、あるいは全然無理なのか、そこは未知数ですが、実はこれは息子の「第一目標」でしかないんですよ。

そして大事なのは「利益は溜め込んで、それを使って取引額を増やす」ことなんです。これも10%増えたら5%増やすみたいでも良いし、10%増えたら10%増やすでも構わない。どちらにしてもここは個人のリスクの考え方一つですが、大事なことは「ここでもルールを必ず守る」ってことなんですね。

そして「利益は使わないで溜め込む」というのが何よりも大事。

とらぬ狸の皮算用で、もし一日2000ドルの目標が達成できたとすれば一ヶ月で4万ドルになり、手持ち資金は5万ドルになりますから、1ヶ月後には取引額を5倍にするわけです。ま、そんなにうまくいくことはまずありえませんが、考え方はそういう考え方です。もし一日平均目標の4分の1の実績で500ドルだとすれば月に1万ドルですから(手持ち資金は2万ドルになる)、次の月には2倍にする(当初の投入金額が1万ドルだから)。逆に1ヶ月で計算をシメて負けが出ているようなら、次の月からは取引額を半分に落とす。

つまり利益が出たらその利益に合わせて取引高を増やし、利益が出ないなら半分に落とす。利益が出ない月が続けば、それこそ毎月半分、次の月もその半分と最小単位まで下げていきます。

ここで重要なのは、利益が出て増やす割合より、負けた場合の減らす割合を大きくするってことです。わかりますよね。「勝ち続けない限り増やせない状況」を維持するのがポイントです。手持ち資金が3倍になったら取引額を2倍にする、1.5倍にするというのでもかまわないと思います。手持ち資金の割合が増えればそれだけ不安は少なくなりますから。

この方法を取る限り「利益を出せない限り取引額は大きくならない」ですから、つまり下手くそならいつまでたっても「最低の取引単位」が延々続くわけです。FXだとすれば1万ドルロット1枚を延々続けることになります。そして一回のトレードの利益目標額は100~200円です。1日2000円の利益目標。(笑)

このルールを守っている限り、先物だろうがFXだろうが、「絶対に大損しない」んです。

また逆に、うまく動き出した時には「どんなに怖くてもルール通りに取引額を増やす」のも大事なんですね。それをしないといつまでもダラダラとトレードを続けることになります。

でもこれも心理的にはかなり難しくて、人それぞれ「安心してトレードできる限度額」ってのがあるんですよ。FXもそうですが、10万ドルの売買は誰にでもできたとしても100万ドル単位の売買は普通の人は手が震えるんですね(笑)。たったの1Pip動いただけで1万円ですから、30pipsも動けば儲けても損しても30万円。これだと顔は紅潮して手は汗でネトネト、息も過呼吸になるなんてことが起きるんですよ。それどころか勝っていれば、自動的に「もっと増やす」んですよ。(笑)

でもそれを乗り越えないと大きな利益を出すことはできないんですね。だから「自分がどう思おうと関係なく、機械的に取引額を増減することが重要」になるんですね。

でも額が大きくなると「手が震えて注文ができない」「勝てない」ことも頻繁に起きるんですね。これが普通です。

ところが、その資金は「自分が用意したものか」「利益を貯めたものか」でかなり意味が違うわけで、「これで負けても損はでない。大丈夫だ」という状態を維持しないと駄目なんですね。だから「勝たない限り取引額を増やさない」というのが非常に大事なルールとなるわけです。もし万が一大損しても、手元資金より損失が増えない状態を維持することが重要。それでも額が大きくなると不安は半端じゃありませんから、自動的に増やすにしても手元資金が2倍になったら売買額は1.5倍にするみたいに、手元資金の割合をどんどん大きくします。と同時に負けが続いたら、大きく減らす。

ですから「月に10万円」という話をしましたが、月に10万円の利益が出せるようになれば、それすなわち、いつの日にか1千万にもなるってことなんです。これが大事なポイントですが、そうできない手法は「全く意味がない」んです。何年も遊んでいるのが続くだけですから。相場好きでそれを続ける人はいくらでもいますが、「利益を出すのが目的」だとするならいつまでもダラダラやっていたら駄目なんですね。

だから大事なのは「勝率」だと私はいつも書いています。利益幅は小さくても負けないのが大事(ただしドローダウンが大きな手法は絶対に駄目)。勝率が低いと「勝ったり負けたり」が延々続くんですね。ある意味、それはそれでかまわないわけです。取引額を自動的に増やしたくても増えませんから。もしそこから抜けることが出来ないのであれば、「相場は自分には合わないと潔く諦める」べきなんですね。でもそれでも良いわけです。何百万、何千万も損するわけじゃありませんから。授業料としては安いはずで、世の中の「相場で大損した」という人は多いですが、ルールも決めずにやって大きく突っ込むから大きく負ける経験をすることになるのね。

前に書いたように、トレードの本質的な勝率って50%なんですね。だから「勝とうと思わずに」「負けない方法を追い求めれば良い」ってことなんですよ。でも普通の人は勝つことしか考えないからおかしなことになる。ましてや売買ルールも決めずにその時その時、感情のままで売買するのが普通ですから、これじゃ勝てるほうが不思議なんですね。

これでおわかりでしょうか。「月に10万円目標」でも全く構わないということです。

そして相場なんか(と言っちゃなんですが)いつまでもダラダラやらないほうが良いと思います。やる時にはしっかりのめり込んで利益を出して、ある程度溜まったら利回りは低くてもかまわないから安全な投資先に全部突っ込んで、その時こそ「早期退職なり」「自由に生きる」「本当にやりたかったこと」を始めるべきだと「私は」思っています。

逆にそれだけの利益を出せたのは大きな自信になりますから、暇な時にはちょっとトレードしてみるとか、半年頑張って半年遊ぶとか、それは自分の好きにできるということ。あるいは「伝説を作る」ことに挑戦するのも良いかもしれません。(笑)

でもね、デイトレではいつか必ず頭打ちになります。どんどん取引高を大きくしても、いつかその自分の注文で値が動いてしまう時が来るんですね。だから思うように勝てなくなります。そうならないように、「市場の大きな先物をトレードするのが重要」なんですね。ローカルの先物で値動きがおもしろいものもありますが、それでは将来がないってことなんです。小遣い稼ぎが目的ならそれも良いでしょうが。

ですからメディアでも有名なBNFさんみたいなレジェンドになりたいと思う人は、他の方法を探すしか無い。(笑)

でもね、それも出来なくはないかもしれません。デイトレで養った技術は、日足を見ての「スイングトレード」や「ポジショントレード」でも使えるわけですから。

いかがでしょうか?

月にたった10万円かよ、と思っていた人はこれでご満足いただけるかと。(笑)

最後に・・・、月に10万円をバカにする人は、月に100万円、1000万円も絶対に稼げないってことです。

それと絶対に忘れてはならないことは、前に書いたことと同じように「ルールを作ってそれを【必ず】守る」ということ。うんうんって思うかもしれませんが、これが結構守れないんですよ。それだけ人の欲望、不安って大きくてそれが必ず頭をもたげて邪魔をにし入ってきます。ルールは適時変えて自分が納得できるものを作らないと駄目ですが、それは絶対にトレード中にやっては駄目なんですね。「自分の中のアホ」が必ず出て来て、「ルールを変更しろ~~~」って騒ぎますが、それを完全に無視ができるようにならないとかなりまずいことになります。(笑)

トレード中に、「そろそろアホが出て来て騒ぎ出すかな?」なんて思えるようになればしめたものです。でも、絶対に無視ね。

う~~~む、今日はちょっと大げさに書きすぎたかな?(笑)

そう簡単に行くか?って思いますよね?

そりゃ簡単なわけはないじゃないですか。(笑)

でも進むべき道はこれしかないと私は考えているってことです。そしてこれが私が歩んできた道。そしてまた息子と一緒に歩き出した道。机上の空論じゃないってことです。

決して簡単ではありませんが、この方法から外れると大きな夢は遠のくはず。逆に、「そんなにいらないよ」なんて思ってもやり方は同じなんですね。目標額が少ないから簡単になるってわけじゃない。どうせやるなら将来が面白そうな方法が良いんじゃない?

(補足)

一日の目標を2000ドルとしていますが、私達が売買するのは先物ですので、E-miniという小さな先物でも決まった大きさがあって、結構長い時間、他の先物も売買しますのでどうしても目標値のこの金額がミニマムとなります。

では一日の目標値を100ドル、200ドルとした場合はどうかですが、1トレードとしてはそうなりますが、10回~20回トレードする場合、一回の目標値を10ドルとはできないんですね。最小単位の売買でも1ティック12ドル50ですから。でも一回の売買で狙う幅は100ドル、200ドルとして、数時間の売買で、500ドル狙うってのは妥当な線かもしれません。一般的にはそこからスタートですね。(私たちは一日10数時間張り付きますので、それはレアケースと思って良いかも)

どちらにしても、必要な証拠金、安全を考えたそれなりの手持ち資金は目標金額に関わらず同額となります。

要は先物の大きさがそうなっているからで、もっと小さな単位で売買したい場合はCFDならできると思います。ただCFDの場合は「証券会社のノミ行為」と同じでちゃんとした証券取引所を介した売買ではないし、スプレッドが大きくてスキャルには向いていません。大事な出来高もわからないし。でもま、データは先物を見て、売買はCFDという手もあるかもしれない。あるいはETFもあるのでそれは少額からできるかも。

そうなると残るはFXか、となりますが、FXって私はどうにも好きになれないんですよ。為替売買が好きじゃないっていう意味ではなくて、いわゆる多くの方が売買するFXの仕組みが嫌いなんです。だから私が為替売買をするとすればやっぱり先物です。FXしかないとしてもFXのスキャルってどうでしょうか。そりゃFXでスキャルをやる人は大勢いますが・・・・。

数分で勝負するスキャルじゃなくて数十分~数時間の勝負で使うなら良いかもしれません。

 
 
 

     
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